ホテルニューアワジ、「ひょうご産業SDGs認証企業（ゴールドステージ）」に認証。

宣言企業1124社の中で僅か6社のみ選出「ゴールドステージ」企業として登録されました

株式会社ホテルニューアワジ

2023年12月22日 09時34分

近畿・中四国エリアで17のグループホテルを展開する株式会社ホテルニューアワジ（兵庫県洲本市、代表取締役社長:木下学）は、兵庫県が県下企業によるSDGsに関する取組みを評価・認証するために創設した制度「ひょうご産業SDGs認証事業」において、宣言企業1124社の中で僅か6社のみ選出（宿泊業界では1社のみ）の「ゴールドステージ」企業として認証されました。

■ひょうご産業SDGs認証事業

「ひょうご産業SDGs認証事業」とは、推進宣言企業を対象に県がSDGsに関する取組を評価・認証する制度を通じて、推進宣言企業の取組みのさらなる深化を促し、SDGs先進県を目指すため2023年に都道府県では近畿で初めて創設されました。社会・経済・環境に関する全30項目に亘るチェックシートにより、自社のSDGsの取組を評価するもので、最上位であるゴールドステージは30項目中25項目に対応することが求められます。

ホテルニューアワジグループはこれまでのホテル運営の中で、「環境や社会が抱える問題の解決に寄与し持続可能な社会を実現する」というSGDsが掲げる開発目標にも繋がる様々な課題への取り組みを行って参りました。

ホテルニューアワジグループのSDGs

https://www.newawaji-hotels.com/sdgs/

認証区分の中で最上位として位置付けられる「ゴールドステージ」は推進宣言企業による「独自性のある取組」について審査を実施されますが、この中で当社は、「経営難・廃業に陥った宿泊施設を再生・リブランドし、持続可能な地域経済へ貢献」する取り組み、「地産地消に拘った食材を活用することで地域活性化を図るとともに、フードマイレージと食品ロスを削減」する取り組みが特に評価され、この度の認定に至りました。

■再生事業の一例（湯山荘阿讃琴南）

香川県と徳島県の県境の山間、高齢化率4割超・人口3000人に満たない過疎地域である旧琴南町で唯一の温泉旅館であった「ビレッジ美合館」（1988年創業/2014年廃業）を引き継ぎ、2017年5月に「湯山荘阿讃琴南（ゆざんそうあさんことなみ）」としてリニューアルオープン。新鮮な空気が満ちた緑豊かな山間というロケーションを活かし、自然と一体となった野趣あふれる自家源泉の露天風呂、山の息吹を感じられる温泉露天風呂テラス付客室や斜面に点在し山の稜線を一望できるロッジ、地元食材を活用した地産地消の料理など、この地でしか味わえない滞在体験を提案。開業当初から中四国・近畿地方だけでなく、関東を中心に日本各地からゲストが来館、新型コロナウィルス禍においても地元香川県を中心に宿泊者の流れは途絶えることなく、逆にパンデミック前よりも多くの宿泊者が訪れ、年間稼働率8割（2022年実績）を超える人気の宿泊施設に成長。この再生事業を通じて、周辺地区の雇用創出・地産地消で地元食材の利用を推進することによる一次産業の活性化など、持続可能な地域経済への貢献に取り組んでいます。