診察室で運動指導する医師の割合は意外にも・・・
~ほとんど運動指導しない医師は20%に及ぶ~
報道機関各位
プレスリリース
2023年9月28日
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診察室で運動指導する医師の割合は意外にも・・・
~ほとんど運動指導しない医師は20%に及ぶ~
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整形外科専門医の歌島大輔が運営するYouTubeチャンネル「すごいエビデンス治療 | 整形外科医 歌島大輔」にて、【お医者さんにお聞きします!】という前置きで、アンケートを実施しました。質問は「あなたは患者さんに疾病予防・管理目的の「運動指導」をしていますか?また、それはどんな指導ですか?」というものであり、その回答は興味深いものでした。
「すごいエビデンス治療 | 整形外科医 歌島大輔」は、健康・医療情報を学び実践するための現役医師によるYouTubeチャンネルです。
私、歌島が整形外科医であるがゆえに、強く感じるのは、医療・健康における運動の重要性です。例えば2019年発行の「腰痛診療ガイドライン2019」においては腰痛に対する運動療法はエビデンスの強さは上から2番目の「B」、専門家における総合的な推奨度は最も上の「1」と示されています。そういった「治療」としての運動もエビデンスが様々な分野で確立してきている中、同時に健康維持における運動の効果は周知の通りです。
そういう意味では、医師が診察室において「運動を推奨する」、「運動を指導する」という場面が日常的に行われていて然るべきと考えられますが、歌島の実感では運動指導に力を入れている医師は整形外科医ですら多くないなと感じていました。そこで今回、医師を対象にアンケートをしてみました。
結果は、「運動指導はほとんどしない」:20%、「ざっくり『運動をした方がいいよ』とだけ伝える」:30%、「『こんな運動がオススメだよ』くらいは伝える」:20%、「具体的な運動方法をレクチャーする」:20%、「運動療法プログラムを準備している」:11%という結果でした。なお、こちらは合計で117票の集計結果になります。また、この「すごいエビデンス治療」というYouTubeチャンネルにそれだけの医師の視聴者がいるのか?ということですが、それを確認するために、以下のアンケートも取っております。それは、「あなたは医師ですか?医師ではありませんか?」という質問です。これに対して、「はい、医師です」という回答は9%でした。当チャンネル登録者は14万人以上ですから、少なく見積もっても数千人以上はご覧いただいていると考えてよいと判断できます。
今回の「どのくらい運動指導していますか?」というアンケートの最多得票数であったのは「ざっくり『運動をした方がいいよ」とだけ伝える」でした。これは一般的には十分な指導とは言えないと思いますが、一方で検査、薬物治療で手一杯な医師もおられますし、専門科ごとに指導の必要性も違う中で、それでも、「何かしらの指導をする医師(「ほとんど指導しない」という回答以外)」が80%おられることに安心感も覚えますし、やはり、運動は重要だなと再認識させられました。
運動療法・運動習慣はやはり多くの医師の認識としても重要である一方、十分な指導が受けられる機会はまだまだ限られることも明らかになった今回のアンケート。これを踏まえると、運動に対する医学的根拠がある情報を発信していく意義は大きいと考えられます。
今回のアンケートを基に、「すごいエビデンス治療 | 整形外科医 歌島大輔」というYouTube チャンネルでは、医学的根拠を重視した情報発信、啓蒙活動をすることで、一般の方の健康リテラシーを高め、健康被害に遭うような人を減らしていくことを目指します。ぜひご注目ください。
【「医者が感じるニセ医学が多い分野・業界」調査概要】
調査知識:全国
調査期間:2023年9月
調査方法:自社YouTubeチャンネルでのアンケート調査
調査対象:全年齢の医師
有効回答117名 調査会社:自社
【YouTubeチャンネル】
すごいエビデンス治療 / 整形外科医 歌島大輔
https://www.youtube.com/channel/@d.utashima
【公式Twitter】
https://twitter.com/pedro0507
【本件に関するお問い合わせ先】
名称:合同会社BIGS 代表:歌島 大輔
住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目11-2 スカイメナー横浜422
TEL:05052166703
E-mail:sportsonlinecoach@gmail.com
HP:https://utashima.com/
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