AI防災・リスク可視化ソリューションを提供する株式会社Spectee(スペクティ)に出資
MLCベンチャーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:奥谷 裕子)が運用するファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」は、防災・危機管理テックソリューションを提供する株式会社Spectee(以下、スペクティ)(本社:東京都千代田区、代表者:村上 建治郎)に出資いたしましたのでお知らせいたします。

株式会社Specteeについて
「“危機”を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報、道路・河川カメラ映像などの多様なデータソースをAIで解析し、災害やリスク情報の可視化・予測を行うスタートアップです。
同社が提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」は、世界中で発生する災害や危機情報をリアルタイムに収集・可視化・予測することができ、全国の自治体、報道機関、インフラ事業者、製造業、物流業、商社など幅広い分野で導入が進んでおり、2024年7月には契約数が1,000件を突破しました。
また、製造業向けに展開するサプライチェーン・リスク管理サービス「Spectee SCR」では、サプライチェーンの可視化に加え、各サプライヤー周辺で発生する災害や危機を即時に検知し、被害状況や製品・納期への影響を迅速に把握することが可能です。
出資背景
近年、自然災害や地政学リスクの頻発により、事業継続性や供給網の強靭化に対する企業のニーズが急速に高まっています。
Specteeは、世界中で発生する世界中で発生する自然災害や事故、火災など、事業継続に関わるリスク情報を様々なデータソースから分析し、企業のへの影響をリアルタイムに可視化するソリューションを提供しています。2023年11月30日に製造業のサプライチェーン・リスクの瞬時に見える化し生産への影響を把握する「Spectee SCR」(Spectee Supply Chain Resilience)の提供を開始し、半導体や電子部品、機械メーカーなど製造業を中心に導入が進んでいます。
本提携は、倉庫事業を中心に広範なネットワークを有する三菱倉庫グループと高度なリスク可視化技術を有するSpecteeがパートナーシップを構築することで、サプライチェーン領域での事業の強化・推進を目指していくものです。
出資先概要
会社名:株式会社Spectee(読み:スペクティ)
所在地:東京都千代田区五番町12-3
代表者:代表取締役 CEO 村上 建治郎
設立:2011年
事業内容:防災・危機管理テックソリューション「Spectee PRO」「Spectee SCR」の提供
ウェブサイト:https://spectee.co.jp/
MLCベンチャーズ株式会社について
MLCベンチャーズは、三菱倉庫グループのベンチャーキャピタル部門です。
グループが保有する倉庫や不動産アセットとスタートアップ企業が生み出す新しい価値を組み合わせることで、物流および不動産業界の社会的価値と持続可能性の向上に貢献します。

会社概要
会社名:MLCベンチャーズ株式会社
所在地:東京都中央区日本橋兜町5番1号兜町第1平和ビル 403
代表者:代表取締役 奥谷 裕子
設立:2023年4月24日
URL:https://mlc-ventures.co.jp
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:MLCベンチャーズ株式会社、結キャピタル・パートナーズ株式会社
出資者:三菱倉庫株式会社
設立日:2023年6月20日
ファンド総額:50億円
リリースの内容に関するお問合せ先
MLCベンチャーズ株式会社 広報担当
E-mail:info@mlc-ventures.co.jp
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