Dynatrace、Observability for Developersを発表

新たなイノベーションにより、開発チームに強力なランタイムインサイト、高度な分析、新しいLive Debuggerを提供し、トラブルシューティングとパフォーマンスモニタリングを効率化

Dynatrace合同会社

エンドツーエンドのオブザーバビリティ(可観測性)およびセキュリティ分野のリーダーであるDynatrace(NYSE: DT、日本支社:東京都千代田区、日本支社代表執行役社長:徳永 信二)はこのたび、「Observability for Developers」を発表しました。Observability for Developersは、開発者にランタイムインサイトとトラブルシューティング機能を提供し、業界の「シフトレフト」を加速させる包括的なソリューションセットです。

近年のクラウドネイティブ環境の複雑化に伴い、開発者にとってオブザーバビリティのソリューションが不可欠なものとなっています。システムが分散化し、動的になる中で、開発チームは、イノベーションを推進しながら信頼性を維持するために、アプリケーションパフォーマンス、インフラストラクチャの健全性、ユーザーエクスペリエンスに関するリアルタイムのインサイトが必要になっています。

こうした課題に対処するため、Dynatraceは現在、クラウドネイティブアプリケーションの開発チームに向けて、次のような差別化された強力な機能を提供いたします。

  • 容易なデータアクセスと調査:
    Dynatrace のAIエンジン、Davis® AIによる直感的なダッシュボードと、高度なログ、メトリクス、トレース分析を活用することで、アプリケーションパフォーマンスの追跡と最適化、システム健全性のモニタリング、エンドユーザーの操作分析、履歴データの表示、予測の提供を、一つのプラットフォーム上で簡単に行うことができます。

  • AIによるトラブルシューティングを強化するLive Production Debuggingの導入:
    自動根本原因分析を含む、AIを活用したトラブルシューティングおよびデバッグ機能を拡張する新アプリケーションの「Live Debugger」を導入しました。この新しいアプリケーションにより、開発者は問題の再現や再デプロイを必要とせずに、ランタイム環境からリアルタイムのインサイトにアクセスできるようになります。また、開発者はパフォーマンスへの影響を最小限に抑えつつデバッグ情報を抽出し、コンテキストのインサイトを活用することで、より迅速な問題解決が可能となります。

  • セルフサービスによる企業への導入:
    ツールの乱立やデータのサイロ化を最小限に抑えながら、企業への導入を促進するために、Dynatraceはオブザーバビリティチームやプラットフォームエンジニアが開発者向けのセルフサービスモデルをシームレスに実装できるようにします。また、開発者ポータルや統合開発環境(IDE)との連携、カスタマイズ可能なエントリーポイントを提供することで、厳選されたコンプライアンスに準拠したアプローチを維持しながら、開発者向けの生産性機能に簡単にアクセスできるようになります。これには、コンテキストを深く掘り下げてデバッグを行う、強化されたOpenTelemetryログ、メトリクス、トレースなどが含まれます。さらに、開発チームが追加料金を心配することなくイノベーションの構築に集中できるように、新しい価格モデルもObservability for Developersソリューションの一部として導入されます。

RedMonkのシニアアナリストであるKellyAnn Fitzpatrick氏は次のように述べています。
「企業がIT運用においてオブザーバビリティの重要性を認識する中で、私たちもソフトウェア開発ライフサイクルの初期段階におけるオブザーバビリティの必要性を認識するようになっています。Dynatraceは、Observability for Developersによって、オブザーバビリティ機能を拡張し、このようなニーズに対応するための開発者向けツールを提供しています」

Dynatraceの創業者兼CTOであるBernd Greifenederは次のように述べています。
「Observability for Developersは、開発チームにインテリジェントでコンテキストを認識するソリューションを提供し、迅速かつ確信を持ってイノベーションを進められるようにするという当社の取り組みを体現しています。私たちは、開発者がアプリケーションの理解、トラブルシューティング、最適化を容易かつ正確に行えるよう支援しています。さらに、AIによるインサイトと自動化を通じて効果的なコラボレーションを推進し、生産性を最大化するとともに、ITプラクティスが安全で、コンプライアンスを順守し、企業の基準に準拠していることを経営層に示すための確かなエビデンスを提供します」

Live Debuggerは現在プライベートプレビュー中であり、今後90日以内にDynatrace Observability for Developersソリューションの一部として一般提供を開始する予定です。

新機能の詳細は、Dynatraceブログ(英語)をご覧ください。

https://www.dynatrace.com/news/blog/dynatrace-observability-for-developers-saves-time-with-real-time-data/

※この資料は、米国マサチューセッツ州で2025年2月4日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

Dynatraceについて

Dynatrace (NYSE:DT)は、世界中のソフトウェアを完璧な状態で運用するために存在します。Dynatraceの統合プラットフォームは、広範で深いオブザーバビリティ(可観測性)と継続的なランタイムアプリケーションセキュリティをDavis® ハイパーモーダルAIと組み合わせ、膨大なデータから得られる“答え”とインテリジェントオートメーションを提供します。企業のイノベーションを支援、クラウド運用の近代化(モダナイゼーション)と自動化を実現し、より迅速かつ安全にソフトウェアを提供して、完璧なデジタル体験を可能にします。世界有数の大手企業が、Dynatrace ®プラットフォームを信頼し、デジタルトランスフォーメーションの推進のために活用しています。詳細についてはこちら( https://www.dynatrace.com/ja/ )をご覧ください。

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会社概要

Dynatrace合同会社

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URL
https://www.dynatrace.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビル25F
電話番号
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代表者名
徳永信二
上場
海外市場
資本金
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設立
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