6/28～29 札幌のIT企業が開発したフェアトレード紅茶をイベントでお披露目

働く喜びとエシカル消費を広げ、多様な人々が活躍する社会を目指す

fun-plusホールディングス株式会社

2025年6月26日 09時53分

プロテック株式会社（本社:北海道札幌市、代表取締役:小松麻衣（こまつまい））はこの度、ECサイトを運営するOmusubi事業部における新たな取り組みとして、フェアトレード紅茶の商品開発を始めます。札幌のIT企業である当社が就労支援施設と協働で製品化させたフェアトレード紅茶を、来る6月28日（土）・29日（日）に開催される「フェアトレードフェスタinさっぽろ2025」の出店ブースにてお披露目するとともに、現在制作中のパッケージのデザインについて来場者の皆様の投票によって決定いたします。

今回販売する紅茶2種。左からディンブラ（原産国スリランカ・1,120円）とダージリン（原産国インド・1,280円）、いずれも80ｇ・税込。

　当社は創業以来38年間、IT企業として福祉会計システムなどの開発・提供を行ってまいりました。就労支援施設をはじめとする福祉現場の基盤強化の支援を通じ「誰もが社会に参加し、活躍できる社会の実現」を目指しております。福祉施設を利用する人々にとって、新たな雇用の創出が「働く喜び」を生みだし、その活躍を社会に認知してもらう機会を最大限に広げたいという思いから、この度のフェアトレード紅茶プロジェクトを始めることといたしました。

本プロジェクトでは、札幌市内の就労継続支援B型事業所が生産する優れた商品を厳選し紹介している当社運営のECサイト「Omusubi」で培った就労支援施設との連携をさらに強化し、商品の製造作業は福祉施設の利用者が担います。これにより、彼らの「働く喜び」と「社会参加」を促進し、同時に開発途上国の生産者支援、地域活性化、障がいのあるアーティストの活躍の場創出など、多角的な社会貢献を目指します。また、本製品を通じて、持続可能な社会に不可欠な「社会や環境に配慮した消費」（エシカル消費）の選択肢を広げたいと考えております。

今回のお披露目に向けて就労支援施設が請け負った茶葉の計量、袋詰め、シール貼りなど製造作業の様子。

パッケージデザインは創作活動に力を入れている市内のB型事業所で利用者が制作したものを起用。

【フェアトレード紅茶・開発プロジェクト概要】

紅茶は、札幌のフェアトレード専門店「エシカル・タイム」が厳選した認証済みのものを使用し、Omusubi事業部のメンバーも茶葉の選定に携わりました。パッケージのデザインは市内の就労継続支援B型事業所の利用者が描いたアート作品を起用することとし、障がいのあるアーティストの活躍の場にもつなげたい考えです。今回お披露目するのはストレートの紅茶2種類ですが、本年12月には道産素材を用いたフレーバー紅茶の完成も目指してまいります。

私たちは「障がい者たちが事業所で生産した商品が正しい価格で販売され、購入者に喜ばれ、その正当な対価を作り手である障がい者自身が受け取れる社会的な仕組みを確立させたい」という思いでサイトの運営を行っております。