「搾乳もできますステッカー」を全国の高速道路SAに掲示開始
ママの安心と利便性を高め、公共空間での育児支援を推進

NPO法人ひまわりの会(東京都、会長:野田聖子)は、国土交通省と連携し、全国の高速道路サービスエリアを中心に約250か所の授乳スペースに「搾乳もできますステッカー」の掲示を進めています。
現在、多くの施設では防犯上の理由から、授乳スペースへの入室に子どもを帯同することを求めています。そのため「ママだけでは入室を控えてしまう」という意識が生まれています。この結果、ママが搾乳を行うことが難しく、やむを得ずトイレや車内で搾乳をせざるを得ない状況が起きています。
このような状況を改善するため、ひまわりの会は「搾乳もできますステッカー」を掲示する取り組みをスタートしました。ステッカーを掲示することで、授乳スペースが搾乳にも利用できることを明示し、ママが安心して利用できる環境づくりを目指しています。
その第一弾として、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路において、約250か所の授乳スペースで掲示が進められています。
さらにこの活動は全国に広がりを見せており、全国道の駅連絡会では300か所の掲示を予定しています。また、東京都や大阪府、福岡県などの公共機関での掲示も進められており、今後は空港ビルや鉄道施設での導入も検討されています。
ひまわりの会は、本取り組みを通じて「搾乳が安心してできる社会環境」を広げていくことを目指し、妊産婦やその家族を支える社会づくりに貢献してまいります。
【母子健康手帳デジタル版】

【本件に関するお問い合わせ先】
特定非営利活動法人ひまわりの会
広報担当:武永早苗
Email:flower@npohimawari.or.jp
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