第 5 回「三井ゴールデン匠賞」 贈賞式開催 岐阜県・エゴノキプロジェクト実行委員会が〈オーディエンス賞〉を受賞 ~日本の伝統工芸の持続・発展に真摯に取り組む個人・団体を表彰~

三井広報委員会

 三井グループ24社で構成する「三井広報委員会」は、日本の伝統工芸の持続・発展に真摯に取り組む個人・ 団体を表彰する第5回「三井ゴールデン匠賞」の贈賞式を、2025年1月30日(木)にSMBCホールにて開催しました。

 贈賞式では、5組の〈三井ゴールデン匠賞〉、各2組の〈審査員特別賞〉、〈奨励賞〉を受賞された方々を表彰 。そして、〈三井ゴールデン匠賞〉受賞者5組の中から、一般投票により選出された〈オーディエンス賞〉受賞者1組の発表を行いました。〈オーディエンス賞〉は、広く伝統工芸を身近に感じていただく事を目的とした賞で、2024年10月3日(木)~12月6日(金)の期間中、インターネットに加え、三井ゴールデン匠賞の受賞者作品展示を行った「伝統的工芸月間国民会議全国大会(KOUGEI EXPO)」の会場で投票を実施。最も得票のあった岐阜県・エゴノキプロジェクト実行委員会が、〈オーディエンス賞〉を受賞しました。

第5回「三井ゴールデン匠賞」各賞受賞者
第5回「三井ゴールデン匠賞」〈オーディエンス賞〉受賞 エゴノキプロジェクト実行委員会(岐阜県/岐阜和傘)※団体として応募 (右)エゴノキプロジェクト実行委員会委員/岐阜県立森林文化アカデミー 教授 久津輪 雅 氏、(中央)エゴノキプロジェクト実行委員会 代表 長屋 一男 氏、(左)三井広報委員会 伊藤 文彦 委員長

【第5回「三井ゴールデン匠賞」受賞者および、受賞者コメント】

〈三井ゴールデン匠賞〉

■池田 晃将(いけだ てるまさ)(石川県/蒔絵まきえ・螺鈿らでん

この度はこのような賞を頂き、大変光栄に思っております。私は首都圏で育ち、金沢に住んでいる新参者で、伝統的と呼べるか疑わしい作風かもしれません。それでも、このように賞をいただけたことがうれしく、大きな励みとなっています。

効率主義の社会の中で「手で作り、時間をかける」ということに、一体何の意味があるのか、この先何の役割を果たしていけるのか、常にこれからも考えていきたいと思います。そしてできれば、海を跨いでそれを伝えられるよう努力してまいります。

私はひとりでやっているわけではなく、若い仲間たちとともに、会社・チームとしてやっています。その皆に、そして公私にわたり支えてくれる妻に、この感謝を伝えたいと思います。

■エゴノキプロジェクト実行委員会 ※団体として受賞 (岐阜県/岐阜和傘ぎふわがさ

 代表:長屋 一男(ながや かずお)※〈オーディエンス賞〉も同時受賞※

この度は栄誉ある三井ゴールデン匠賞を賜りまして誠に感激しております。エゴノキプロジェクト実行委員会を代表し、厚く御礼申し上げます。

材料を供給していただいた材木屋さんが亡くなり、一時は廃業を考えておりました。

しかし、ただひとり残った傘ロクロの職人である私が仕事を手放したら、日本中の和傘の生産が止まってしまいます。そこで周りの優秀な方々にプロジェクトを立ち上げていただき、今も何とか和傘づくりを続けられています。

和傘を続けるためには大変な時代もありました。周りの人に本当に助けていただき、これまで50年間、ひとりになってから20年近くの間、製造を続けていられます。さらに、この活動の中で後継者が見つかり、修行していただいております。傘ロクロに注目し、光を当てていただき、本当に嬉しく思っています。

和傘が100年先の未来に繋がりますように、一生懸命頑張って仕事を続けていくつもりです。

■彦十蒔絵(ひこじゅうまきえ)※団体として応募 (石川県/輪島の変塗わじまのかわりぬり) 

