地中探査をもっとスマートに ―牽引式キャリアで広がる探査の可能性、「MALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrier(マラ・ミラ コンパクト トウ・ヒッチ・キャリア)」登場
車両に簡単装着でき、地中探査の効率と精度を飛躍的に向上させる牽引式キャリア「MALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrier」を、2025年9月より販売開始します。

ガデリウス・インダストリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ヨスタ・ティレフォーシュ)は、地中探査の効率と精度を大幅に向上させる牽引式キャリア「MALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrier(マラ・ミラ コンパクト トウ・ヒッチ・キャリア)」を、2025年9月より販売開始いたします。車両に簡単に装着できる本製品は、地中探査の新たな可能性を切り拓く革新的なソリューションです。
牽引式キャリアで広がる探査の可能性 ーMALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrierー
「MALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrier(マラ・ミラ コンパクト トウ・ヒッチ・キャリア)」は、広範囲の地中埋設物や空洞を高精度に把握できるMIRA Compact(ミラ コンパクト)ユニットを牽引式キャリアに搭載することで、従来の手押し型や背負い型では困難だった長距離・高速探査を可能にします。
インフラ点検、ユーティリティマッピング、考古学調査など、多様な分野での活用が期待されています。
タイヤがついていない構造のため、牽引時の手続きも簡便。出発地の所轄警察署への申請のみで運用が可能です。
2025年9月の国内販売開始に先立ち、導入をご検討中の皆さまを対象に、製品のご説明およびデモンストレーションを順次ご提供いたします。
地中を“面”で捉える次世代探査
MALÅ MIRA Compact(マラ ミラ コンパクト)
地中探査の現場では、従来の「点」や「線」での調査から、「面」で捉える三次元探査へのニーズが高まっています。 MIRA Compact(マラ ミラ コンパクト)は、スウェーデンのGuideline Geo社(ガイドライン・ジオ)が開発した、マルチチャンネル型3D地中レーダー(GPR)であり、広範囲かつ高密度な地中マッピングを一度の走行で実現する革新的なツールです。

【主な用途】
1. ユーティリティマッピング/埋設物・空洞調査
都市部のインフラ更新や維持管理において、埋設管の正確な位置把握は不可欠です。MIRA Compact(マラ ミラ コンパクト)は10~最大30チャンネルチャンネルの同時取得が可能で、従来のシングルチャンネル機器に比べて効率と精度を大幅に向上させます。最低6.5cmピッチでの高密度スキャンにより、金属管・樹脂管・空洞などの検出が可能です。
2. 災害リスク評価/道路陥没調査
地震や豪雨による地盤の変化や空洞化は、道路陥没などの重大事故につながる可能性があります。MIRA Compact(マラ ミラ コンパクト)は、広範囲を短時間でスキャンできる性能を備えており、災害後の迅速なリスク評価に有効です。さらに、リアルタイムでの2D・3D表示により、現場での即時判断を支援します。
3. BIM/CIM連携/施工前調査
建設業界では、BIM/CIMとの連携による三次元データの活用が進んでいます。MIRA Compact(マラ ミラ コンパクト)で取得した地中データは、解析ソフト「MALÅ Vision(マラ・ビジョン)」により3Dモデル化され、設計や施工計画への活用が可能です。施工前の障害物確認や配管位置の把握を支援することで、現場でのトラブルを未然に防ぎ、より安全かつ効率的な施工を実現します。
4. 文化財/考古学調査
MIRA Compact(ミラ コンパクト)は、地中を非破壊かつ三次元的に可視化できる特長を活かし、文化財保護や遺跡調査の分野でも活用されています。従来の掘削を伴う調査と比較して、環境への負荷を抑えながら、広範囲にわたる構造物や遺構を高精度に把握することが可能です。
製品仕様
製品名 :マラ・ミラコンパクト (MALÅ MIRA COMPACT)
重量 :42kg
周波数 :500MHz
チャンネル数:10~30チャンネル
バッテリー持続時間 :8時間
保護等級 :IP65
Guideline Geo(ガイドライン ジオ)社について
Guideline Geo(ガイドライン ジオ)社は、地質工学分野におけるグローバルリーダーとして、100カ国以上の顧客に技術ソリューションを提供しています。1923年にABEM(アベム)社が設立され、革新的な探査技術の開発が始まりました。1950年代には欧州最大の物理探査コンサルティング会社へと成長し、SGUの技術はMALÅ GeoScience ABへと受け継がれ、地中レーダー(GPR)技術の基盤となりました。両社は統合を経て、2012年にGuideline Geo(ガイドライン ジオ)として再編され、地下の可視化技術を世界に展開しています。
今後の展開
「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」にブースを出展します。
本件に関してご不明点やご質問がございましたら、展示会会場にて直接ご説明させていただきますので、ぜひ会場へお越しください。
■出展場所
東展示棟 東6ホール(ブース番号 6-V25)
■開催概要
展示名:「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」
会期:2025年7月23日(水)から2025年7月25日(金)まで 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト東展示棟
主催:一般社団法人日本能率協会(他2団体)
入場料:無料(事前登録制)
ホームページ:https://mente.jma.or.jp/
お問合せ・デモンストレーションのご案内
本件に関してご不明点やご質問がございましたら下記お問合せ先までお気軽にご連絡ください。
なお、製品・サービスのデモンストレーションも承っております。ご希望の際は、あわせてご連絡いただけますと幸いです。

ガデリウスインダストリー株式会社 事業開発部 担当:髙田・須永
〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-1 青山安田ビ 4F
Tel: 03-5414-8752
Email: gpr@gadelius.com
Website: https://www.gadelius.com/




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