スポーツ界横断の使い捨てプラごみ削減プロジェクト『HEROs PLEDGE』に栗原文音氏が参画
〜リオ五輪出場の元バドミントン日本代表がスポーツ界横断のプロジェクトにパートナーアスリートとして参画〜
栗原氏は、アスリートとしての自身の力を社会に広く活用していきたいという思いから社会貢献活動を積極的に行い、過去よりHEROs の取り組みにも参加していました。また現役時代から所属し、現在は社員として働いているBIPROGY株式会社では社会課題を解決する社会DX事業の開発に従事するなど、環境問題への取り組みに関しても日々向き合っています。そのような背景から、HEROs PLEDGEの目指すビジョンに共感するとともに、既にHEROs PLEDGEのパートナー団体として参画している日本バドミントン協会と連携しながらバドミントンファンを中心に啓発活動を進め、社会のロールモデルとなるような取り組みを行なっていきたいという思いの元、この度パートナーアスリートとして参画することになりました。
栗原氏は、日本バドミントン協会と連携し、主催大会における使い捨てプラごみの削減やバドミントン関係者及びファンへの啓発を行ってまいります。8月20日から25日まで横浜アリーナで行われる「ダイハツジャパンオープン2024バドミントン選手権大会」では、水鳥と人間の環境保全を推進するサステナビリティ活動の一環として、バドミントン・ファンや選手、指導者の方々とともに、エコステーションでの分別・リサイクル推進に取り組みます。同大会ではエコステーションでラケットのストリングやシャトルケースの蓋・ウエアなどを含む10種類以上(予定)の分別を行い、使い捨てプラスチックごみを減らし、循環型社会を推進していきます。
2024年3月28日に始動したHEROs PLEDGEは、既に33名のアスリート、13組のスポーツ関連団体が参画しており、栗原氏は34人目のパートナーアスリートとなります。(バドミントン選手としては初)
栗原氏の就任にあたってのコメントとプロフィールは下記の通りです。
プロフィール
元バドミントン選手日本代表。
1989年9月27日生まれ。福岡県北九州市出身。
2016年リオデジャネイロオリンピック混合ダブルスに出場し5位入賞。2020年に現役を引退し、引退後はBIPROGY株式会社の社員として働きながら、個人活動としてバドミントンの普及活動や講演、解説等をおこなっている。
【栗原 文音氏 コメント】
「引退後、社会課題を解決する事業開発に従事したことで環境問題について深く考える機会を得ました。日常生活や外出先、さらにはスポーツ観戦においても、多くのごみが単なる廃棄物として処理されています。環境に配慮した容器包材の活用や消費者の適正な分別排出により、ごみを資源として再利用し、サステナブルな社会の実現を目指していくことができると考えています。最近では、気候変動の影響もあり熱中症による悲しい出来事やスポーツ界でも熱中症による棄権や試合中止が増えていることが報じられています。大好きなスポーツを楽しむ環境が将来失われてしまうのではないかという危機感を強く抱いています。スポーツ界が連帯し力を合わせることで、環境問題をはじめとするさまざまな課題を解決する大きな力になると信じています。この取り組みを、その第一歩として、今、踏み出していきたいと思います。」
【今後のアクション予定】
「ダイハツジャパンオープン2024バドミントン選手権大会」における使い捨てプラスチックごみ削減の施策
日 程:8月20日(火)〜8月25日(日)
場 所:横浜アリーナ(神奈川県横浜市港北区新横浜3-10)
内 容:エコステーションによるごみ分別活動、ごみの量計測、など
詳 細:https://daihatsu-japan-open.com/2024/
■「HEROs PLEDGE」プロジェクトとは
「HEROs PLEDGE」は、海洋汚染や異常気象など、地球規模で広がっている環境問題の原因のひとつである使い捨てプラスチックごみをスポーツの興行において削減していくために、プロジェクトの参加者を募り、みんなでアクションしながら削減に取り組むスポーツ界横断のプロジェクトです。2027年度末に主要スポーツの興行において使い捨てプラスチックごみの半減を当面の目標とし、アスリートが起点となり、パートナーアスリートとともに使い捨てプラごみ削減の先進事例づくりに取り組む他、HEROs PLEDGE特設サイト上で提供されるプレッジ(宣言)機能を活用したファンなどの一般生活者への発信、さらにはパートナーのスポーツ関連団体と連携した使い捨てプラごみ問題啓発のためのファン参加型の取り組みなどを実施していきます。本プロジェクトを通して、アスリートやチームから正しい知識とアクションを発信し、海洋ごみ問題や気候変動などの社会課題の解決に繋げ、様々な方がスポーツを安心して実施できるような環境づくりを行っていくとともに、ファン一人ひとりが環境問題に対してアクションを起こすきっかけを作ってまいります。
・「HEROs PLEDGE」プロジェクトサイト:https://www.heros-pledge.jp/
・「HEROs PLEDGE」公式Instagram:https://www.instagram.com/herospledge/
■「HEROs PLEDGE」参画アスリート・団体(2024年8月19日時点)
アスリート(※五十音順 敬称略):
荒井 daze善正(スノーボード)/安藤美姫(フィギアスケート)/一ノ瀬メイ(パラ競泳)/伊藤みき(フリースタイルスキー・モーグル)/井上康生(柔道)/井本直歩子(競泳)/岩崎恭子(競泳)/岩下達郎(3×3)/岡田麻央(3×3)/加藤友里恵(トライアスロン)/近賀ゆかり(サッカー)/櫛橋茉由(フェンシング)/久保大樹(パラ競泳)/栗原文音(バドミントン)/五郎丸歩(ラグビー)/杉本一樹(空手)/杉山文野(フェンシング)/杉山美紗(アーティスティックスイミング)/高梨沙羅(スキージャンプ)/武知実波(サーフィン)/谷川真理(陸上)/田渡凌(バスケットボール)/都筑有夢路(サーフィン)/戸邉直人(陸上)/鳥谷敬(野球)/中川真依(飛び込み)/長嶋万記(ボートレース)/根木慎志(車いすバスケットボール)/野中生萌(クライミング)/堀由美恵(ボディボード)/真壁伸弥(ラグビー)/益子直美(バレーボール)/山田明季(ホッケー)/渡部暁斗(スキーノルディック複合)
団体(※参画順):
B.LEAGUE(バスケットボール)/Jリーグ(サッカー)/ヴァンフォーレ甲府(サッカー)/千葉ジェッツ(バスケットボール)/川崎フロンターレ(サッカー)/鹿島アントラーズ(サッカー)/日本バドミントン協会(バドミントン)/FC東京(サッカー)/FC今治(サッカー)/日本セーリング連盟(セーリング)/福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)/静岡ブルーレヴズ(ラグビー)/大阪エヴェッサ(バスケットボール)
■HEROs Sportsmanship for the future
“HEROs Sportsmanship for the future”は、社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。アスリート達の社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出す。共感と行動の輪を広げ、社会課題解決に取り組む人を増やし、社会貢献活動を行うことが世の中の当たり前になっていくことを目指すプロジェクトです。
https://sportsmanship-heros.jp/
■日本財団とは
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
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