代表:若宮 隆志(わかみや たかし)

※都合により若宮氏が欠席のため、高氏が代読

今回は素晴らしい賞を受賞することができ、彦十蒔絵では大喜びをしております。

これまで彦十蒔絵で取り組んできた技術の追求、意匠の研究を認められ、さらに将来の目標ができました。

これからも将来の目標に向かって頑張ってまいります所存ですので、ご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます

■久恒 俊治(ひさつね としはる) (石川県/加賀友禅かがゆうぜん

この度は大変栄誉ある賞を頂きましてありがとうございます。

私は加賀友禅の模様師という仕事をしております。今はなかなか着物を着ていただけない時代で、古着は好評ですが、新品の着物はなかなか売れない時代です。そこで工房で皆と話し合った際に、「原点に戻ってみよう」という話になりました。染めの原点といえば「草木染め」です。元々そう知識はありませんでしたが、本を読み、草木染めを始めました。生地を染めることはできるが、本業である模様をうまく染めることができない、という失敗を続けているときに、大学の先生をご紹介していただきました。その先生と一緒に、口に入れても良いような素材を使った染料を作ろう、と開発が始まりました。そこから、15秒という短時間、常温で、筆で塗っても染まる染料が開発されました。これからも工房の皆と一緒に精進し、この草木染めを広めていきたいと思います。

■別府⽵製品協同組合(べっぷたけせいひんきょうどうくみあい)※団体として受賞

 (大分県/別府⽵細⼯べっぷたけざいく) 代表:岩尾 ⼀朗(いわお いちろう)

このような大変立派な賞を頂きまして、ありがとうございます。

鉄鉢盛籠は、東京教室で2年生になった時に取り組む課題作です。今から60~70年前、別府の竹工芸訓練センターでは、卒業後にこの籠だけを作っていれば食べていける、という時代がありました。

もちろん今は、これだけを作ることで生計が立てられる時代ではありません。しかしながら、2年生でこれを作れる教室をずっと苦労して続けてきた取り組みを評価いただいたと思っております。今回は、竹細工の代表作品として、昔は生活で使われ、さらに技術を覚える上での基準となる存在である鉄鉢盛籠を、あえて出品させていただきました。これからも、別府の竹細工職人の誇りを持ち、飯の食える職人を育てていきたい、また、リーダーとしてそれを牽引していきたいという思いで、今回の賞をありがたくお受けしました。

〈審査員特別賞〉

■木村 正人(きむら まさと)(青森県/津軽塗つがるぬり

今回はこのような素晴らしい賞を頂き、本当に嬉しく、光栄でございます。

私は津軽塗職人の家庭に生まれ、祖父や父を小さな頃から見て育ち、楽しそうだと思い家業を継ぎました。最近、津軽塗に興味を持ち、志したいという若い方が現れました。とても心強く、刺激になっております。津軽塗の未来も希望を持てるなという気持ちです。

いろいろな方のお力を借りて、私なりに少しでもその人たちの力になれたらと思っております。この度の賞を励みに、これからも精進してまいりたいと思います。

■東中江和紙加工生産組合(ひがしなかえわしかこうせいさんくみあい)※団体として応募

 (富山県/越中和紙《えっちゅうわし》) 代表:宮本 友信(みやもと とものぶ)

この度は、このような素晴らしい賞を誠にありがとうございます。

私どもは、原材料の楮(こうぞ)を全て自家栽培で育てております。

贈賞式には、私どもの100年前の大福帳をお持ちしました。2013年から、これに倣った新しいものを作り始めましたが、100年前のものと今作ったものの見た目は全く変わりません。一般的なパルプの入った紙は、最初は真っ白ですがだんだん黄ばんでいきます。楮100%の紙は、光にあたるとだんだん白くなります。

富山には雪がたくさんあります。私どもの和紙は、漂白は自然漂白で、雪晒しを行っています。織田信長や徳川家康の時代の和紙を修復する際にも、私どもの和紙が使われています。これまでに国立国会図書館や宮内庁、名古屋城の本丸御殿、京都の桂離宮の昭和の大修理等で使っていただきました。

