難病のキッズクリエイターYURINAデザイン、世界にひとつだけの寄付付きフェアトレードコーヒーをクリスマス限定で12月23日より販売開始
「東京おでかけプロジェクト」(代表:中嶋弓子)は、難病のキッズクリエイターYURINA、すくすくハウス(柏市)で働く障害者の方々と協働し、売上げの一部が寄付になるフェアトレードコーヒーを販売します。
■取材依頼はこちらから https://forms.gle/vG58gkRs5ABXAJu98
東京おでかけプロジェクトとは?
世界で1番赤ちゃんが安全に生まれる国、日本。
※ユニセフ報告書『Every Child ALIVE』より(https://www.unicef.or.jp/news/2018/0023.html)
でも、医療技術の進歩によって救える命が増えると同時に、医療的ケアを日常的に必要とする「医療的ケア児」と呼ばれる子ども達や、病気や障害のある子どもが日本では増えています。
「呼吸器等の医療的ケアが必要だと、アラーム音が鳴ったり周りの目が気になっておでかけしづらい」
そんな子どもの現状とともに、ご家族も24時間365日、休む間もなく自宅や病院でケアに追われ、十分な睡眠をとることができなかったり、キャリアを諦めているのが実情です。
もっとご家族で安心しておでかけできる場所が街に増えたら。街に仲間が増えたら。
もっと親御さんたちも、子どもから離れて気軽に「リフレッシュ」できる機会があったら。
そんな想いから、東京おでかけプロジェクトではご家族向けに”はじめて”のおでかけを応援したり、親御さん向けに”わたし”に戻る時間などを提供したり。
これまで神保町のブックハウスカフェや六本木の文喫、ROSEGALLERY銀座や資生堂パーラー、京都の仁和寺、佐賀の武雄図書館など。
全国の素敵な場所をお借りして、計14か所、33回、のべ955名の方々に心躍るひとときを提供してきました。
なぜ、売上げの一部が寄付になるフェアトレードコーヒーを売るのか?
きっかけは、一緒におでかけした難病(先天性ミオパチー)の女の子との出逢い
医療的ケアを日常的に必要とする「医療的ケア児」といっても、状態はさまざま。
昨年の夏、私たちは先天性ミオパチーという筋肉の難病疾患と人工呼吸器による医療的ケアが必要な古川結莉奈(ふるかわゆりな)さん11歳と出会いました。
「本屋さんに来たの、はじめて!」
学生おでかけサポーターと大好きな宇宙や星空、アイドルの本を探す結莉奈さん。
自分の力で身体を動かすことがほとんどできないといいますが、ふだんから小さな声や指、視線入力を上手に使う結莉奈さんと、自由な発想で一緒に本屋さんを楽しみました。
結莉奈さんの描いた詩と画
好奇心旺盛でユーモアたっぷりの結莉奈さん。
このとき、「はじめまして」とお手製の名刺カードをいただきました。
そこには結莉奈さんらしい感性で書かれた詩と画のデザインが。なんてかわいいんだ!と一目惚れした東京おでかけプロジェクトメンバー。
そのころから何かコラボできないか?結莉奈さんのようなお子さん達とご家族のことを知ってもらうきっかけにならないか?そのときを待ち続けていたのでした。
今回実現した世界にひとつだけのオリジナルフェアトレードコーヒー
東京おでかけプロジェクトの活動も今年に入り5年目を迎え、計14か所、33回のイベント開催、のべ955名の方にこれまでご参加いただきました。
東京おでかけプロジェクトの活動は、「どんな病気や障害がある方も、診断のない方も、そしてそのご家族もおでかけイベントに参加してほしい」という想いから、医療や福祉の制度を使わずに、みなさまのあたたかいご寄付により運営しています。
12月は寄付月間、そして東京おでかけプロジェクトの5周年。
ぜひ結莉奈さんとオリジナル商品をつくりたい。
そんな想いから実現したのが今回の世界にひとつだけのオリジナルフェアトレードコーヒーです。
今後、この取り組みは結莉奈さんのようなお子さんたちのお仕事体験の場にもなっていけばとも思っています。
寄付付きフェアトレードコーヒーの販売について
当団体へ3,000円以上のご寄付をしてくださる方向けに、3袋が1つのセットになった限定100セットを、2024年12月23日から東京おでかけプロジェクトECショップ「STORES」にて販売を開始いたします。東京おでかけプロジェクトロゴデザインのボックス付きなので、ボックス付きでギフトとしてだれか大切な方に贈るのも、個包装になったコーヒーを小分けにして贈るのもおすすめです。
ECショップ「STORES」販売サイト
https://tokyoodekakeproject.stores.jp/
キッズクリエイターYURINAよりメッセージ
わたしは、好きなところや、まだ知らないところへおでかけすることが好きです。おでかけは楽しいし、そこで出会った人と友達になれるかも?とワクワクします。みなさんにとっても、おでかけとクリスマスがワクワクした楽しい日になりますようにと思って制作しました。
今回ご協力いただいたみなさま
■すくすくハウス統括施設長 大久保夏樹さん
千葉県柏市で、医療的ケアや障害がある方向けの福祉サービスを提供する「すくすくハウス」を運営しています。すくすくハウスで働く就労チームのみんなと、このコーヒー制作に携われたことを嬉しく思います。
おいしいコーヒーで ホッと一息つく時間が、ママやパパ、そして子どもたちの笑顔につながりますように。
■アートディレクター 柿沼智恵さん
「つながる視点、つづく物語をデザインに」をテーマに、東京おでかけプロジェクトのアートディレクションを担当しています。
結莉奈ちゃんの詩とコーヒーを通して、笑顔がたくさん生まれますよう願っています。
東京おでかけプロジェクトよりメッセージ
好奇心旺盛な結莉奈さんやすくすくハウス就労チームのみなさん、柿沼さんの力をお借りして完成した、世界にひとつしかないオリジナル商品。
今後、結莉奈さんのようなお子さんたちのお仕事体験の場としても、東京おでかけプロジェクトのチャリティーグッズ製作が役立てたらと考えています。ぜひ、おいしいコーヒーを楽しんでいただけたらうれしいです。
東京おでかけプロジェクト概要
「行ける場所より”行きたい場所”」へおでかけしよう。街の人の目を変えていこう!をコンセプトに、病気や障害がある子どもと家族がおでかけしたい心躍る場所をお借りして、「家族のはじめてのおでかけ体験」「親が”自分”に戻る週末」などを提供しています。
■撮影
吉澤健太
■過去のイベントの様子
動 画:https://www.youtube.com/@tokyoodekakepj
レポート:https://tokyoodekakeproject.com/#cb_5
【お問い合わせ先】
東京おでかけプロジェクト 中嶋弓子
メール:tokyo.odekake.project@gmail.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像