中学生から大学院生を対象とした「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」開催決定!
持続可能な開発目標(SDGs)の達成へ向けて/協賛・参画団体を同時募集。
2025年7月7日、一般社団法人NTDs Youthの会は世界NTDの日・日本実行委員会の一員として「第三回 顧みられない熱帯病(NTDs)コンテスト」の開催を決定しました。顧みられない熱帯病(NTDs)とは世界保健機関(WHO)が定義する21の疾患群であり、主に熱帯地域の貧困層を中心に現在も15億もの人々が感染のリスクにさられています。本コンテストは、日本に住む学生に対してNTDsに関する認識を深め、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを促進することを目的としています。特にユース世代がNTDsを「自分ごと」として捉え、自分自身や日本がNTDs対策にどのように貢献できるかを考える場を提供します。2026年1月30日(金)の「世界NTDの日」において表彰式を開催する予定です。また、本コンテストに参画する団体も同時募集しています。

「顧みられない熱帯病コンテスト」立ち上げの背景と概要
NTDsは、リンパ系フィラリア症や住血吸虫症、デング熱など世界で約15億人の人々に影響を与える21の熱帯感染症を中心とした疾患群です。これらの疾患は特に低中所得国の貧しい地域に偏って分布し、人々の健康や生活に大きな影響を与えています。しかしながら、NTDsへの理解や関心度が低く、治療薬の不足や、これらを取り巻く資金不足、人材不足の現状は知られていません。そのため、NTDsについて広く理解や関心を高めてもらうことを目的に、SDGsへの関心が高いユース世代(中学から大学・大学院までの学生)を対象に、2023年から2年連続でコンテストを開催しております。
第三回となる今年は、従来の「わかりやすく伝える部門〜NTDsって知っている?〜」(A部門)と新設した「NTDsのために行動する人を増やす部門〜NTDsを制圧するために〜」(B部門)の2部門をテーマにコンテストを開催します。
「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」概要

プロジェクト名 |
第三回 顧みられない熱帯病コンテスト |
開催組織 |
主催:世界NTDの日・日本実行委員会 事務局:一般社団法人NTDs Youthの会 構成団体: 公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、日本製薬工業協会、長崎大学熱帯医学研究所/日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ) |
応募対象者 |
中学校、高等学校、大学(短期大学・大学院・放送大学を含む)、高等専門学校、専修学校(高等専修学校・専門学校を含む)の教育機関およびそれに準ずる機関に所属する日本在住の生徒・学生であること。 |
コンテスト部門 |
A部門:わかりやすく伝える部門 〜NTDsって知っている?〜 B部門:NTDsのために行動する人を増やす部門 〜NTDsを制圧するために〜 |
賞(副賞) |
最優秀賞:賞金10万円/チーム U18特別賞:ギフトカード2万円/チーム *スポンサー賞を募集中のため、追加される可能性があります。 |
応募方法 |
具体的な応募方法は2025年9月中に公開予定です。 |
協賛団体の公募
貴団体の広報活動や社会貢献活動等において、当コンテストに協賛している旨をご活用いただけます。
協賛団体の詳細
【条件】
-
当コンテストの趣旨にご賛同いただけること
-
5万円以上の協賛金をご協力いただけること
【協賛への御礼】
-
約200箇所へ配布予定のポスター(A2サイズ)へ、団体名もしくはロゴを掲載
-
最終審査会および表彰式にて、協賛団体としてご紹介
-
電子メールにて開催報告書の送付
【スポンサー賞】
-
15万円以上の協賛金へのご協力を条件に、先着3団体限定でスポンサー賞を設定していただくことができます
協賛の詳細につきましては、以下問い合わせ先まで、ご連絡ください。
Mail:contest@ntds-youth-japan.org
構成団体の公募
定義と認定方法
世界NTDの日・日本実行委員会として、「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」の開催に協賛以外の形で関与していただける団体を実行委員会の構成団体として定義します。ただし、世界NTDの日・日本実行委員会との双方の合意を持って構成団体として認定します。
◾️構成団体の一員として、参画していただく内容
-
NTDおよび世界NTDの日に関する広報活動への協力
-
当コンテストの選考への協力
-
その他必要と認められる協力
世界に貢献するユースを日本から

「顧みられない熱帯病コンテスト」 責任者 近藤裕哉コメント(一般社団法人NTDs Youthの会)
一昨年、昨年と2度にわたり本コンテストを開催する中で、私が強く感じたのは、日本のユースが持つ計り知れない可能性です。NTDsという、それまで名前すら知らなかったテーマに対して、参加者たちは自ら調べ、深く学び、想像を超えるようなアウトプットを生み出してくれました。
いま、グローバルヘルスを取り巻く状況は大きく揺れ動いており、国や地域を超えた連携がこれまで以上に求められています。こうした協働において、ユースが果たすべき役割の大きさは言うまでもありません。
このコンテストを通じて、より多くの日本の若者たちが世界の保健課題、そしてNTDsという「顧みられない」病気の制圧に向けて、自ら行動を起こしてくれることを、心から願っています。
第二回 顧みられない熱帯病コンテストの受賞者の声

昨年のコンテストではA部門は24チーム(33名)、B部門は11チーム(23名)の中学生から大学院生までの応募がありました。受賞者からは「NTDsという課題について、多様な視点とアイデアを持つことができた」「本コンテストのアイディア考案にとどまらず、実際にフィールドワークへ行くなど、日本の外での挑戦をしてみたい」などのコメントがありました。
また、構成団体員からは「日本の若者がNTDsという未知の領域に飛び込むきっかけとなる非常に重要なイベントであり、今後も継続していきたい」などのコメントがありました。
詳細は「第二回 顧みられない熱帯病 開催報告」をご参照ください。
一般社団法人NTDs Youthの会について
当会ではNTDsの制圧を目指して、NTDsに関わる国内外のパートナーと共に、この課題の重要性を伝える認知度拡大活動やアドボカシー活動(政策提言)を実施しています。
団体概要
団体名:一般社団法人NTDs Youthの会
本社所在地:〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目6-1 小森ビル4A
代表理事:轟木 亮太
設立: 2023年4月1日
メールアドレス:office@ntds-youth-japan.org
Webサイト:https://ntds-youth.org/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像