ホエイたんぱく入り新商品、年間6,000点 乳由来たんぱく製品世界で急成長
アメリカ乳製品輸出協会 米国産乳由来たんぱくセミナー開催
「たんぱく質訴求製品」ブームが世界的に拡大を続けています。たんぱく質訴求製品はもはやボディービルダーだけのものではなく健康維持を望む一般の人へと消費者層が拡大し、世代を超えて食生活全般に浸透しています。たんぱく質訴求製品で特に活用されているのがホエイたんぱくです。
2016年11月17日(木)、アメリカ乳製品輸出協会(USDEC)日本事務所(代表ジェフリー N. マクニール)は、乳由来たんぱくセミナー「クリーンラベル市場の成長にみる乳製品原料の応用と有益性」を開催しました。
Innova Market Insights(オランダ)イノベーション・ディレクター、ルアン・ウイリアムズ氏とKaiNutra llc,(米国)社長、ロバート・ボウシール氏が、2016年の食品・飲料業界トレンドトップ10の分析から世界的に拡大を続ける「たんぱく質訴求製品」ブームと、「クリーンラベル」ブームについてそれぞれ講演しました。
ウイリアムズ氏は、「欧米ではたんぱく質の訴求が他製品との差別化を図る大きな要素となっています。たんぱく質訴求製品はもはやボディービルダーだけのものではなく、健康維持を望む一般の人へと消費者層が拡大しています。それに伴い製品の幅もスポーツドリンクやパウダーから、一般的な飲料、ヨーグルト、シリアル、パンケーキミックス、スープ、チョコレートバーやチップスなどスナックへと広がっており、世代を超えて食生活全般に浸透しています。」と述べました。
ウイリアムズ氏によると、たんぱく質訴求製品で特に活用されているのがホエイたんぱくであり、ホエイたんぱく入り新商品の数は2005年の約1,000点から2015年には約6,000点へと急伸しています。そして、たんぱく質訴求製品がまだ少ない日本には、乳由来たんぱく製品の大きな潜在機会が見込まれます。
ボウシール氏は、「たんぱく質強化商品は、世界で最大数の消費者を有する市場です。健康維持のためだけでなく、ダイエット市場も食事制限による減量からたんぱく質摂取による体の引き締めへと移行しています。消費者層の拡大につれ、たんぱく質に求めるものもロイシン濃度、満腹感、価格など多様化していますが、ホエイたんぱくやミルクたんぱくなどバラエティーが豊富な乳由来たんぱくは幅広いニーズに応えることができます。」と述べました。またボウシール氏は、米国産乳由来たんぱくの強みは厳重な品質管理と豊富な供給量に裏付けされた安心、安全、安定であるということも述べています。
両氏は、「クリーンラベル」ブームにおける乳由来たんぱく活用のメリットについても言及しました。新鮮な生乳から作られる乳由来たんぱくが、消費者が原材料表示に求める天然、無添加、保存料不使用、分かり易さ、すなわち「クリーンラベル」の実現に大きく寄与することを示しました。
最後にアメリカ乳製品輸出協会バイスプレジデント、クリスティー・サイタマは、「アメリカ乳製品業界はより良いサービスと製品の提供のため、製品開発、栄養、持続可能性、安心・安全、コミュニケーションなどの分野におけるたゆまぬ研究を続けています。日本においては、それらに基づく情報を食品業界はもとより消費者にも発信しています。たんぱく質摂取により健康増進を図る啓発活動、「筋活プロジェクト」も立ち上げました。日本市場における乳由来たんぱく製品の増加は消費者の選択肢を増やし、それは更なる市場拡大につながるものと確信しています」と述べました。
天然の牛乳から作られる乳由来たんぱくは、全ての必須・非必須アミノ酸を含む食品です。ホエイたんぱくとミルクたんぱくはそれぞれ体内消化速度やアミノ酸組成に違いはありますが、どちらも他のたんぱく源と比べてアミノ酸スコアが高く、体内利用効率が良いのが特徴です。またホエイたんぱくは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、その中でも特に筋肉合成のカギを握るロイシンを群を抜いて多く含んでいます。米国産乳由来たんぱくは、厳重な規制と管理体制並びに最先端の設備に裏付けされた品質と通年安定した供給、多岐にわたる研究開発組織のバックアップによって、常に高い品質が維持されています。日本には主にたんぱく質含有率が高い分離タイプ(WPI、含有率90%以上)と濃縮タイプ(WPC、同80%以上)のホエイたんぱくが輸入されており、今後ミルクたんぱくの輸入も増える予定です。
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アメリカ乳製品輸出協会 (USDEC)は、全米の酪農家、乳製品加工業者とその組合、乳原料サプライヤー、輸出業者などを代表する会員制の独立非営利団体で、米国産乳製品に対する世界的な需要の喚起をサポートしています。、世界最大の牛乳生産量を誇る米国乳業界は、世界的な水準かつ非常に幅広い種類のチーズや、脱脂粉乳、ラクトース、ホエイたんぱくなどの栄養・機能性乳製品原料を供給し、世界の食品・飲料メーカーの多岐にわたる製品開発ニーズに対応しています。
