-第6期子どもの療養環境改善のための特別支援プロジェクト- 個室に閉じこもりがちな思春期の子ども達のための 茨城県初『マニュライフわくわくるーむ』が完成

茨城県立こども病院(茨城県)に2月3日(月)よりオープン

茨城県立こども病院(病院長:圡田昌宏)は、NPO法人「子ども健康フォーラム」(理事長:長嶋 正實)の支援協力のもと、療養中の小児患者を対象にした本格的な新プレイルーム『マニュライフわくわくるーむ』が完成を迎え、2月3日(月)より正式にオープンの運びとなりました。当日は、茨城県立こども病院長をはじめとした病院関係者をはじめ、NPO法人「子ども健康フォーラム」、マニュライフ生命保険株式会社の代表者が出席し、贈呈式および内覧会が行われました。

『マニュライフわくわくるーむ』開設特別支援プロジェクトは、NPO法人「子ども健康フォーラム」が取り組む子どもの療養環境改善活動の一環として、同NPO法人がマニュライフ生命保険株式会社の特別協賛と社会福祉法人中央共同募金会の協力を得て2008年より開始した活動です。療養中の子どもたちの心のケアのための中核施設としての“プレイルーム”の意義を啓発し、活用の充実と質的向上を促進するモデル・プレイルームの設置と運営を支援しています。第6期となる今回は、全国で10番目の『マニュライフわくわくるーむ』で、茨城では初めての設置となります。

療養中の子どもたちをとりまく環境は、治療のストレス軽減のため、医療環境から離れた家庭を思い起こさせるようなリラックスできる空間作りや、他児との関わり合いの中で社会性を育む機会の提供など“療養環境の充実”が不可欠といわれています。茨城県立こども病院の圡田病院長は次の様に述べています。「ティーンエイジャーのためのわくわくるーむを寄贈頂いて感銘を受けました。当院のことをご理解頂けて感謝しております。今回10件目ということで、これまでの9件からアドバイスを受けながら、施設を運営していきたいと思います。」わくわくるーむの設置について、マニュライフ生命の吉田範章茨城リージョナルオフィス セールスディレクターは次のように述べています。「今回のわくわくるーむ設置にあたり、ご尽力いただいた皆様に感謝するとともに、入院している子どもたちが、明るく元気に過ごせるように願っています。」











 
写真左:オープンを記念しテープカットを実施
 左から、NPO法人子ども健康フォーラム 副理事長 渡邉芳夫、茨城県立こども病院 病院長 圡田昌宏、
 マニュライフ生命保険㈱ 茨城リージョナルオフィス セールスディレクター 吉田範章

写真右:茨城県立こども病院 マニュライフわくわくるーむ

--------------------------------

■茨城県立こども病院『マニュライフわくわくるーむ』 概要
茨城県立こども病院
住所:茨城県水戸市双葉台3-3-1

茨城県立こども病院は、1985年に茨城県により創設された、こどものための専門病院です。設立早期から世界有数のカナダのカルガリにある、アルバータ小児病院http://www.calgaryhealthregion.ca/ACH/ との姉妹提携を結んでおり、「こどもと家族を支える病院」という目標を共有しています。

同病院には、病棟・外来の各所にプレイルームが設置されていますが、主に乳幼児や学童期の子ども達が対象となっており、思春期の子ども達は入院中のほとんどを病室で過ごしています。思春期には思春期特有の発達課題・ニーズがありますが、そのニーズに答えられていないのが現状です。マニュライフわくわくるーむは、そうした思春期の子ども達向けのプレイルームとして、同年代の子ども達が触れ合い、学習・趣味を広げる場を提供し、年齢にあった活動を楽しめるような落ち着いた環境を目指しました。

写真左:カラフルな食器が並ぶダイニングテーブル

写真右:兄弟や、同世代の入院患者と遊べるゲームも充実

写真左:ダイニングテーブル、ソファ、パソコン、電子ピアノ

写真中央:漫画本、DVD、雑誌が並ぶ本棚

写真右:電子レンジ、ホットプレート、冷蔵庫などのキッチン用品

--------------------------------

<ご参考>

「『マニュライフわくわくるーむ』プロジェクト」とは

カナダをはじめとする欧米の小児医療先進国に比べても遜色ない施設、運営方式を取り入れた、国内で最も先進的な小児専門病院のひとつとして知られている愛知県立あいち小児保健医療総合センター(愛知県大府市)にて現在運用中のプレイルーム「わくわくるーむ」をモデルとして、新規に導入を希望する全国の小児医療施設に、マニュライフ生命からの寄付金をもとに、理想的なプレイルーム『マニュライフわくわくるーむ』の設置・運営を支援するものです。

