MizLinx、「NEDO Challenge for BLUE ECONOMY」1次コンペティション 部門5 にて優勝

水中ロボットによる船底検査精度が高く評価される

株式会社MizLinx

株式会社MizLinx(東京都荒川区、代表取締役 CEO 野城菜帆、以下 MizLinx)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構※1(以下 NEDO)が主催する「NEDO懸賞金活用型プログラム/広範囲な浅海における短時間計測・観測システムの開発(NEDO Challenge for BLUE ECONOMY)」の1次コンペティションにおいて、「部門5:船底マッピング・船底状態の把握」で優勝を果たしました。本コンペティションは2026年5月11日(月)から15日(金)にかけて静岡県沼津市の平沢マリンセンターにて開催されました。

図1 MizLinxが開発した水中ドローン MizLinx UUV (水中ロボット)

コンペティションの概要

「NEDO Challenge for BLUE ECONOMY」は、革新的な水中計測・観測技術の創出を目的としたNEDO懸賞金活用型プログラムです。地球温暖化による気候変動への対応や、船舶を介した外来生物の越境移動防止など、海洋が抱える課題に対し、先進的な技術ソリューションを募集するものです。国内から水中ロボット・センシング・AIなどの最先端技術を持つ企業・機関・大学が多数参加しました。今回の1次コンペティションでは、「藻類の計測・解析技術」や「船底マッピング・船底状態の把握」など全5部門の競技が実施されました。

2.参加内容と受賞内容

部門5「船底マッピング・船底状態の把握」(競技日:2026年5月15日) 優勝

提案名:「狭隘環境を潜航可能な船底検査ロボットの開発」

 船底に見立てた鉄板(幅3m×長さ3m、水深3m)を水中ロボットで計測し、バイオフィルム(マイクロファウリング※2)の付着有無を正確にマッピングする技術を競う競技です。MizLinxが開発した船底検査ロボット用水中ドローン MizLinx UUV ※3は、狭隘空間でも安定して航行を行い、AIによる微細な付着物判定を実現する技術力が高く評価されました。

受賞コメント

株式会社MizLinx 取締役 石川空

「このたびは優勝という評価をいただき、誠にありがとうございます。海洋産業の脱炭素化・省人化に貢献できる技術開発を続けてきた成果として、大変光栄に思っております。今後もMizLinxは水中ロボット・IoT・AIを融合させた海洋テクノロジーの社会実装に向け、さらなる開発・実証を推進してまいります。」

3.開発技術の概要

MizLinxが部門5で使用した船底検査ロボットシステムの主な技術的特長は以下のとおりです。

  • 移動・位置決め:IMU※4およびDVL※5、音響ソナーを用いた自己位置推定により、波や潮流などの外乱環境下でも安定した航行を実現。

  • 近接撮影・照明:高感度カメラとLED照明により、船底0.5〜4mの距離で鮮明な画像を取得。自社開発の水中画像鮮明化技術により、低照度・濁水環境でも高品質な映像を確保。

  • AI解析:独自のAIモデルを用いたマイクロファウリングの自動判定。船底画像から微細な付着物を検出。

図2 自社開発の水中画像鮮明化技術(左:処理前 右:処理後)

4.今後の展開

MizLinxは本受賞を契機に、船底検査用水中ロボットシステムの開発をさらに推進いたします。本システムは、自律航行・近接撮影・AI解析を組み合わせることで、従来のダイバーやROV※6による船底点検の効率化と省人化を実現するものです。今後は海運業界での実用化に向けた検証を進めてまいります。

※1 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(略称:NEDO):経済産業省所管の国立研究開発法人。

※2 マイクロファウリング(バイオフィルム):船底に付着する微生物由来のぬめり層(スライム)。早期検知が燃費悪化や外来生物拡散の防止に有効。

※3 UUV:Unmanned Underwater Vehicleの略。無人水中航走体の総称。人が乗り込まずに水中を移動・作業できる機体全般を指す。

※4 IMU(Inertial Measurement Unit):慣性計測装置。加速度センサとジャイロセンサを組み合わせ、機体の加速度・角速度を計測する装置。GPSが届かない水中での姿勢推定・位置補完に用いる。

※5 DVL(Doppler Velocity Log):ドップラー速度計。超音波のドップラー効果を利用して対底速度を計測するセンサ。IMUと組み合わせることで水中での自己位置推定精度を高める。

※6 ROV(Remotely Operated Vehicle):有線で遠隔操縦する水中ロボット。

会社概要

会社名 :株式会社MizLinx

代表者 :代表取締役 CEO 野城 菜帆

設 立 :2021年8月18日

所在地 :東京都荒川区南千住8丁目5番7号 白鬚西R&Dセンター216号室

事業内容:海洋モニタリングシステムの開発・提供/水中ロボットの開発/受託開発・コンサルティング・共同研究

主な製品:海洋モニタリングシステム「MizLinx Monitor」/水中ロボット「MizLinx UUV」

Webサイト:https://mizlinx.com/

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社MizLinx

広報担当 佐々木

メールアドレス:pr@mizlinx.co.jp

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会社概要

株式会社MizLinx

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URL
https://mizlinx.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都荒川区南千住8丁目5番7号 白鬚西R&Dセンター216号室
電話番号
-
代表者名
野城菜帆
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年08月