エティハド航空、エアバスのワイドボディ機を拡充

エアバスは、エティハド航空がA330-900を6機確定発注し、A330neoの新規顧客となったことを発表しました。さらに、エティハド航空はA350-1000を7機追加発注(総発注数を27機に増加)し、A350Fを3機追加発注(発注数を合計10機に増加)したことを明らかにしました。
発注契約はドバイ航空ショーで締結されました。エティハド航空はまた、アボロンからリースでA330-900を9機導入することも発表しました。
A350は世界最新のワイドボディ機で、最大9,700海里/18,000キロメートルをノンストップで飛行することができ大陸間の空の旅に新たな基準を打ち立てました。最先端技術と最新の空力設計により優れた効率性と快適性を提供します。新世代のロールス・ロイスエンジンを搭載、軽量の最新素材を使用し、旧世代機と比較して燃費、運航コスト、CO2排出量を25%削減しています。
A350Fはメインデッキに大型の貨物ドアを備え、胴体の長さと容量は業界標準のパレットおよびコンテナ貨物輸送に最適化されています。さらに、2027年に施行されるICAOのCO₂排出基準にも対応する新世代貨物機です。現在、トゥールーズで試験機の最終組み立てが行われています。
最新世代のロールス・ロイス社製トレント7000エンジンを搭載したA330neoは、最大8,100海里/15,000キロをノンストップで飛行することができます。前世代の競合機と比較して、燃料消費量、CO₂排出量、運航コストを25%削減します。受賞歴のある革新的客室「Airspace」を装備し、新しいレベルの快適性を提供します。
すべてのエアバス機と同様に、A330neoとA350ファミリーは持続可能な航空燃料(SAF)を最大50%使用して飛行することができます。エアバスは2030年までに全エアバスファミリー機でSAFを100%使用した運航の実現を目指しています。2025年10月末時点でA350ファミリーは世界の64社から1,400機以上の受注を獲得。A330ファミリーは世界中の130社以上の顧客から1,900機を超える受注があります。
すべての画像