イクシア、業界初の標準に準拠したOpenFlowテストソリューションを発表
2012年5月31日
イクシアコミュニケーションズ株式会社
イクシア、業界初の標準に準拠したOpenFlowテストソリューションを発表
IxNetworkおよびIxANVL、OpenFlowプロトコルエミュレーションとコンフォーマンスをサポート
*当ニュースリリースは、米国時間2012年4月23日に発表された報道資料の抄訳に国内情報を追加したものです。
米国時間2012年4月23日発表- 統合IPおよびワイヤレスネットワークテストソリューションのグローバルプロバイダであるイクシア(本社:米カリフォルニア州カラバサス、NASDAQ:XXIA)は本日、業界初の標準に準拠したOpenFlowテストソリューションを発表しました。イクシアのIxNetworkおよびIxANVLテストソリューションは、統合されたネットワークトラフィックを用いたOpenFlowプロトコルエミュレーションを実現し、一連のOpenFlowコンプライアンステストを提供します。OpenFlow通信プロトコルは、スイッチおよびルータ・フォワーディング・プレーンに対するアクセスを一元化することで、ネットワークを簡素化します。イクシアのテストソリューションは、ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、および企業がこの新技術を実装し、プロトコル適合性の検証やネットワーク設計の調整を導入前に実施することを可能にします。このソリューションは、本年5月8日~10日に開催されたInterop Las Vegasのイクシアのブース(No.1262)で公開デモが行われ、イクシアはInteropNet OpenFlow Labに参加しました。
OpenFlowに対応したネットワークは、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)による開発に多くの可能性をもたらします。SDNではアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を介してネットワークのコントロールプレーンにアクセスできます。Google、Facebook、Microsoft、Yahooなどの大企業がコントロールプレーンとデータプレーンを切り離すことにより実現される、特定ベンダーに依存しないネットワークプログラム機能を求めている中、この分野の活動が本格化しています。
イクシアのOpenFlowテスト環境には、IxNetworkのOpenFlowエミュレーションとIxANVLのOpenFlowコンフォーマンステストスイートがあります。IxNetworkは、新しいコントロールプレーン機能によるハードウェアベースのトラフィック生成を利用して、OpenFlowコントローラをエミュレートし、フローテーブルエントリの変更とフォワーディングテスト用のトラフィック生成が可能です。IxANVLは、スイッチプロトコルのコンフォーマンステストをするために、OpenFlow v1.0の新しいテストスイートを備えています。この中には、現在、最終案がまとめられているOF-Test 1.0仕様に沿った、Open Networking Foundation (ONF)認証に関するテストケースが含まれています。プロトコルコンフォーマンスは、マルチベンダー環境での互換性を確保するだけでなく、ONF認証を実行するためにも重要です。
OpenFlowの規格策定はONFによって管理されています。OpenFlowプロトコルは、多くのベンダーの物理的なイーサネットルータとスイッチ、仮想スイッチ、およびアクセスポイントで利用され、ONFの指導の下で進化を続けています。
イクシアはインターオペラビリティー・テストのワーキンググループの議長を務めています。この作業グループは、3月にイクシアのiSimCityラボ(カリフォルニア州サンタクララ)で開催された初のONF相互運用性イベントを実施しました。このイベントはONFの全メンバー企業に公開され、v1.0標準に焦点が置かれました。ONFのウェブサイト(opennetworking.org)より、ホワイトペーパーと技術文書を入手できます。
●コメント:
ONFのエグゼクティブディレクター、ダン・ピット(Dan Pitt)氏は次のように語っています。「プロトコルコンフォーマンスと最適なパフォーマンスを確認する手段として、テストツールは極めて重要です。ONFメンバー企業は、顧客が革新的な新技術と標準に対応した製品を入手できるよう今後も努力していきます」
Big Switch Networksのアウトバウンド・マーケティング担当バイスプレジデント、イザベル・ガイス(Isabelle Guis)氏は次のように語っています。「イクシアのオープン標準に関する取り組みは、OpenFlowプロトコルに対する高い適合性を保証することにより、SDNの普及と革新的なソリューションの開発を促進します。これは当社のオープンなSDNアーキテクチャの一部であり、当社はイクシアのInteropブースで実施されるOpenFlow対応技術のデモに参加することを楽しみにしています」
イクシアのシニアプロダクトラインマネージャ、マイケル・ホー(Michael Haugh)は次のように語っています。「OpenFlowは、ソフトウェア定義ネットワークを実現する、新しい画期的な低レイヤ技術で、ネットワーク制御のあり方を大きく変えるものです。サービス事業者がOpenFlowを実装する際、ハイブリッドネットワークを検証し、SDNへの円滑な移行を実現するために、イクシアのようなテストツールが必要になります」
●価格と提供時期:
IxNetworkのOpenFlowエミュレーションは、現在ベータ提供中で、本年8月に発売を予定しています。また、IxANVLのOpenFlowコンフォーマンステストスイートは、本年7月に発売を予定しています。製品価格は、イクシアにお問い合わせ下さい。
●Interop Tokyo 2012への出展
