お看取りのその先へー“悲しみをケアする看護師が届ける心のグリーフケア“看護の温もりから生まれる新たな心のケアの形

在宅・プライベート看護に特化した看護師代表が、新たな心のケアの形を提唱

グランナースあさがお

 全ての人に知ってもらいたい。

“グリーフケア”を皆様の身近なものにして、よりよい人生を生きてほしい…

もし、あなたが大事な人を失いそうになった時、気持ちが辛くなったら我慢せずにその気持ちを言える人に聞いてもらいましょう。

十分に悲しみが手放せたら、その時気持ちが楽になり、悲しみも軽くなる可能性があります。

誰かに聞いてもらいましょう。

そうすることで、あなたの気持ちはきっと楽になります。

■ 病院では見過ごされてきた“その後の痛み” 

病院での看取りのあと、家族は深い悲しみと自責に包まれます。
「もっと一緒にいればよかった」「最後の言葉が思い出せない」――。
その痛みを抱えたまま日常に戻る人がどれほど多いか、看護師として木村は知っています。

 

「看護師だからこそわかるんです。
あの病室の冷たさ、忙しさの中で言えなかった言葉、
置いていかれたような切なさ。
そして、“誰にもわかってもらえない”という孤独を。」

 

看取りに関する相談が全国から届きます。
それは、家族だけでなく、同じく患者を看取った看護師や介護士からのものも少なくありません。
「現場の中で感じる喪失」もまた、深いグリーフなのです。

 ■ 看護師だからできる「心のケア」 

これまで、数多くのターミナル期の患者と家族を支えてきました。
しかし、看取りの瞬間を越えたあとの“心のケア”こそが、最も必要とされていることに気づきました。

 

「亡くなった後も、悲しみは終わらない。
でも、その悲しみを“語れる場所”があるだけで、人は少しずつ回復していける。
看護の力は、そこにもあると思うんです。」

 

この気づきから、『グランナースあさがお』では看取り後の家族への面談・電話相談・メンタルサポートを継続して行い、
“命を支える看護”から“心を支える看護”へと歩みを進めています。

 

■ “グリーフ反応”とは ― 喪失がもたらす自然な心身の変化 

大切な存在を失うと、人は心身にさまざまな変化を経験します。
これを「グリーフ反応」と呼びます。

 

食欲の低下・不眠・集中力の低下

 

強い孤独感や罪悪感

 

何もする気になれない、涙が止まらない

 

これらは異常ではなく、自然な反応です。
「悲しみすぎてはいけない」と思わず、感じるままに悲しむことが必要です。

 ■ それでも苦しいときは ― 専門的な支援を受けるという選択 

グリーフ反応の中には、医療や専門的な支援が必要なケースもあります。

 

「自分もいなくなりたい」と感じる

 

長期間の不眠・体重減少

 

アルコールや薬への依存が強まる

 

 

「悲しみを一人で抱え続けることは、とても危険です。
専門家に話すことは“弱さ”ではなく、“回復への第一歩”です。」

 

最近では、遺族外来・グリーフ外来といった専門相談も増えています。

 ■グリーフケアとは何か ― 「寄り添う」ことの意味 

グリーフケアとは、悲しみを抱えた人に「元気になって」と急かすのではなく、
そのままの感情を受け止め、共に歩む支援のことです。

 

目指すのは、「話していい」「泣いていい」と感じられる場をつくること。

 

「悲しみを言葉にできることで、人は少しずつ心の整理を始められます。
“悲しみを我慢しない”ことが癒しへの第一歩なんです。」

■ 社会の中で“悲しみを語れる場所”をつくる 

現代の医療は、命を救うことに多くの力を注いでいます。
けれど、悲しみを癒やす仕組みはまだ整っていません。

 

医療雑誌「日総研」への掲載や、「ターミナルケア指導者養成講座」での講師活動を通じて、
医療者自身が“グリーフケア”に向き合う必要性も発信しています。

 

「悲しみは、誰かに否定されると深くなります。
でも、誰かに”泣いていいんだよ” “それでいいんだよ”と受け止めてもらうことで、人は立ち上がれる。その“誰か”でありたい。」

8pe-ji掲載

ターミナルケア指導者養成講座の一部内容

 今後の展開 

『グランナースあさがお』では今後、

 

看護師・介護職向けのグリーフケア研修

 

病院・施設との連携による“看取り後支援”体制の構築

 

を進めていく予定です。
悲しみを抱えた人が“そのままの気持ちでいられる場所”を社会に増やしたいと願っています。

 

代表プロフィール 

木村 淳子(きむら じゅんこ)
看護師/『グランナースあさがお』代表
看護師として33年従事。ターミナルケアおよびグリーフケアを専門に、看取りの現場と看護師教育の両面で活動。医療雑誌「日総研」掲載、「ターミナルケア指導者養成講座」講師。全国からグリーフケアの相談を受けている。

グリーフケアアドバイザー看護師

 お問い合わせ 

事業名:グランナースあさがお/Jgran株式会社
事業内容:在宅・プライベート看護、グリーフケア支援、看護師教育
代表:木村淳子
所在地:東京都
メール:asagao.ns.20@gmail.com
ウェブサイトhttps://asagao-tokyo.net/guri-fukea/20230908163806/

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会社概要

Jgran株式会社

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URL
https://asagao-tokyo.net/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区九段北1-10-3 アニモクダン8F
電話番号
080-1835-9363
代表者名
木村淳子
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年09月