岡山市北区長野に流動化処理土「スラソル」の製造プラントを建設
〜 建設発生土を「高機能性材料」に ─ 2026年度中の稼働開始へ 〜

産業廃棄物処理およびリサイクル事業を手がける株式会社ヨシハラ機工(本社:岡山県岡山市北区一宮45番地、代表取締役:吉原 正)は、岡山市北区長野地内において、流動化処理土「スラソル」の製造プラントの建設を進めています。2026年度中(2027年3月末まで)の稼働開始を予定しています。
工事で発生する建設発生土を再資源化し、埋戻し材・充填材として地域の建設現場へ供給します。締固め(転圧)が不要で掘削幅を必要最小限に抑えられるため、建設発生土の発生量そのものの削減にも寄与します。

建設工事に伴って発生する建設発生土は、従来その多くが遠隔地の処分場へ搬出されてきました。しかし近年、受入地の逼迫、長距離運搬に伴う輸送コストとCO 2 排出、そして不適正な盛土に起因する災害リスクへの社会的関心の高まりを背景に、発生土を「その地域で、材料として使い切る」仕組みが強く求められています。
一方、狭あい部の埋戻しや地下埋設物まわり、空洞・裏込めといった箇所では、締固めが難しく品質のばらつきや不同沈下が課題となってきました。スラソルは、発生土に水と固化材を加えて流動性を持たせた地盤材料で、締固め不要で隅々まで充填でき、硬化後は所定の強度を発現します。
当社は産業廃棄物の収集運搬から処分・再生までを自社で一貫して担ってきた知見を活かし、建設発生土の受入から製品化・出荷までを一つの拠点で完結させる本プラントの建設に至りました
。

1. 建設発生土の再生利用による環境優位性
これまで搬出・処分の対象であった建設発生土を、受入基準に適合したものに限り原料として受け入れ、地盤材料へと再生します。天然砂・良質土といった新規資源の採取を抑制するとともに、遠隔地への搬出量そのものを削減。資源循環と輸送に伴うCO 2 排出の削減に貢献します。
2. 狭あい部でも締固め不要 ─ 掘削幅を最小化し、発生土そのものを減らす
スラソルは流し込むだけで充填できるため、締固め機械を入れるための作業スペースを見込んで掘削幅を広げる必要がありません。掘削幅を必要最小限に抑えられるということは、掘り出す土=建設発生土の発生量そのものを減らせるということです。場外へ運び出す土量も、埋め戻す材料の量も、同時に小さくなります。
住宅密集地や既設構造物に近接した現場、狭い道路下の管路工事など、掘削スペースに制約のある工事ほどこの効果は大きくなります。「再生材を使う」ことによる環境貢献に加えて、「そもそも発生させない」という上流側の削減にも寄与します。(効果は現場条件により異なります)

3. 岡山市中心部から車で約30分の立地
本プラントは岡山市北区長野地内に位置し、岡山市中心部から車で約30分の距離にあります。発生土の搬入と製品の搬出をいずれも短距離で完結できるため、運搬コストとドライバーの拘束時間、そして輸送に伴うCO 2 排出を抑えられます。当日出荷にも柔軟に対応し、工程が詰まりやすい市街地の工事を支えます。
4. 発注者の仕様にオーダーメイドで対応
原料土の粒度や配合、製品のフロー値などを管理し、発注者の仕様に応じた強度設計に対応しま
す。用途に応じて一軸圧縮強度やフロー値を調整し、配合試験・品質試験成績書を添えて出荷。
「再生材だから品質が読めない」という不安を、データで解消します。

今後のスケジュール
現在プラント建設を進めており、稼働に先立って、2027年2月頃より受入・供給に関するご相談を受け付ける予定です。ご相談は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。


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