「内因」性の解決策を目指すアンチエイジング~asakadoブランドの挑戦、ユーザーテストは成功~
「内因」性の解決策を目指すアンチエイジング~asakadoブランドの挑戦、ユーザーテストは成功~
世界的な難題に挑戦:コラーゲンの「内因」生成。
このコラーゲンの生成が、消失のスピードに追いつかない。その結果が、コラーゲンの不足、さらには肌の老化を招いています。
肌表層で着目すべきがⅠ型コラーゲンです。この「Ⅰ型」の満たされた状態が顔の肌をキュッと引き締め、輪郭を引き上げています。当初の研究では、このコラーゲンを外からの塗布によって補充する試みがなされていました。これがいわゆる研究フェーズの「1.0」だと言えます。しかし「Ⅰ型」コラーゲンの分子量は最大級(通常は、300,000ダルトン以上)であると言われ、外からの塗布による肌への浸透は難しいものでした。
その後、研究の目標は、肌の内部環境を改善する方向にシフトしました。細胞の活力や基質を強化することで、コラーゲンの生成を促すというロジックです。これを「2.0」のフェーズとします。「内因性・抗老化」対策と表現されますが、このフェーズでは、間接的な方式に終始し、効率の面で課題を抱えていました。
Ⅰ型コラーゲンが不足する要因のひとつとしては、その遺伝子COL1A1の転写レベルが下がってしまうことが考えられます。したがって、遺伝子COL1A1の発現を加速させ、mRNAの転写レベルを上げることが、直接かつ効率のよい方式となります。ただ、そうは言っても、技術的には難題でした。
研究フェーズを3.0に進める、「Olandu」の新発見。
この難題を解決する緒となりえるものが、新しく発見された「Olandu」という分子量の小さな化合物です。Ⅰ型コラーゲンの、内因性の生成を促す役割を果たします。
「Olandu」の分子式は「C23H24O13」。地中海沿岸のイナゴマメ(CERATONIA SILIQUA)から分離させ、見つけることのできた化合物です。
「Olandu」の分子量は508ダルトン。皮膚への浸透が期待できる大きさです。まさに、遺伝子COL1A1の発現を加速させ、mRNAの転写レベルを上げる働きをもつ物質です。その結果、Ⅰ型コラーゲンが高効率で生成されることにつながります。香港科技大学は、RT-PCR方法にてその効果を確認しました。「Olandu」が1リットルあたり10μmol存在するとき、遺伝子COL1A1の発現が24時間で300%も上昇したのです。
「Olandu」は、東京で開催されていた【COSME TOKYO 2022】で初めて発表され、業界からかなりの注目を集めました。今回、香港科技大学の試験にも示されましたが、Ⅰ型コラーゲンの内因性の生成が効率よく行われたことで、アンチエイジング研究の「3.0」、すなわち皮膚内部のはたらきを活かす方向での新たな発見になったと言えそうです。
「Olandu」によってasakadoブランドは実体験者の支持を得ました。
NABOCULグループは、この研究を「内源抗老」と称し、asakadoブランドのもとで進めています。新化合物「Olandu」を中核に、化粧水・セラム・クリーム等の製品化に成功しました。
日本抗加齢医学会理事で、同志社大学生命医科学研究所の教授・米井嘉一が率いる研究チームにて、asakadoの製品に対する人体への臨床試験も行いました。一定の期間を経て、34名の女性が皮膚のシワを減らし、ハリを増していくことが確認されています。もちろん、副作用はありませんでした。
【参考資料】 https://www.nabocul.co.jp/olandu_231207/
《Natural Product Research》に発表されたイナゴマメの論文。マメの実から、新しいフェニルプロパノイド(抗酸化作用)とイソフラボン配糖体(炎症抑制作用)が分離・検出された。2022年5月14日。
日本の特許6976014号「新規ポリフェノール化合物」。イナゴマメ由来の成分で、コラーゲン遺伝子の発現を促進させる成分について、Nabocul研究チームの発明。
香港科技大学漢方薬研究センターの『天然低分子化合物・角豆素Aの研究及び角豆実の活性評価』。2020年7月23日。
第三者機関による検査結果『Ⅰ型コラーゲン(UVA)の合成・含量検査』。2020年8月30日。
同志社大学・アンチエイジングリサーチセンター(米井教授等)によるイナゴマメ由来成分(Olandu)のスキンケア使用におけるシワ改善効果の検証実験
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