 【現在設置されている全国の『マニュライフわくわくるーむ』】
 ・近畿大学医学部附属病院(大阪府):病室を改修した病棟プレイルーム(2008年)
 ・豊田厚生病院(愛知県):短期入院用と中長期入院用の2つの病棟プレイルーム(2008年)
 ・大阪市立総合医療センター(大阪府):思春期コーナーがある病棟プレイルーム(2009年)
 ・中部ろうさい病院(愛知県):病棟プレイルーム・処置室に連動した外来プレイコーナー(2009年)
 ・旭川厚生病院(北海道):乳幼児コーナーを設けた病棟プレイルーム(2010年)
 ・大阪府立母子保健総合医療センター(大阪府):国内初の青少年向けプレイルーム(2010年)
 ・滋賀県立小児保健医療センター(滋賀県):重症心身障害児向け病棟プレイルーム(2011年)
 ・公益財団法人星総合病院(福島県):東北地方初 本格的プレイルーム(2013年)
 ・心身障害児総合医療療育センター(東京都):心身障害児向けプレイルーム(2013年)


茨城県立こども病院について
1985年に茨城県により「将来を担うこどもの生命をまもり、心身ともに健やかに育てる」という理念のもとに創設された、こどものための専門病院です。茨城県における小児医療の中核的な役割を担っています。小児がんと骨髄移植、先天性心疾患の診断及び心臓血管外科手術、新生児・小児外科の外科手術、症に集中治療などを行うとともに、水戸済生会創造病院との連携により、茨城県総合周産期母子医療センターとして新生児の集中、さらには小児救急拠点病院として、24時間365日紹介患者や救急車の受け入れを担っています。


NPO「子ども健康フォーラム」について
「子ども健康フォーラム」は、未来のある子ども達に、その胸に夢と希望がもてるような環境を整えることが必要・不可欠であるという考えを持っています。日本有数の先進的小児保健医療施設である「あいち小児保健医療総合センター」(愛知県大府市)をはじめとする小児医療諸施設の装飾支援、プレイルーム支援、子どもの健康に関する施設でのイベント開催支援等を行っています。病児やその家族が癒され、勇気をもって治療を受けられる手助けとなる病院の環境づくりは、高い社会的評価を受けているところです。(ホームページアドレス http://www.npo-cln.org/


社会福祉法人中央共同募金会について
社会福祉法人中央共同募金会は、全国47都道府県共同募金会の連合体で、赤い羽根をシンボルとする共同募金運動の全国的な企画、啓発宣伝、調査研究、都道府県共同募金会の支援等を行っています。また、寄付金の受入れおよび調整や、民間助成資金・公益信託などの取扱いを通して、民間福祉事業の推進に大きな役割を果たしています。NHKとの共催による「NHK歳末たすけあい」、ボランティア活動の推進なども行っています。


マニュライフについて
マニュライフ生命は、マニュライフ・ファイナンシャル社のグループ企業です。
マニュライフ・ファイナンシャル社は、主にアジア、カナダ、米国を中心に事業を展開しているカナダ系大手金融サービス・グループです。同グループは信頼に支えられ、その信頼に真摯に応える企業として、また力強さに満ち、明日を切り拓く企業として、人生で最も重要な資金面の決断を行う際の解決策を提供し、お客さまのご期待に応え続けています。同グループの職員、エージェントおよび販売パートナーの国際的なネットワークを通じて、数百万のお客さまに経済的保障や資産運用・形成のための商品・サービスをご提供しています。また、機関投資家のお客さまには、資産運用サービスもご提供しています。マニュライフ・ファイナンシャル社とその子会社の管理運用資産は、2013年9月30日現在5,750億カナダドル(5,590億米ドル)となっています。カナダおよびアジア地域ではマニュライフ・ファイナンシャルとして、米国においては主にジョン・ハンコックのブランドで事業を展開しています。マニュライフ・ファイナンシャル社は、トロント証券取引所、ニューヨーク証券取引所およびフィリピン証券取引所においては「MFC」の銘柄コードで、また、香港証券取引所では「945」で取引されています。マニュライフ・ファイナンシャル社についての詳細はウェブサイト(www.manulife.com) をご覧下さい。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://www.manulife.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都調布市国領町4丁目34番地1
電話番号
042-489-8080
代表者名
クレイグ・ブロムリー
上場
未上場
資本金
-
設立
-