日本取引所グループ、ビジネス運用の最適化に向けて、Cloudera の最新データプラットフォームを採用

Cloudera Public Cloud とエンタープライズ AI を活用して、AWS 上に新たな統合データサービスプラットフォーム「J-LAKE」を構築

Cloudera株式会社

ハイブリッド・データ・クラウドの実現を目指す Cloudera 株式会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員:大澤 毅、https://www.cloudera.com/)は本日、株式会社日本取引所グループ(所在地:東京都中央区、取締役兼代表執行役グループCEO:山道 裕己、以下「JPX」)の戦略的なデータ・デジタル事業を担う株式会社JPX総研(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:宮原 幸一郎、以下「JPX総研」)が、グローバルな総合金融・情報プラットフォームへと進化するというビジョンの実現に向けて、最新のデータプラットフォームである Cloudera Public Cloud を採用したことを発表しました。この取り組みを通じ、 JPX 総研はクラウド機能の活用によりデータ管理やアナリティクス、人工知能(AI)の機能を強化した統合データサービスプラットフォーム「J-LAKE(https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/20240227-01.html)」を構築し、日本におけるビジネスの変革を加速させます。


JPX 総研は、Cloudera Public Cloud とエンタープライズ AI ソリューションを活用してアマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)上に J-LAKE の構築を開始(https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/20240227-01.html)し、2024 年度内のリリースを目指しています。J-LAKE では、JPX グループの株式会社東京証券取引所や株式会社大阪取引所などが保有するマーケットデータ、社内外に蓄積されているオルタナティブデータや社内ナレッジなどの各種データを一元管理し、それらを組み合わせた多角的な分析を行うことで、多様化する顧客ニーズに対応した新たなサービスの開発・提供が可能となります。その他の追加機能としては、ビジネスインテリジェンス(BI)、 AI 、機械学習(ML)などがあります。各種データは Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)上に保存されるため、AWS のサービスと相互利用が可能になります。


J-LAKE の中核には、単一の統一プラットフォームで、あらゆるクラウドおよびオンプレミスの環境における多数の最新データアーキテクチャと分析エンジンをサポートする Cloudera のハイブリッドデータプラットフォームの Cloudera Data Platform が採用されています。JPX 総研では J-LAKE のデータアーキテクチャの標準化に向けて、データライフサイクル全体を運用管理可能なデータプラットフォームを必要としていました。そこで、 J-LAKE を通じたサービス提供に欠かせないシステムの大幅な増強だけでなく、サービス提供までの時間の短縮や、業務の高度化が期待される Cloudera Public Cloud を採用しました。


Cloudera Public Cloud の一元化されたセキュリティとガバナンス管理は、 JPX 総研のミッションクリティカルなシステムを強化するとともに、安全で信頼性の高いデータで JPX 総研の戦略的エンタープライズ AI の活用を加速させます。


JPX 総研で IT ビジネス部デジタライゼーション部長を務める西端恭一氏は、次のように述べています。「 J-LAKE を構成する各種のテクノロジーを活用するだけでなく、これらを内製開発することで、顧客ニーズや社会の変革に迅速に対応し、 JPX のデータ・デジタル事業を拡大することが可能と考えています。また、 AWS 上の Cloudera Public Cloud への移行によって、最新のソリューションの利用がしやすくなるほか、外部の協業パートナーとの連携がしやすくなるメリットがあると考えています。また、証券取引所を運営する私たちが取り扱うデータはミッションクリティカルなものであり、 Cloudera Public Cloud は今まで実現できなかった業務の高度化を可能なものにします。」


また、 Cloudera で社長執行役員を務める大澤 毅は、次のように述べています。「ビジネスパフォーマンスの改善に向けてパブリッククラウドの力を活用する JPX 総研をサポートできるのは大変喜ばしいことです。 Cloudera は、 AWS のようなパートナーとの連携強化につながる新しい道を常に探求しています。 AI を活用して生産性向上を目指すお客様への支援を強化するため、データ分析やエンタープライズ AI に対応したパブリッククラウドサービスを進化させていきます。」


Cloudera は、 JPX 総研との緊密な連携により、 Cloudera Data Platform を AWS 上に設計・移行して、運用効率やスケーラビリティ、柔軟性を向上させるよう支援します。その一環として、 JPX 総研による Cloudera Public Cloud の既存システム・インフラへの統合や、 J-LAKE の 2024 年度内リリースに向けた厳しいテスト要件や検証フェーズもサポートしていきます。




Cloudera について

Cloudera は、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると考えています。あらゆる場所のデータから信頼性の高いエンタープライズ AI を生み出すよう促すことで、コストやリスクの削減、生産性の向上、ビジネスパフォーマンス達成の加速へと導きます。 Cloudera のオープンデータレイクハウスは、データ管理の安全性とクラウドネイティブデータ分析のポータビリティを実現し、パブリッククラウドかプライベートクラウドかを問わず、あらゆるクラウド上のデータタイプ全ての管理と分析を支援します。ハイパースケーラーにも比肩する大量のデータを管理する Cloudera は、ほぼ全ての業種のリーディングカンパニーからデータパートナーとして選ばれています。 Cloudera は、データの価値と未来についての指針を世界に示してきました。今後も、オープンソースコミュニティによるたゆみないイノベーションを原動力とする活発なエコシステムの牽引に力を注いでまいります。詳しくは http://jp.cloudera.com をご覧ください。

Cloudera および関連するマークは、 Cloudera, Inc. の商標または登録商標です。その他すべての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標です。

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会社概要

Cloudera株式会社

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URL
https://jp.cloudera.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン 26階 TEC (The Executive Centre)
電話番号
03-6748-1506
代表者名
大澤 毅
上場
未上場
資本金
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設立
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