イクシアは、来たる6月13日(水)から6月15日(金)迄の期間、千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2012」(http://www.interop.jp/2012/ )に出展し、自社ブース(#5P01)ならびにOpenFlow ShowCase(http://www.interop.jp/2012/pavilion/show_case.html )にてOpenFlow対応テスティング・ソリューションの展示・デモンストレーションを行います。また、イクシアは同イベントにおいて、産学界から最先端技術、製品を持つ参加社が集結し、1つのネットワークを作り出す世界最大級の相互接続検証ネットワーク「ShowNet」(http://www.interop.jp/2012/shownet/index.html )にも参加します。
●参照資料:
* OpenFlowの詳細情報:
https://www.opennetworking.org/standards/intro-to-openflow
* OpenFlowの相互運用性のテストイベントに関するホワイトペーパーと技術文書:
https://www.opennetworking.org/working-groups/testing-a-interop
* イクシアのブログ記事「OpenFlow - 競合するスイッチおよびルータ間の共通テーマ」:
http://blogs.ixiacom.com/ixia-blog/openflow-%E2%80%93-common-thread-among-competing-switches-and-routers
* イクシアのエンタープライズデータセンターウェブページ:
http://www.ixiacom.com/solutions/enterprise/data_center/index.php
●lxiaについて
イクシアは、ワイヤレスエッジからインターネットコアまで網羅する、業界で最も包括的な統合IPサービステストソリューションを提供します。ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、民間企業、および政府機関は、イクシアの業界最高水準のテストおよびシミュレーションプラットフォームを使用して、さまざまな有線、無線、および3G/4Gネットワーク機器ならびにネットワークの設計と検証を行っています。イクシアのソリューションは、あらゆる高拡張性ネットワークプロトコルをエミュレートし、メディアリッチなアプリケーショントラフィックを生成することにより、実環境の状態を作り出し、クラウド、コア、データセンター、無線、およびマルチプレイネットワークのパフォーマンス、適合性、およびセキュリティを検証します。イクシアの詳細情報は、 www.ixiacom.com (日本語サイト: http://www.ixiacom.jp )をご覧ください。
*Ixiaおよびイクシアの4枚の花びら(four-petal)のロゴマークは、イクシアの登録商標または商標です。その他の商標は、各所有企業に帰属します。
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イクシアコミュニケーションズ株式会社 広報事務局
Tel: 03-3384-3434
Email: ixia@ambilogue.com
イクシアコミュニケーションズ株式会社
Tel: 03-5326-1948(代表)
Email: salesjapan@ixiacom.com
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以上
イクシアコミュニケーションズ株式会社
イクシア、業界初の標準に準拠したOpenFlowテストソリューションを発表
IxNetworkおよびIxANVL、OpenFlowプロトコルエミュレーションとコンフォーマンスをサポート
*当ニュースリリースは、米国時間2012年4月23日に発表された報道資料の抄訳に国内情報を追加したものです。
米国時間2012年4月23日発表- 統合IPおよびワイヤレスネットワークテストソリューションのグローバルプロバイダであるイクシア(本社:米カリフォルニア州カラバサス、NASDAQ:XXIA)は本日、業界初の標準に準拠したOpenFlowテストソリューションを発表しました。イクシアのIxNetworkおよびIxANVLテストソリューションは、統合されたネットワークトラフィックを用いたOpenFlowプロトコルエミュレーションを実現し、一連のOpenFlowコンプライアンステストを提供します。OpenFlow通信プロトコルは、スイッチおよびルータ・フォワーディング・プレーンに対するアクセスを一元化することで、ネットワークを簡素化します。イクシアのテストソリューションは、ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、および企業がこの新技術を実装し、プロトコル適合性の検証やネットワーク設計の調整を導入前に実施することを可能にします。このソリューションは、本年5月8日~10日に開催されたInterop Las Vegasのイクシアのブース(No.1262)で公開デモが行われ、イクシアはInteropNet OpenFlow Labに参加しました。
OpenFlowに対応したネットワークは、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)による開発に多くの可能性をもたらします。SDNではアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を介してネットワークのコントロールプレーンにアクセスできます。Google、Facebook、Microsoft、Yahooなどの大企業がコントロールプレーンとデータプレーンを切り離すことにより実現される、特定ベンダーに依存しないネットワークプログラム機能を求めている中、この分野の活動が本格化しています。
イクシアのOpenFlowテスト環境には、IxNetworkのOpenFlowエミュレーションとIxANVLのOpenFlowコンフォーマンステストスイートがあります。IxNetworkは、新しいコントロールプレーン機能によるハードウェアベースのトラフィック生成を利用して、OpenFlowコントローラをエミュレートし、フローテーブルエントリの変更とフォワーディングテスト用のトラフィック生成が可能です。IxANVLは、スイッチプロトコルのコンフォーマンステストをするために、OpenFlow v1.0の新しいテストスイートを備えています。この中には、現在、最終案がまとめられているOF-Test 1.0仕様に沿った、Open Networking Foundation (ONF)認証に関するテストケースが含まれています。プロトコルコンフォーマンスは、マルチベンダー環境での互換性を確保するだけでなく、ONF認証を実行するためにも重要です。
