7/3(木)キックオフイベントを開催|さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)
採択スタートアップ5社の定量目標達成へ向けて、約7か月間のプログラム期間を開始
公益財団法人さいたま市産業創造財団(埼玉県さいたま市、理事長:中村雅範)は、7月3日(木)にさいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)のキックオフイベントを開催しました。本プログラムでは、応募総数32件から書類審査、プレゼン審査を経て選抜された採択スタートアップ5社を対象に、2026年2月4日(水)の成果発表会まで約7か月間の集中支援を実施することで、採択者の掲げる定量目標の達成をサポートします。
▼さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)|公式ウェブサイト
https://www.sozo-saitama.or.jp/scap/
7月3日(木)14:00~16:00|キックオフイベント開催レポート
SCAPキックオフイベントは、約7か月間のプログラム期間開始に先立ち、さいたま市内外のサポーター(金融機関、大学、公的支援機関、メディア、事業会社など)に対してSCAP採択スタートアップ5社を紹介し、地域のスタートアップ支援者とのネットワークを構築することを目的として開催しました。
当日は会場(まるまるひがしにほん2階 東日本連携センター)に20名を超えるサポーターが来場し、下記内容でイベントを実施しました。

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主催者挨拶|佐々木 哲也(公益財団法人さいたま市産業創造財団 事務局長)
さいたま市内でAIガバナンス、ドローン、醤油粕アップサイクル、障がい者の起業支援、終身建物賃貸借サービスなど、時流に沿った革新的なスタートアップが生まれていることへの期待を述べました。 -
基調講演|鈴木 規文 氏(株式会社ゼロワンブースターホールディングス 代表取締役CEO)
テーマ:地域発スタートアップの可能性とエコシステムの重要性
国内外で多数のアクセラレータープログラムを開催・支援してきた実体験をもとに、「スタートアップとは?アクセラとは?」「さいたま市という立地のメリットおよびデメリット」「地域発スタートアップの成長にとって重要なことは?」などの観点から約30分間語り、SCAP採択5社に激励を送るとともに、さいたま市内の産学官金のエコシステムによるスタートアップ支援の重要性を訴えました。 -
SCAP概要紹介|小板橋 直也(SCAP運営事務局)
SCAP採択者およびサポーターに対して、あらためてSCAPプログラム内容、スケジュールなどを紹介しました。 -
SCAP採択者ピッチ|採択スタートアップ5社(ピッチ7分 +質疑)
SCAP採択スタートアップ5社より来場サポーターに対して、自社の事業内容やSCAP期間中の定量目標、プログラム期間中の行動計画について発表するとともに、自社の事業成長へ向けて必要な支援を来場サポーターに求めました。 -
ネットワーキング(名刺交換)|採択5社、来場サポーター20名超
採択スタートアップ5社および来場サポーターがネットワークを構築し、採択者の事業推進へ向けたサポートなどについて情報交換が行われ、定刻を30分以上超えても終わらない盛り上がりでした。
SCAP採択スタートアップ5社


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株式会社Controudit AI(代表取締役CEO 藤井 涼 氏)
Controudit AIは、AIの安全・公正な活用を支援する「AIガバナンス支援サービス」を展開。AIリスク研修、体制構築支援、セキュリティ監視ツール、品質評価支援を通じ、企業のAI活用におけるリスク管理と透明性の確保を一気通貫で実現。SaaSとコンサルティングを組み合わせたB2Bビジネスモデルです。 -
株式会社スカイブリッジ(代表取締役 共同代表 小林 隼人 氏)
スカイブリッジは、あらゆる産業と空を結ぶ懸け橋として、ドローンと3次元測量を軸とした4つの事業を展開しています。「A:ドローン点検、B:3次元測量、C:3次元データ活用、D:内製化支援」
A:高所、狭所、暗所をドローン点検。
B:図面がなき構造物を測量し、3次元点群データを作成。
C:「デジタルツイン環境構築」「2次元/3次元図面化(CAD等)」「ドローン自動飛行点検構築」
D:機材販売、ドローンスクールおよび点検・測量ノウハウ供与、現場での内製化。他社にない実務的な導入支援により、顧客課題を中から解決。
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Smoke-i-freet(代表 辻 健太朗 氏)
醤油粕を用いた燻製材のアップサイクルビジネスになります。醤油粕は塩分や水分が多く、食品リサイクル法のため飼料以外での有効活用が難しい状況です。開発した醤油粕燻製材は低リスク・低コストで製造できるだけでなく、醤油屋にとっては引取先との交渉や処分の費用を削減することができます。ビジネルモデルとしては醤油屋さんより醤油粕を買い取り、弊社Smoke-i-freetにて燻製材に加工し、食品工場や小売店に販売する形になります。 -
ツナグッド(代表 不破 千也子 氏)
在宅で障害児者を介護する家族や障がいのある方を対象に、「やりたい」を起点に社会とつながり、小さく働く“自立の第一歩”を支援するカスタマイズ型ビジネスサポート講座を開催。専門家(ライター等)がオンラインや対面で創作支援・発信支援を行い、当事者が制作する作品や販売ページの完成をサポート。在宅でも社会とつながりながら“働き続ける力”を育む、スモールビジネスのための起業支援事業です。 -
ライフサポートジャパン株式会社(代表取締役 玉櫛 鉄平 氏)
賃貸住宅に”終身”と言う選択肢を!終身賃貸という、不動産賃貸業に対する新しいサービスです。
SCAPの今後のイベントスケジュール
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中間ピッチイベント
日時|2025年10月15日(水)14:00~16:00
会場|さいたま市内
内容|SCAP採択者の中間成果発表、ネットワーキング、など
※8月中旬頃より申込受付開始予定です -
成果発表会(デモデイ)
日時|2026年2月4日(水)14:00~16:00
会場|さいたま市内
内容|SCAP採択者の最終成果発表、ネットワーキング、など
※12月上旬頃より申込受付開始予定です
【さいたま市産業創造財団について】
公益財団法人さいたま市産業創造財団は、さいたま市の特性を活かして、市内中小企業者及び創業者の皆様の支援を行うとともに、中小企業等に勤務する方の福祉向上を図ることにより、地域産業の振興及び豊かな市民生活の形成に寄与することを目的に、平成16年3月にさいたま市の100%出捐により設立、同年4月1日から本市における都道府県等中小企業支援センターとして事業を展開しています。
法人名 :公益財団法人さいたま市産業創造財団
所在地 :埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目4番3号 さいたま市産業文化センター4階
代表者 :中村 雅範(理事長)
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