Forcesteed Robotics、RealMan Robotics製ロボットへのAI・画像認識による技術支援を開始 ―先進的VLAと空間知能で日本の「次世代AIロボット」実装を推進―

RealManの高出力・軽量アクチュエータとForcesteedの人工意識FSR-ACを融合し、AI×ロボティクスによる日本市場での新たな価値創出と共同市場開拓を推進する。

株式会社Forcesteed Robotics

AI×画像認識×ロボティクス分野の研究開発を行う 株式会社Forcesteed Robotics(本社:東京都江東区、代表取締役:大澤弘幸、以下「Forcesteed」)は、中国・北京を拠点とするロボット技術企業 睿爾曼智能科技(北京)有限公司(RealMan Robotics、本社:中国北京市、代表取締役:郑随兵、以下「RealMan」)のロボット製品に対し、同社のAI・画像認識技術と人工意識FSR-ACパッケージを組み合わせたソリューション提供を開始します。

本取り組みでは、工場内の自動搬送・検査支援に加え、監視ソリューション「Guardian」、空間知能によるモビリティロボット制御、電話オペレーターの置き換えやカウンター受付業務の自動化を可能とするAIオペレーターなどを活用し、RealMan製ロボットを活用した幅広いソリューションを展開し、日本の産業・サービス分野での次世代AIロボットの社会実装を推進します。

RealManの高トルク・軽量ロボットアームを備えたヒューマノイドロボットと、Forcesteedの先進的VLA(大脳系AI)および人工意識FSR-AC(リアルワールドAIエージェント/フィジカルAI)を融合することで、現場の用途や環境に適応する「動作・知能一体型ロボティクス」の実現を目指します。

また、ForcesteedはRealManやRealManの日本代理店各社とも連携し、協調的な販売体制のもとで市場開拓と導入支援を強化。両社は、日本市場に特化した模倣学習を中心としたロボット動作データの利活用やAI応用分野でも連携を進め、将来的な共同事業体(JV)設立の可能性も視野に入れています。

RealManについて 

RealManは、中国を代表する軽量アームを備えたヒューマノイドロボットおよびアクチュエータメーカであり、モータ・センサ・制御系・減速機を一体化した高出力密度アクチュエータの量産化に成功しています。同社のアクチュエータは軽量かつ高トルク・高精度を実現し、数多くのヒューマノイドロボットメーカに採用されています。研究開発・製造・教育分野で高い評価を受けています。

主な技術的特徴は以下の通りです: 

統合アクチュエータ設計:ハーモニック減速機を組み込んだ高出力密度関節構造を自社開発。 

  軽量構造と高負荷比:自重約7 kgのアームで可搬質量5 kgを達成。 

     高信頼性仕様:主要モデルでMTBF(平均故障間隔)30,000時間の公称値。 

      高精度制御:0.01°単位での位置制御を可能にする18bitエンコーダを搭載。 

 研究・運用基盤の整備:北京に3,000㎡規模・108台以上のロボティクス・データ

            トレーニングセンタを保有。

RealManの製品ラインナップ。アクチュエータ、単腕アーム、セミヒューマノイドなど様々揃えてあります。
※ RealManのウェブサイトより引用

RealMan製品情報:

https://www.forcesteed.com/product/realman/

Forcesteedの取り組み 

Forcesteedは、「世の中の駆動系に人工意識ACを統合し、機械と人が協調して新たな価値を生み出す未来を創る」をミッションに掲げ、AI・画像認識・ロボティクスの研究開発および社会実装を推進しています。現在、12社以上の企業と連携し、次世代ロボット技術の実用化に向けた研究開発を進めています。

同社が開発する人工意識FSR-AC(Artificial Consciousness)は、「リアルワールドAIエージェント/フィジカルAI」を中核とする大脳系アーキテクチャ(先進的VLA)であり、ロボットが外界を認識し、目的・文脈・感情・好奇心に基づいて行動を選択できる知能基盤です。
従来の「決められた動きを繰り返すロボット」から脱却し、人と共に判断し、進化し続けるAI統合型ロボティクスを実現します。

Forcesteedの人工意識FSR-ACについて(過去PRTIMES記事):

  1. ロボットに“好奇心”を。Forcesteed Robotics、アシモフの3原則に基づく自律学習アーキテクチャ「System4」を公開

  2. AI・ロボットが「好奇心を持ち自ら学ぶ」ーー「好奇心」を搭載した「フィジカルAIプラットフォーム」を公開

今回の提携の位置づけ

本取り組みは、日本市場において RealMan製ロボットのハードウェア性能 と Forcesteedの人工意識FSR-ACを中心としたAI・画像認識技術 を組み合わせ、現場での適応支援と販売体制の強化を図るものです。
Forcesteedは、製造・研究・教育・サービスなど多様な分野での導入を想定し、AI・画像認識等を統合した現場導入支援パッケージ を提供します。これにより、RealMan製ロボットの持つ高出力・軽量構造アクチュエータの性能を最大限に活かし、実運用環境へのスムーズな適合を実現します。

さらにForcesteedは、VLAモデル・エンボディードAI・好奇心駆動型知能モデル といった次世代知能アーキテクチャの研究を加速させ、社会実装を通じてその価値を拡張していきます。
また、RealManおよび既存の日本代理店各社との協調的な販売・運用支援体制を構築し、顧客の課題解決力を高めるエコシステムを推進します。

Forcesteedのパッケージアプリケーションの一部

今後の展開

ForcesteedとRealManは、両社の技術と知見を融合し、日本市場におけるデータ利活用型ロボティクスの工場現場など、「日本が持つ強みのロボットデータを用いたビジネスなどの新たなビジネスモデルの創出」に取り組みます。


今後は、運用データや知能モデルを活かした模倣学習の高度化、日本市場に特化したデータソリューションの開発、そして将来的な共同事業体(JV)設立の可能性も視野に入れ、人と機械が共に価値を創出し続けるロボティクス・エコシステムの構築を目指します。

お問い合わせについて

本記事に関するお問い合わせ:

株式会社Forcesteed Robotics 広報担当

contact@forcesteed.com

RealMan製品情報:

https://www.forcesteed.com/product/realman/

会社概要

  会社名:株式会社Forcesteed Robotics
  所在地:東京都江東区青海2丁目7番4号 The SOHO 815
   設立:2024年07月29日
代表取締役:大澤弘幸、諸岡亜貴子
 事業内容:● AI・画像認識・ロボティクス技術の研究開発および社会実装
        ● Spingence社製「Edgestar」サーバの販売および技術支援

      ● RealMan Robotics社の日本における戦略パートナー
Webサイト:https://www.forcesteed.com/

  会社名:RealMan Robotics株式会社
  所在地:東京都江東区北砂3丁目4番15-807号
代表取締役:郑随兵
 事業内容:超軽量ヒューマノイドロボットアーム/統合アクチュエータ(モーター・ドライバ・制御

      系・減速機を統合した関節技術)開発・製造・販売
      および、ロボットハードウェアの設計・統合、サービス設計、制御システム設計等

      サポート業務
Webサイト:https://www.realman-robotics.com/

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会社概要

株式会社Forcesteed Robotics

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URL
https://www.forcesteed.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都江東区青海2丁目7−4 The SOHO 815
電話番号
-
代表者名
大澤 弘幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年07月