路上から始まる、ひらかれたクリスマス　全国こども福祉センターが一般参加を呼びかけ

クリスマスの夜、名古屋の街で「声をかけ、語り合い、ケーキを食べる」 ― 全国こども福祉センターがひらく、誰でも参加できる交流の時間 ―

特定非営利活動法人全国こども福祉センター

2025年12月18日 11時41分

特定非営利活動法人全国こども福祉センター（所在地：愛知県名古屋市）は、クリスマス当日の夕方17時から20時にかけて、名古屋駅周辺の公共空間において、声かけ・交流を中心とした活動を行います。活動後は事務所に戻り、参加者同士でケーキを囲みながら、ゆっくりと語り合う時間を予定しています。

本企画は、支援や相談を目的としたイベントではありません。
子ども・若者・地域の大人が、立場や背景、専門性や経験の有無を問わず、同じ時間と空間を共有することを大切にした、ひらかれた交流の場です。全国こども福祉センターの活動をこれまで知らなかった方や、利用経験のない方の参加も歓迎しています。

■ 路上からはじまる、ひらかれたクリスマス

全国こども福祉センターは、名古屋駅西広場などの公共空間をフィールドに、15年以上にわたり、声かけと交流を中心とした活動を続けてきました。特徴は、「支援する／される」「専門職／利用者」といった固定化された役割を前提としない関わりにあります。

専門的な支援を行う前に、まずは同じ場に立ち、同じ時間を過ごし、雑談を交わすこと。その積み重ねが、孤立を和らげ、必要に応じて次の選択肢につながる関係性を育んできました。

■ 着ぐるみでの参加と、安心できる雰囲気づくり

当日は、全国こども福祉センターの活動でおなじみの「着ぐるみ」も登場予定です。着ぐるみは、声をかける側・かけられる側の緊張を和らげ、言葉に頼りすぎない出会いを生み出すための工夫のひとつです。子どもや若者に限らず、大人にとっても「話しかけやすい」「立ち寄りやすい」雰囲気を大切にしています。

■ ボランティア参加・一般参加も歓迎

本企画は、事前の専門知識や経験を必要としません。「何かをしてあげたい」「役に立たなければならない」場ではなく、ただ一緒に立ち、一緒に過ごしてみたい、という気持ちでの参加を歓迎しています。当日は、通常の活動と同様に、活動紹介や寄付の呼びかけ、街頭募金も行う予定です。これらは強制ではなく、全国こども福祉センターの活動を知っていただくための一環として実施します。