Innova Market Insights(オランダ)イノベーション・ディレクター、ルアン・ウイリアムズ氏とKaiNutra llc,(米国)社長、ロバート・ボウシール氏が、2016年の食品・飲料業界トレンドトップ10の分析から世界的に拡大を続ける「たんぱく質訴求製品」ブームと、「クリーンラベル」ブームについてそれぞれ講演しました。
ウイリアムズ氏は、「欧米ではたんぱく質の訴求が他製品との差別化を図る大きな要素となっています。たんぱく質訴求製品はもはやボディービルダーだけのものではなく、健康維持を望む一般の人へと消費者層が拡大しています。それに伴い製品の幅もスポーツドリンクやパウダーから、一般的な飲料、ヨーグルト、シリアル、パンケーキミックス、スープ、チョコレートバーやチップスなどスナックへと広がっており、世代を超えて食生活全般に浸透しています。」と述べました。
ウイリアムズ氏によると、たんぱく質訴求製品で特に活用されているのがホエイたんぱくであり、ホエイたんぱく入り新商品の数は2005年の約1,000点から2015年には約6,000点へと急伸しています。そして、たんぱく質訴求製品がまだ少ない日本には、乳由来たんぱく製品の大きな潜在機会が見込まれます。
ボウシール氏は、「たんぱく質強化商品は、世界で最大数の消費者を有する市場です。健康維持のためだけでなく、ダイエット市場も食事制限による減量からたんぱく質摂取による体の引き締めへと移行しています。消費者層の拡大につれ、たんぱく質に求めるものもロイシン濃度、満腹感、価格など多様化していますが、ホエイたんぱくやミルクたんぱくなどバラエティーが豊富な乳由来たんぱくは幅広いニーズに応えることができます。」と述べました。またボウシール氏は、米国産乳由来たんぱくの強みは厳重な品質管理と豊富な供給量に裏付けされた安心、安全、安定であるということも述べています。
両氏は、「クリーンラベル」ブームにおける乳由来たんぱく活用のメリットについても言及しました。新鮮な生乳から作られる乳由来たんぱくが、消費者が原材料表示に求める天然、無添加、保存料不使用、分かり易さ、すなわち「クリーンラベル」の実現に大きく寄与することを示しました。
最後にアメリカ乳製品輸出協会バイスプレジデント、クリスティー・サイタマは、「アメリカ乳製品業界はより良いサービスと製品の提供のため、製品開発、栄養、持続可能性、安心・安全、コミュニケーションなどの分野におけるたゆまぬ研究を続けています。日本においては、それらに基づく情報を食品業界はもとより消費者にも発信しています。たんぱく質摂取により健康増進を図る啓発活動、「筋活プロジェクト」も立ち上げました。日本市場における乳由来たんぱく製品の増加は消費者の選択肢を増やし、それは更なる市場拡大につながるものと確信しています」と述べました。
天然の牛乳から作られる乳由来たんぱくは、全ての必須・非必須アミノ酸を含む食品です。ホエイたんぱくとミルクたんぱくはそれぞれ体内消化速度やアミノ酸組成に違いはありますが、どちらも他のたんぱく源と比べてアミノ酸スコアが高く、体内利用効率が良いのが特徴です。またホエイたんぱくは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、その中でも特に筋肉合成のカギを握るロイシンを群を抜いて多く含んでいます。米国産乳由来たんぱくは、厳重な規制と管理体制並びに最先端の設備に裏付けされた品質と通年安定した供給、多岐にわたる研究開発組織のバックアップによって、常に高い品質が維持されています。日本には主にたんぱく質含有率が高い分離タイプ(WPI、含有率90%以上)と濃縮タイプ(WPC、同80%以上)のホエイたんぱくが輸入されており、今後ミルクたんぱくの輸入も増える予定です。
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アメリカ乳製品輸出協会 (USDEC)は、全米の酪農家、乳製品加工業者とその組合、乳原料サプライヤー、輸出業者などを代表する会員制の独立非営利団体で、米国産乳製品に対する世界的な需要の喚起をサポートしています。、世界最大の牛乳生産量を誇る米国乳業界は、世界的な水準かつ非常に幅広い種類のチーズや、脱脂粉乳、ラクトース、ホエイたんぱくなどの栄養・機能性乳製品原料を供給し、世界の食品・飲料メーカーの多岐にわたる製品開発ニーズに対応しています。
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