本日はありがとうございました。

〈奨励賞〉

■東京水引(とうきょうみずひき)※団体として応募 (東京都/水引細工《みずひきざいく》)

 代表:中村 江美(なかむら えみ)

本日はこのような素晴らしい賞を頂き、心より感謝申し上げます。

この栄誉は私ひとりではなく、支えてくださった多くの方々、特にともに歩んできた東京水引のスタッフ、協力してくださったアーティストやクリエイター、企業の皆様と思いを分かち合いたいと思います。

私たちの取り組みは、「古くから伝わる日本の水引文化を現代の新たな視点で表現すること」です。例えば、結ばない水引や貴金属のような質感の作品など、現代に合う表現としてアップデートさせています。他にも挑戦として、水引の伝統的な「結び」を守りながらも、新しい形を模索しています。2023年のG7広島サミットの夕食会で24mもの巨大なテーブルランナーを制作し、水引のもつ「結ぶ」という力を国際社会に示すことができたことも、非常に感慨深い出来事でした。

昨今はアップサイクルに取り組み、環境に配慮した水引を開発いたしました。この取り組みが世界の水引の可能性を高める一助となり、ひいては伝統工芸における可能性の追求に繋がれば幸いです。このような素晴らしい賞をいただき大変光栄です。今後もさらなる挑戦を続け、伝統と現代をつなぐ結び手となれるよう努力してまいります。

■針谷 絹代(はりや きぬよ)(石川県/山中漆器《やまなかしっき》) 

この度はこのような素晴らしい賞を頂きまして、とても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

家族だけの小さな会社ですが、今年の元日から長男・崇之が代表取締役となり、新たなスタートを切りました。その世代交代の前に、これまで自分が頑張ってきたことを振り返り、何か形に残したいという思いで、三井ゴールデン匠賞に応募させていただきました。

そしてこの場に立たせていただいておりますことを大変光栄に思います。奨励賞ということで、これからも頑張りなさいと背中を押していただきました。

この賞を誇りに思い、挑戦する気持ちを忘れず、未来に向かい、家族とともに歩んでいきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

【第5回「三井ゴールデン匠賞」受賞者選出ポイント】

〈三井ゴールデン匠賞〉

■石川県 池田 晃将(いけだ てるまさ)

工芸品種類    :蒔絵(まきえ)・螺鈿(らでん)

応募タイトル   :「現代における装飾工芸品の制作」

選出ポイント   :

伝統的な螺鈿技法を守りながらも、レーザー機器など先端技術を組み入れることで、人の手と刃物ではできない極小のパーツを実現。新しい表現の追求に取り組んでいる。

伝統的な材料や技法を尊重しながら現代テクノロジーを程よいさじ加減で取り入れ、現代人の嗜好にアジャストする作品を生み出す制作のあり方、これからの時代だからこその若手の育成、産地全体としての新しい指針、成長への取り組みが、多くの審査員から注目と支持を集めた。

■岐阜県 エゴノキプロジェクト実行委員会 ※団体として応募 代表:長屋 一男(ながや かずお)

工芸品種類   :岐阜和傘(ぎふわがさ)

応募タイトル  :「全国から職人や関係者が集い、森づくりから取り組む和傘の維持継承」

選出ポイント  :

和傘の材料となるエゴノキの森を多くのボランティアで守り、育てるプロジェクト。「今や少なくなってしまった和傘産地が作り続けるためには重要な取り組み」(河井隆徳氏)、「材料の未来にまで光をあてるのは大切なこと」(千宗屋氏)、「多くのボランティアや地元小学生も含めた地域での取り組みが素晴らしい」(小林祐子氏)と、プロジェクトの姿勢が多くの審査員の共感を呼んだ。

■石川県 彦十蒔絵(ひこじゅうまきえ) ※団体として応募 代表:若宮 隆志(わかみや たかし)

工芸品種類      :輪島の変塗(わじまのかわりぬり)

