キャリアサバイバル、製造業向け技術承継ソリューションの実証実験を開始
デジタル活用で製造業の組織改善・業務効率化を推進する株式会社キャリアサバイバル（本社：愛知県名古屋市、代表：松岡 大介）は、「技術承継」の問題に対するソリューションの開発を目的として、技術承継の現場レベルでの検証を開始いたします。今後とも、製造業の成長につながるソリューションの開発に努めて参ります。
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製造業における技術承継の課題
加速する少子高齢化の影響により、国内製造業では技術者の高齢化と若手人材の不足が深刻化しています。そのなかで、熟練技術者が退職すれば現在の仕事を受けられず売上損失につながるリスクが高いことから、技術承継の取り組みがますます注目されています。
しかしながら、弊社が製造業企業へヒアリング調査を行うなかで、多くの企業が下記の理由により技術承継を推進できていないことが分かりました。
①熟練者の指導力不足
熟練者が若手を育てる意欲がない。教え方も背中を見て学べスタイルである。
②予算がない
人材教育への予算が少ない。限られた予算の中で実施する必要がある。
③生産を停止できない
日々の生産を止めることなく技術継承を進める仕組みや方法がない。
④若手の育成が難しい
若手技術者のモチベーション維持や効果的な育成方法が難しい。
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今後の展望
上記のような製造業の課題を解決するべく、主に金属加工業を対象として、下記サービスの開発を予定しています。
①動作解析システム
作業者の動作を動画形式でシステムに読む込むことで、手や体の動き、視点の動きを記録。技術をデータ形式で残せるだけでなく、熟練作業者と一般作業者の動作・視点の差分を可視化することで、どの動作・確認が不足しているのかを明らかにし、技術習得を高速化します。
②製造監督者AI
作業指示書や対策書などの社内文書などをシステムに学習させることで、社内情報に特化したAIチャットボットを構築することが可能に。製造監督者が長年の経験と知見に基づいて行っていた判断をAIができるようになり、製造監督者の育成期間を大幅に短縮します。
③品質管理システム
外観検査等の検査データを入力・蓄積することで、これまでエクセル手作業でしていた散布図・パレート図・ヒストグラム・管理図などの品質管理に欠かせない分析レポートを自動出力し、問題の要因を可視化。効果的に生産ロスの低減につなげ、利益率向上に貢献します。
他にも、デジタル技術の活用により製造業の様々な業務を自動化・省力化することを目指しております。
当社では、DXに関するご相談も承っておりますので、DX推進をさらに進めていきたいという企業様は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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「STATION Ai Catapult 5thBatch」に出場予定
株式会社キャリアサバイバルは、愛知県の実施するスタートアップ支援プログラム「STATION Ai Catapult 5thBatch」に採択されており、2024年9月13日（金）に開催される最終ピッチDEMODAYに出場いたします。本プログラムを通して愛知県内ひいては全国の製造業企業様への実証実験をさらに進めてまいります。
詳細：https://stationai-catapult5th.peatix.com/
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株式会社キャリアサバイバルについて
株式会社キャリアサバイバルは、心躍る仕事を創ることをミッションとして、製造業のお客様を中心に評価制度設計コンサルティングとITを活用した業務改善コンサルティングを行うスタートアップです。
会社名：株式会社キャリアサバイバル
本社所在地：愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号第2森ビル401
代表者：代表取締役 松岡 大介
事業内容：HR事業（人事評価制度策定／組織コンサルティング／採用コンサルティング）、DX事業（DX導入支援コンサルティング／デジタル教育研修／システム設計開発）
設立：2022年10月
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