OpenFlowの規格策定はONFによって管理されています。OpenFlowプロトコルは、多くのベンダーの物理的なイーサネットルータとスイッチ、仮想スイッチ、およびアクセスポイントで利用され、ONFの指導の下で進化を続けています。
イクシアはインターオペラビリティー・テストのワーキンググループの議長を務めています。この作業グループは、3月にイクシアのiSimCityラボ(カリフォルニア州サンタクララ)で開催された初のONF相互運用性イベントを実施しました。このイベントはONFの全メンバー企業に公開され、v1.0標準に焦点が置かれました。ONFのウェブサイト(opennetworking.org)より、ホワイトペーパーと技術文書を入手できます。
●コメント:
ONFのエグゼクティブディレクター、ダン・ピット(Dan Pitt)氏は次のように語っています。「プロトコルコンフォーマンスと最適なパフォーマンスを確認する手段として、テストツールは極めて重要です。ONFメンバー企業は、顧客が革新的な新技術と標準に対応した製品を入手できるよう今後も努力していきます」
Big Switch Networksのアウトバウンド・マーケティング担当バイスプレジデント、イザベル・ガイス(Isabelle Guis)氏は次のように語っています。「イクシアのオープン標準に関する取り組みは、OpenFlowプロトコルに対する高い適合性を保証することにより、SDNの普及と革新的なソリューションの開発を促進します。これは当社のオープンなSDNアーキテクチャの一部であり、当社はイクシアのInteropブースで実施されるOpenFlow対応技術のデモに参加することを楽しみにしています」
イクシアのシニアプロダクトラインマネージャ、マイケル・ホー(Michael Haugh)は次のように語っています。「OpenFlowは、ソフトウェア定義ネットワークを実現する、新しい画期的な低レイヤ技術で、ネットワーク制御のあり方を大きく変えるものです。サービス事業者がOpenFlowを実装する際、ハイブリッドネットワークを検証し、SDNへの円滑な移行を実現するために、イクシアのようなテストツールが必要になります」
●価格と提供時期:
IxNetworkのOpenFlowエミュレーションは、現在ベータ提供中で、本年8月に発売を予定しています。また、IxANVLのOpenFlowコンフォーマンステストスイートは、本年7月に発売を予定しています。製品価格は、イクシアにお問い合わせ下さい。
●Interop Tokyo 2012への出展
イクシアは、来たる6月13日(水)から6月15日(金)迄の期間、千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2012」(http://www.interop.jp/2012/ )に出展し、自社ブース(#5P01)ならびにOpenFlow ShowCase(http://www.interop.jp/2012/pavilion/show_case.html )にてOpenFlow対応テスティング・ソリューションの展示・デモンストレーションを行います。また、イクシアは同イベントにおいて、産学界から最先端技術、製品を持つ参加社が集結し、1つのネットワークを作り出す世界最大級の相互接続検証ネットワーク「ShowNet」(http://www.interop.jp/2012/shownet/index.html )にも参加します。
●参照資料:
* OpenFlowの詳細情報:
https://www.opennetworking.org/standards/intro-to-openflow
* OpenFlowの相互運用性のテストイベントに関するホワイトペーパーと技術文書:
https://www.opennetworking.org/working-groups/testing-a-interop
* イクシアのブログ記事「OpenFlow - 競合するスイッチおよびルータ間の共通テーマ」:
http://blogs.ixiacom.com/ixia-blog/openflow-%E2%80%93-common-thread-among-competing-switches-and-routers
* イクシアのエンタープライズデータセンターウェブページ:
http://www.ixiacom.com/solutions/enterprise/data_center/index.php
●lxiaについて
イクシアは、ワイヤレスエッジからインターネットコアまで網羅する、業界で最も包括的な統合IPサービステストソリューションを提供します。ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、民間企業、および政府機関は、イクシアの業界最高水準のテストおよびシミュレーションプラットフォームを使用して、さまざまな有線、無線、および3G/4Gネットワーク機器ならびにネットワークの設計と検証を行っています。イクシアのソリューションは、あらゆる高拡張性ネットワークプロトコルをエミュレートし、メディアリッチなアプリケーショントラフィックを生成することにより、実環境の状態を作り出し、クラウド、コア、データセンター、無線、およびマルチプレイネットワークのパフォーマンス、適合性、およびセキュリティを検証します。イクシアの詳細情報は、 www.ixiacom.com (日本語サイト: http://www.ixiacom.jp )をご覧ください。
*Ixiaおよびイクシアの4枚の花びら(four-petal)のロゴマークは、イクシアの登録商標または商標です。その他の商標は、各所有企業に帰属します。
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イクシアコミュニケーションズ株式会社 広報事務局
Tel: 03-3384-3434
Email: ixia@ambilogue.com
イクシアコミュニケーションズ株式会社
Tel: 03-5326-1948(代表)
Email: salesjapan@ixiacom.com
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以上