応募タイトル     :「縄文時代から続く漆と平安時代から続く蒔絵意匠と技術を使った

             日本の美意識を未来に繋げる取り組み」

選出ポイント     :

輪島の変塗において意欲的に活動する「彦十蒔絵」。

制作メンバーは、輪島の職人を基本とするが、メンバーは代表の若宮隆志より年下で構成され、各職人の性格や個性に合わせて得意とする部分に着目し伸ばす方法を取って育成しながら仕事を依頼する。

こうしたプロジェクトチームとしてのあり方、進め方は漆工だけでなく工芸界全体にも良い影響を与えていると審査員たちからの支持を得た。

■石川県 久恒 俊治(ひさつね としはる)

工芸品種類    :加賀友禅(かがゆうぜん)

応募タイトル   :「草木染め加賀友禅の再興、未来へとつなげる」

選出ポイント   :

大学と共同開発した新たな植物染料を用いて友禅染を行った独創性。明治以降、長く続く化学染料による水質汚染の問題を改善するという革新性。新しい染織文化が生まれる可能性が審査員たちからの高い評価を得た。

■大分県 別府⽵製品協同組合(べっぷたけせいひんきょうどうくみあい) ※団体として応募

     代表:岩尾 ⼀朗(いわお いちろう)

工芸品種類    :別府⽵細⼯(べっぷたけざいく)

応募タイトル   :「別府竹細工の伝統と技術の首都圏における普及・認知向上と

             その発信を通じた伝統と革新性への貢献」

選出ポイント   :

別府の竹細工の技術を受け継ぎ、早い時期から首都圏でも質の高い教室を開催。地域に縛られず、

より広い範囲、年代において竹細工の技術を広める結果が出ている。その取り組みの成果は作品にも表れており、高級外資ブランドからも新入社員研修の一部を依頼されたり、インドネシア、スイス、フランスなど、海外にも多く作品を出展したりするのみならず、現地に滞在し技術指導を行うなど、別府竹細工の伝統、芸術性をワールドワイドに浸透させている。

〈審査員特別賞〉

■青森県 木村 正人(きむら まさと)

工芸品種類    :津軽塗(つがるぬり)

応募タイトル   :「受け継がれてきた伝統と新たな可能性の探求」

選出ポイント   :

漆芸製作技術者としての卓越した技術と、多彩な表現方法を持つ津軽塗を解明再現する、材料である漆を自ら掻くなど、その文化保存と伝承者の育成についての長く地道な功績が審査員特別賞にふさわしいと大きく評価された。

■富山県 東中江和紙加工生産組合(ひがしなかえわしかこうせいさんくみあい) ※団体として応募

     代表:宮本 友信(みやもと とものぶ)

工芸品種類   :越中和紙(えっちゅうわし)

応募タイトル  :「千年の歳月に耐える、楮100%の悠久紙」

選出ポイント  :

楮を白くするためには漂白剤を使うことがほとんどだが、ここでは冬の間2週間、楮の束を雪上に並べ太陽に晒すことで楮内の葉緑素を抜くという「雪晒し」を行う。

五箇山は自ら楮を育て、かたくなに伝統的な作り方を守り、和紙の良さを今に残す産地である。産地が激減するなか、「守らないといけない技術がある」と審査員たちに評価された。

〈奨励賞〉

■東京都 東京水引(とうきょうみずひき) ※団体として応募 代表:中村 江美(なかむら えみ)

工芸品種類   :水引細工(みずひきざいく)

応募タイトル  :「世界と時代を結ぶ:東京水引が切り拓く新たな可能性」

選出ポイント  :

ハレの日の飾りとして本来の出番が少なくなってしまった水引。

テーブルウェアやアクセサリーなど、新たな飾りへとアップデートしたデザイン力、緻密に編まれた技術力が審査員たちに高く評価された。また、エコロジカルな配慮から、紙資源や未利用の間伐材和紙から水引を製作するプロジェクトは、豊かな地球環境を後の世代にまでつなげるための先駆的な挑戦である。

