株式会社ゲッカワークスの「防災コンソーシアム（CORE）」参画のお知らせ

～防災・減災における連携体制の構築に貢献～

　当社の子会社である株式会社ゲッカワークス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大橋茂樹、以下「ゲッカワークス」といいます）は、「防災コンソーシアム（CORE）※１」へ参画いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                                                                      

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１．背景と目的

　当社グループは、理念体系の「私たちの思い」と「サステナビリティ基本方針」に「すべての人に、いきいきとした生活を創造しお届けします」を掲げています。また、生命関連商品を扱う社会インフラ企業として、平時はもちろん、有事においても医薬品等のサプライチェーンを支え、地域医療への貢献を推進しております。

　また、ゲッカワークスは、企業理念「誰もが『最適な医療』を受けられる世界を創る。」を掲げ、実名医師の専門性データ※２、全国の医療機関データを活用することで、地域の医師や遠隔地の専門医同士をオンラインでつなぐ医師向けの会員制Webサービス「ドクシル」※３を運営しております。

　日本は災害大国と言われており、近年激甚化している自然災害により全国で大きな被害が頻発しています。この10年間の経済損失は20兆円に達するとされ、さらに尊い人命が失われています。2021年に発足した「防災コンソーシアム（CORE）」は、多種多様な業界の企業・団体で構成されており、各法人の技術やデータを活用した防災・減災事業の共創を図っています。国・自治体等との連携のほか、防災・減災に関する4要素（現状把握・対策実行・避難・生活再建）の高度化に取り組むことで、災害に負けない「強靭な社会の構築」に貢献することを目指しています。

　ゲッカワークスは、「ドクシル」の「見つける」「知ってもらう」「つながる・つなげる」「伝える・知らせる」という4つの機能を活用し、医師同士や医師と企業をつなげる役割を果たすことで、災害に強い社会づくりに貢献できると考え、2025年１月に本コンソーシアムに参画いたしました。防災・減災に向けた啓発活動を進めるとともに、被災経験のない医師や自治体等が有事に備えられるよう、災害医療に精通した医師や被災経験のある医療機関・団体・企業と連携してコミュニティを形成し、災害時の医療提供体制の強化に貢献してまいります。

  

※１　「防災コンソーシアム（CORE）」は、2021年11月、東京海上日動火災保険株式会社が発起人　　

となり、13法人で発足されました。その後、参加企業が増え、2025年1月30日時点で125法人が、「現状把握」「対策実行」「避難」「生活再建」の４分野でテーマごとに分科会をつくり、個別の課題に取り組んでいます。「CORE」という名称には、「社会を中心に」「人々を中心に」、そして「防災・減災に直結するコア対策を創出したい」との思いが込められています。

※２　医師の専門性データとは、厚生労働省が公表している医師データ、ホームページ等のインターネット上で公開されている情報、市販されている新聞や書籍の情報、医師自らが入力した情報および日本の論文約1,000万本をAIで解析し算出した「ドクシル」独自のデータです。

※３　「ドクシル」は、知り合うことがなかった医師と医師が知り合い、医師同士のネットワークを広げるための医師向け会員制Webサービスです。「見つける」「知ってもらう」「つながる・つなげる」「伝える・知らせる」という4つの面から豊富な機能を搭載しており、医師同士の交流を促進します。

「ドクシル」Webサイト

URL：https://info.docshiru.com/

　

【ご参考】2022年11月16日発表

「地域医療連携推進を目的とする新会社『ゲッカワークス』設立および医師向け会員制Webサービス『ドクシル』の実証実験開始について」

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/tdnet/2208337/00.pdf

2023年11月16日発表

「医師向け会員制Webサービス『ドクシル』」の本格運用開始について」

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/tdnet/2365153/00.pdf

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