三井メディカルジャパン、ヨガ教室と共同で⾻盤臓器脱・⼦宮脱サポーター「フェミクッション ハピネス」座談会を実施
永尾光一医師・ヨガ講師 岩﨑奈緒子氏・開発者 三井桂子氏が語る、女性の骨盤ケアの重要性

がんサバイバーや骨盤臓器脱患者など、深刻な医療課題を抱える方々のために医療機器を開発する株式会社三井メディカルジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役:三井桂子)は2025年6月18日、ヨガ教室の生徒さんとともに、骨盤底筋のゆるみや骨盤臓器脱を予防する「フェミクッション ハピネス」に関する座談会を開催しました。
本座談会は、産後や加齢、姿勢の崩れなどによって引き起こされる女性の骨盤底筋の衰えや、それによる⾻盤臓器脱や尿漏れといった悩みに寄り添い、正しい知識とケアの重要性を伝えることを目的として実施されました。
◆座談会概要
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日時:2025年6月18日
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参加者:「maitri yoga」生徒の皆様
座談会イベント冒頭では、骨盤底筋のゆるみや骨盤臓器脱の予防する「フェミクッション ハピネス(以下、ハピネス)」の開発者である、三井メディカルジャパン代表取締役・三井桂子より、商品の開発背景が紹介されました。続いて、銀座リプロ外科院長・永尾光一医師が登壇し、骨盤底に関する疾患の基礎知識と対策について、医師の立場から解説しました。
座談会の前にはヨガ教室代表・岩﨑奈緒子さんによる「骨盤底筋チェアヨガ」も実施。参加者たちは、椅子に座ったまま簡単に行えるヨガを通じて、骨盤底への意識を高めました。
座談会では年齢やライフスタイルの異なる女性たちが集まり、「体調の悩み」や「ハピネスを使った感想」、さらに「使用後に感じた変化」などについて活発に意見を交わしました。実際の使用体験に基づくリアルな声が飛び交い、骨盤底ケアの重要性を再認識する時間となりました。
■「フェミクッション ハピネス」開発の背景
三井メディカルジャパン代表取締役の三井桂子より、ハピネスの開発背景について説明しました。女性は加齢によって骨盤底筋が衰え、子宮脱や膀胱脱などの臓器脱を起こし、尿漏れなどの症状を呈することがあります。この影響により、それまで好きだった活動や外出が難しくなり、生活の質に大きな影響を与えてしまいます。
三井は「どんな年齢になっても若々しく元気に、趣味や外出を気兼ねなく楽しんで過ごしてもらいたい」という想いからハピネスを開発したと語りました。ハピネスは下着の上から着用できるため日常生活に取り入れやすく、履くだけで加圧トレーニング効果も期待でき、筋力アップにもつながります。
■永尾医師による解説
続いて、銀座リプロ外科院長の永尾光一医師より、骨盤底の疾患に関する専門的なお話がありました。永尾医師は、「女性に多く見られる症状の一つが尿失禁です。予防や改善のためには、骨盤底筋を鍛えることや、それを支えるサポーターの活用が大切です」と述べ、骨盤底筋ケアの重要性を改めて強調しました。
■maitri Yogaについて
本座談会は、「maitri yoga」との共催で行われました。「maitri yoga」は、30代後半から50代の女性を中心に、身体と心を慈しむヨガクラスを提供する教室です。「maitri(マイトリー)」とは、サンスクリット語で“慈愛”を意味し、岩﨑奈緒子氏が「巡りヨガ」や「癒しヨガ」、産後リフレッシュ・マタニティヨガなどのプログラムを通して、周囲へのやさしさを自身にも向ける時間を提案しています。岩﨑氏は国際的な標準資格である「全米ヨガアライアンス認定RYT200」をはじめとした、複数の資格を有しています。
公式サイト:https://www.maitri-yogalife.com/
「maitri yoga」はヨガマットを使用せず、椅子に座ったままできる「チェアヨガ」を取り入れており、激しい運動が苦手な方でも無理なく取り組める内容となっています。座談会では、参加者の皆様で「骨盤底筋チェアヨガ」を体験しました。



■座談会の様子と利用者のコメント
座談会では、産後の体の変化や悩み、ハピネスを使った感想や感じた変化などが語られました。


4人のお子さんを持つAさん: 「初めてハピネスを履いたとき、『気持ちいい』と感じました。骨盤全体を全方位に支えてくれている安心感があって、キュッと絞められている感じが気持ちよく感じたんです」
バトミントンが趣味のBさん: 「ハピネスを着用中は下半身が引き締まる感じがして、バドミントンのプレー中も細かい動きや瞬発力につながります。また、全身が支えられているような感覚があり、安心してプレーできています。」
デスクワーク中心で働くCさん: 「以前は、体全体を引き締めるような補正下着を試しましたが、きつすぎて長時間着けていられず、継続できませんでした。締め付けが強いものよりも、毎日使って改善できるものを探していたので、ハピネスは最適でした」
長年尿漏れに悩んでいたDさん: 「ランニングやウォーキングをしていても尿漏れすることがなくなり、子どもと一緒に気兼ねなく走って遊べるようになれたほどです」
これらの実体験から参加者は、尿漏れなどの症状を「年齢による仕方ないもの」と見過ごさないことの大切さを改めて実感。将来の快適で楽しみのある生活のためにも、骨盤底筋トレーニングやハピネスのようなサポーターを活用することの重要性が改めて示されました。
◆「フェミクッション ハピネス」の概要


ハピネスは立ち仕事や出産、肥満などによって起こる骨盤底筋の緩みを予防・改善することを目的とした製品です。骨盤底筋の緩みは、尿漏れや性交時の不快感だけでなく、骨盤臓器脱のリスク要因ともされており、日常生活の質に大きな影響を与えます。本製品は、着用により骨盤底筋への負担を軽減し、膣を優しくサポートします。
独自の立体構造により長時間でも快適な着用感を実現し、骨盤を包み込みながら正しい位置へと導く本製品は、出産経験の有無を問わず、20代から80代までの幅広い年齢層の方にご使用いただけます。
本製品は、東邦大学 医学部 泌尿器科学講座 教授の永尾光一医師の監修のもと開発され、2025年1月には「骨盤底筋サポート着衣」として特許(特許第7414695号)を取得しております。
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◆永尾光一医師の紹介

永尾光一
プロフィール:銀座リプロ外科 院長/東邦大学医学部 名誉教授
永尾医師はナガオメソッドにより20年以上、精索静脈瘤手術をしており、その手術数は10,000例以上となります。日本ではまだ認知度が低い男性不妊ですが、より多くの患者様に気軽に相談していただければと思っております。
◆会社概要
会社名:株式会社三井メディカルジャパン
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD 5F
代表取締役:三井桂子
設立:2006年12月
事業内容:医療機器の研究開発・製造・販売
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