■石川県 針谷 絹代(はりや きぬよ)

工芸品種類   :山中漆器(やまなかしっき)

応募タイトル  :「蒔絵アクセサリーの誕生 家族と共に歩む道」

選出ポイント  :

「蒔絵のニーズが減るなか、べっこうに蒔絵をほどこしアクセサリーにするなど表現が新鮮」(河井隆徳氏)、「作品としての魅力がある」(外舘和子氏)と、親子二代にわたり山中の蒔絵を新たな方向に導く存在になることが期待された。

【第5回三井ゴールデン匠賞 審査員長外舘和子氏による全体講評】

第5回三井ゴールデン匠賞 総評 

審査員長 外舘和子(多摩美術大学教授)

 第5回を迎えた三井ゴールデン匠賞の審査は、例年にも増して幅広い領域からのさまざまな応募があり、一次審査・二次審査とも、長時間を費やすこととなった。工芸作品の制作のみならず、材料や道具などへの取り組みも含め、工芸界全体を視野に入れた賞は、工芸大国ニッポンにおいても、恐らくこの三井ゴールデン匠賞だけであろう。今回も、確かな技術と創造性が見られる漆、竹、染織、ガラス、陶芸、金工をはじめ、水引、らんま、和紙、あるいは墨や箆といった道具、障害者の活力を生かした活動などが、幅広く話題になった。

 昨年は元日の能登の地震をはじめ、天候の不安定による様々な自然災害に見舞われたが、石川県方面からも積極的な質の高い応募があり、それは受賞結果にも反映されている。

 但し、審査結果は、北陸を応援したいという気分に助けられたのではなく、冷静に応募内容を吟味した結果であることを述べておきたい。実際、二次審査では現物審査となるため、その取り組みが確かな「成果」を生んだか否かが一目瞭然で、審査は二次においてシビアな「確信」に至る。石川県方面の授賞が多かったのは、この地域の工芸の歴史や環境の充実、人口当たりの工芸関係者数の多さに負うところも大きいだろう。実際その受賞者には、個人、若手グループ、あるいは男性も女性も含まれ、またひと口に漆芸といっても、受賞内容は、螺鈿、蒔絵、変わり塗りなど主たる技法が異なり、表現も異なる。つまり、漸く5回目にしてこの賞が石川県の比較的若い工芸家にも知られつつあることを示しているともいえる。その意味では、九州の工芸関係者や東海の陶芸関係者には、更に周知が必要とも考えられよう。

 私は海外でも日本の工芸について語る機会が多いが、作品の制作者であれ、材料や道具などへの従事者であれ、この賞は、工芸の世界をただ支援するだけでなく、質の向上を促し、それを厳密に評価する賞であってほしいと願っている。応募者がそれぞれの立場で挑戦し、ブラッシュアップし、工芸の未来を切り拓いていく姿勢を期待したい。

【第 5 回「三井ゴールデン匠賞」概要】

 「三井ゴールデン匠賞」は日本の伝統工芸の持続・発展に貢献する業界関係者・団体を表彰するものです。

 伝統工芸界には、後継者不足など課題がある中、日本の伝統を継承しながら未来につながるものづくりに真摯に取り組み、さらに発展させている伝統工芸の担い手がいます。本賞は、こうした取り組みの担い手に称賛が集まる機会を作り、日本の伝統を次世代につなぐ取り組みを応援しています。 このため、本賞は伝統工芸品の職人はもとより、器具・素材の開発や、経営・ 流通に関わる方など、伝統工芸界を支える幅広い個人や団体を応募対象としています。

 日本の伝統文化の継承・発展、また国内外への情報発信の重要性が高まる昨今、三井広報委員会は「三井ゴールデン匠賞」の実施を通じて伝統工芸の担い手を称えるとともに、伝統工芸の素晴らしさを広く伝える機会の創出に寄与して参ります。

「三井ゴールデン匠賞」公式サイト : https://mgt.mitsuipr.com/

【主催】 三井広報委員会

【後援】 一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会

【協力】 和くらし・くらぶ

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