「自動でピントが合うメガネ」を開発するエルシオ、国内最大級のピッチイベント「LAUNCHPAD SEED 2024」で優勝

～「メガネが人々を守る社会」の実現に向けてビジネスを加速～

株式会社エルシオ

2024年12月13日 11時24分

液晶レンズ搭載の「オートフォーカスグラス（自動でピントが合うメガネ）」を開発する株式会社エルシオ（本社：京都府西京区、代表：李蕣里、以下「エルシオ」）は、シード期のスタートアップに特化した国内最大級のピッチイベント「LAUNCHPAD SEED 2024 Powered by 東急不動産株式会社」（2024年11月28日（木）開催）で、ファイナリスト9社の中から優勝を手にしました。

今回の受賞を受けて、「オートフォーカスグラス（自動でピントが合うメガネ）」の開発をより加速させ、眼に関する課題解決と人々のQOL向上に貢献してまいります。

■「LAUNCHPAD SEED」とは

「LAUNCHPAD SEED」は、「まだ世に出ていないアーリーステージのスタートアップの飛躍を支える発射台になりたい」という思いのもとで立ち上げられた、シード期のスタートアップに特化したピッチイベントです。厳しい選考を経て選ばれた決勝進出者は、投資家・経営者・起業家から選出される審査員の前でプレゼンテーションを行い順位を競います。

今回の「LAUNCHPAD SEED 2024」では、数百社以上の応募者の中から選考を勝ち抜いたファイナリスト9社が登壇し、自社プロダクトとそれにかける熱い思いを語りました。

公式サイト：https://www.ivs.events/ja/launchpadseed2024

■当日のエルシオのピッチ内容

当日は、エルシオCEOの李蕣里がピッチを披露しました。

ピッチの冒頭では「2050年には約10人に1人に失明リスクがある」という事実を述べて会場に衝撃を与え、「デジタルデバイスの使いすぎにより目への負担は増大しているが、メガネの役割は江戸時代から変わっていない」ことに言及。この現状を踏まえて、エルシオは、目の状態に合わせてリアルタイムでピントが変わる「オートフォーカスグラス」によって「メガネが目を守る時代」をつくろうとしているとアピールしました。

当日のピッチ動画：https://youtu.be/uTkH5VjaW1U

主催者である株式会社Headline Japanによるプレスリリース：

「LAUNCHPAD SEED 2024 Powered by 東急不動産株式会社、自動でピントを調整する眼鏡「オートフォーカスグラス/Elcyo Glasses」の「株式会社エルシオ」が優勝」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000059319.html

■エルシオCEO 李蕣里　コメント

多くの素晴らしいスタートアップが集う中で、優勝という大変光栄な結果をいただけたことに驚きと喜びを感じると同時に、責任の重さも痛感しています。今後は、シード・アーリー期のスタートアップとして明確な目標を掲げ、リソースを集中させ、社内外での強固な連携を図りながら、よりスピード感を持って事業を推進してまいります。

来年の大阪・関西万博では、アイセンシング技術を搭載したオートフォーカスグラスのプロトタイプと、眼病を体験できるVRシステムを展示する予定です（万博出展に関するプレスリリースはこちら）。これらの展示をご覧いただき、来場者の皆様に目の健康を守る重要性を感じていただければと思っています。

私たちの製品や事業開発には、液晶、眼鏡、未病領域に関心のある個人や企業の皆様の協力が欠かせません。情熱を持ってご一緒いただける方々と力を合わせ、エコシステムを構築し、日本のみならず海外へも展開していきたいと考えています。

熱い思いを共有できる皆様との出会いを心待ちにしております。ぜひお声がけください！

■エルシオについて

エルシオは「眼から人々を健康に」のミッションのもと、日常生活のシーンに合わせて度数が自動で変化する「オートフォーカスグラス（自動でピントが合うメガネ）」の開発を目指して2019年に設立された大阪大学発スタートアップです。

エルシオのオートフォーカスグラスは他社製品よりも「薄型・視野が広い・度数を幅広く変えられる」点が特徴で、普通のメガネと同様に快適に使用することを目指しています。老眼や眼病に悩む方々はエルシオのオートフォーカスグラス1本で生活できるようになり、メガネの掛け替え問題から開放されます。また、エルシオのレンズはXR分野でも「視力調整」に活用できると期待されており、多くの関連企業からお問い合わせをいただいております。

オートフォーカスグラスを活用して人々の眼に関する課題解決とQOL向上に貢献すべく、事業開発に邁進しております。