Mendix、Snowflakeとのパートナーシップを継続し、自動車業界における新たな価値の創出と開発の変革を推進

Mendix Technology B.V.

シーメンス傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:レイモンド・コック)は、本日、AIデータクラウド企業のSnowflakeとのパートナーシップを継続し、特に自動車業界の企業において、最新のソフトウェア開発によるデータからの価値の創出をさらに推進する方針を発表しました。

MendixとSnowflakeのパートナーシップによって、両社のサービスを利用する顧客はこれまでに以下の効果を実感しています。

  • 価値創出までの時間を短縮

    両社の顧客である製造業の1社は、SnowflakeのデータツールとMendixを組み合わせ、わずか16週間でアプリケーションを構築・展開しました。

  • レガシーシステムを刷新

    別の製造業の1社は、旧型のシステムを最新のポートフォリオに置き換え、わずか4か月で最初の新規アプリケーションを構築・展開しました。

  • サイロ化していたチーム間の連携を実現

    ある大手石油ガス企業は100以上のMendixアプリケーションを構築し、その内の75%がSnowflakeと連携しています。両社の統合ツールによって、データエンジニアは社内の開発者やビジネス上のエンドユーザーとともにソフトウェア開発をサポートできるようになりました。

  • 製造現場のセキュリティを強化

    ある航空宇宙メーカーは、SnowflakeのAIデータクラウドによるダイナミックデータマスキングによって機密データを制限・保護しつつ、Mendixのプラットフォームの堅牢な組み込みガードレールによってアプリケーション開発のライフサイクル全体を制御することで、データ保護と現場の業務効率化の両方を実現しました。

  • 単一画面で可視性を強化

    ある交通機関は、Mendixを活用して10以上のアプリケーションを構築しました。そして、さまざまなソースからデータを収集し、Snowflakeで分析をすることでデータを可視化し、プロセスの改善や意思決定を裏付けるインサイトを抽出できるようになりました。

シーメンス・エナジーは、ソフトウェア開発と適切なデータの組み合わせが組織に好影響をもたらすことを示す好例です。2018年以降、同社はMendixを活用して200以上のアプリケーションを展開し、工場関連プロジェクトのほぼすべてがSnowflakeと連携しています。

シーメンス・エナジーの研究開発エンジニア兼ローコードリーダーであるFranz Klammler氏は、「Snowflakeは我々のデータ活用の中枢です。データのないアプリケーションに価値はなく、私たちに必要なものはすべてSnowflakeに揃っています。加えて、Mendix上で複数のユースケースをひとつのアプリケーションに統合できるため、アーキテクチャが明瞭になり、Snowflakeへの同期も一度で完了するなど、両プラットフォームの連携の恩恵を受けています」と述べています。

Mendixは、両社の共同顧客への価値提供をさらに強化するため、2025年5月に開始された自動車向けソリューションにおけるSnowflake Data Cloud Productパートナーに認定されました。

Snowflakeの自動車向けソリューションは、顧客に対して、より迅速かつ効率的な開発サイクル、スケーラブルなプラットフォーム、サプライヤー、在庫システム、物流パートナーを横断したサプライチェーンのリアルタイムな可視化、AI/ML機能を備えた高度な分析プラットフォームを提供します。そして、基盤となるMendixの技術コンポーネントは、柔軟性に優れ、Snowflakeが新たなモデルや機能を導入する際にも容易に対応が可能です。これによって、自動車業界独自のきめ細かなニーズに応えながら、より多くのユーザーがSnowflake AIを利用できるようになり、AI活用における「概念実証から本番運用」へのギャップを埋めることが可能になります。

Snowflakeの製造部門グローバル責任者のTim Long氏は、「Snowflakeの顧客は、従来の分析を超えた活用方法を模索しています。Mendixと連携することで、SnowflakeのCortex AIを活用した高機能で実用的なエンタープライズアプリケーションが迅速に構築できるようになります。このスムーズな統合を通じて、顧客が新たなビジネス価値を創出することを楽しみにしています」と述べています。

データの一括管理の重要性を認識する企業が増加する中、MendixとSnowflakeの両社は包括的なソリューションを提供し続けます。両社のパートナーシップによって、AIのサイロ化が防止されるとともに、企業がデジタルトランスフォーメーションを推進する中で複数のプラットフォームを採用する場合も、データに対する包括的なガバナンスと管理を維持できます。

Mendixについて

シーメンスの事業部門であるMendixは、エンタープライズソフトウェア開発における複雑な課題を包括的に解決するために設計された唯一のローコードプラットフォームです。部門ごとの問題に対して個別のソリューションを導入することは、ミクロレベルでは解決策になりますが、ビジネスに大きな影響を与えるためには、より大規模な取り組みを行い、持続的かつ戦略的な成果を生み出す強力なポートフォリオを構築する必要があります。

Mendixを活用することで、ソフトウェアポートフォリオのライフサイクル全体にわたって、すべての従業員を巻き込んで要件を収集し、アイデアを形にし、バリューアセスメントを組み込むことができるため、企業はより複雑で変革的な推進が可能になります。

ガバナンスと管理を叶えながら不要なリスクを回避しつつ、最も重要な課題に集中しましょう。組織を動員し、変化への対応力を強化しましょう。そして、次の大きなアイデアが生まれたとき、それを迅速に成果に転換しましょう。

現在、46か国4,000以上の組織がMendixローコードプラットフォームを活用しており、30万人以上の開発者からなる活発なコミュニティが95万以上のアプリケーションを生み出しており、その数は今も増え続けています。

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会社概要

Mendix Technology B.V.

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URL
https://www.mendix.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区代々木 小田急サザンタワー9F
電話番号
03-5354-6700
代表者名
レイモンド・コック(Raymond Kok)
上場
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資本金
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設立
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