脱炭素社会実現に向け、組子細工梱包緩衝材にバイオマス原料を使用したミナフォーム採用!
酒井化学工業は、温室効果ガス排出量削減が可能なバイオマス原料を一部使用した梱包緩衝材を、組子づくりを通して環境問題に取り組み国内外のコンテストで受賞している株式会社タニハタに導入していただきました。
バイオマスミナフォームとタニハタ組子細工
■バイオマスミナフォーム導入の背景
組子細工の梱包は、緩衝材を組子細工に直接巻き付けて、その外側を段ボール紙で梱包しています。以前は気泡緩衝材を巻き付けていましたが、気泡緩衝材の気泡跡が組子細工表面について困っていました。製品梱包の品質改善と「環境に良い製品に切替えができるものを常に検討している」というタニハタ谷端信夫社長の考えからバイオマスミナフォーム導入となりました。
梱包担当の水上智美さんは「特に杉・ヒノキなどの国産材針葉樹はキズがつきやすいのでバイオマスミナフォームは使いやすい」とのことです。
バイオマスミナフォームで梱包された組子細工
■CO2削減に貢献するバイオマス原料を一部使用したミナフォームの特徴
ミナフォームは独立気泡を有するポリエチレン製の発泡緩衝材です。
柔軟性に富み、緩衝性に優れています。独立気泡のため、撥水性、防湿性にも優れています。
このミナフォームにバイオマス原料を10%含有することで、石油由来原料の少量化、温室効果ガス削減が可能になります。
温室効果ガスの削減量グラフ
■タニハタの環境活動について
タニハタでは、2011年より環境問題への取り組みを開始。
電力は100%自然エネルギーを使用、「木を無駄なく使い切る」として組子加工で発生する端材やおが屑をペレット化し、ペレットストーブの燃料として工場内の暖房に使用しています。また作業服には伝統産業の素材を使用することで、極力エアコンに頼らない職場環境をめざしています。
このような活動が認められ、令和3年度に「気候変動アクション環境大臣表彰(環境省)」や「ウッドデザイン賞奨励賞(林野庁補助事業)」をダブル受賞しています。
■株式会社タニハタについて
株式会社タニハタ
代表取締役社長 谷端信夫
本社所在地 〒930-0816 富山県富山市上赤江町1-7-3
URL http:// www.tanihata.co.jp
■酒井化学工業株式会社について
酒井化学工業は1963年、合成樹脂加工製品メーカーとしてスタートを切り、現在は合成樹脂押出事業のフィルム、発泡シート、気泡緩衝材、プラスチックダンボールの4事業へ展開を行い、これら全てを行っている日本で唯一の会社となっています。「世の中に必要な会社でありたい」という思いのもと、お客様のご要望にお応えし続けることで世の中から必要とされる企業をめざしています。
今後は合成樹脂の特性を更に活かせる研究開発や酒井化学グループ全体での地球温暖化防止への取り組みを行い、地域社会との共存共栄をはかっていきます。
■会社概要
酒井化学⼯業株式会社
代表取締役 酒井 清章
本社所在地 〒916-0088 福井県鯖江市川去町32字2-1
ホームページ https://www.sakai-grp.com/
オンラインショップ https://store.sakai-grp.com/
問い合わせ先 direct@sakai-grp.com
facebook https://www.facebook.com/JiuJingHuaXueGongYe
Instagram https://instagram.com/sakaichemical?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
YouTube https://youtu.be/QYJdBs3q3ek
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