Octoparse(グーグルスカラー)を使用してGoogle Scholarから学術論文を収集する方法
近年、研究者や学生はインターネット上で利用可能な学術論文を検索し、収集する必要性が増しています。記事では、ウェブスクレイピングツールであるOctoparseを使用して、Google Scholarから学術論文を収集する手順を詳しく解説します。
Octoparseとは
Octoparseは、非プログラマー向けに開発されたウェブスクレイピングツールで、ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度なスクレイピング機能を備えています。このツールを使用することで、複雑なプログラミングの知識なしにウェブデータを簡単に抽出できます。
Google Scholar(グーグルスカラー)の参考文献データ取得の流れ
1.Google Scholar(グーグルスカラー)にアクセス
Google Scholarにアクセスします。キーワードを入力して、気になる学術文献をクリックする。(ここでは「人工知能関連」と検索します)。
2.Octoparseのインストールと基本設定
Octoparseの公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードしてインストールします。ホーム画面の左上にある「新規作成」をクリックし、表示されたメニューから「テンプレートタスク」をクリックしてください。
次にカテゴリーで「学術文献」をクリックします。すると、学術文献関連のテンプレート一覧が表示されるので、その中から「[JP]記事情報_Google Scholar」を選択します。
3. 検索キーワードの設定
Octoparseのウェブスクレイピングテンプレートを使用して、検索ボックスに特定のキーワードや著者名を入力します。これにより、関連する学術論文を検索できます。
4. 検索結果ページのスクレイピング
検索結果ページのスクレイピングでは、Octoparseの自動データ認識機能を使用します。データ認識の設定、自動選択の確認、およびループ処理の設定を通じて、タイトルや著者などの必要な情報を手動で選択することなく効率的に取得できます。これにより、スクレイピングプロセスが迅速かつ正確に行われます。
5. ページネーションの処理
検索結果が複数ページにわたる場合、ページネーションを処理して全ての結果を収集します。Octoparseのループ処理機能を利用して、効率的にページを切り替えながらデータを取得できます。
6. データのエクスポート
スクレイピングしたデータをCSVやExcel形式でエクスポートします。これにより、後でデータを分析したり、他のツールで活用したりすることができます。
注意事項
ウェブスクレイピングを行う際には、各ウェブサイトの利用規約に厳密に従う必要があります。Octoparseを使用する際も、アクセス頻度やデータ利用に関するガイドラインを遵守するようにしましょう。
Octoparseを駆使してGoogle Scholarから学術論文を収集することは、研究者や学生にとって非常に効果的な手段となります。しかしながら、スクレイピングを行う際には法的および倫理的な観点から慎重に行動することが重要です。 Octoparseの使い方を理解し、データを効果的に収集することで、研究活動がスムーズに進むでしょう。
■Octoparse公式サイト:https://www.octoparse.jp
■Webスクレイピングサービス:https://data.octoparse.jp
■公式Youtube:https://www.youtube.com/@octoparsejapan
■公式Twitter:https://twitter.com/OctoparseJapan
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