広島県・修道高等学校がオーストラリア研修選抜試験に中高生向け英会話学習AIアプリ「AIパフォーマンス」を導入
コトバンク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小泉純)は、英語音読クラウド「リピー
トーク」に搭載された新機能「AIパフォーマンス(AIP)」が、修道高等学校(所在地:広島県広島市
中区、校長:田原俊典)において導入されたことをお知らせします。
同校の国際理解教育の一環であるオーストラリア研修の選抜試験において、AIPが対面形式の面接の代替手段として活用されました。
■修道高等学校のグローバル・ICT教育に関する取り組みはこちら:
https://gakugai.shudo-h.ed.jp/global-ict.html

ライティング能力を測るテストから、「AIパフォーマンス」によるロールプレイへ
修道高等学校では、これまでオーストラリア研修の選抜に際し、主に参加理由書の提出と筆記試験を実施していました。スピーキングテストを実施する必要性は感じていたものの、準備や評価に多くの時間を要し、運営負担が大きいことが課題となっていました。
今回導入された「AIパフォーマンス」は、生徒がAIと英語でロールプレイ形式の会話を行い、その内容をAIが即時に評価する仕組みです。評価結果には、CEFR準拠のスコアやWPM(話速)、文法の正確性、表現の自然さなどが含まれており、これらの指標を合否判定に活用することで、選抜試験の公平性と効率性が向上しました。
■AIパフォーマンスの公式サイトはこちら:https://aip.repeatalk-info.net/
解説動画
ルーブリックを活用した客観的評価
今回の選抜試験では、文部科学省が定める3観点より、「知識・技能(正確性)」「知識・技能(発話量)」「思考力・判断力・表現力」に基づくルーブリック評価が用いられました。
ルーブリックとは:
ルーブリックとは、評価の基準を明文化し、評価者間のばらつきを抑えるための表形式の指標です。今回のケースでは各ルーブリック評価において、A(2点)・B(1点)・C(0点)の3段階で、どの程度目標を達成しているかを具体的な行動や発話の質で判断しました。
これにより、生徒のスピーキング力を多面的かつ客観的に評価することが可能となり、従来の主観的な印象評価に比べて高い透明性と再現性を実現しました。
修道中学校 修道高等学校 英語科・国際理解教育担当 恵島 聖 教諭コメント
今回導入させていただきました「AIパフォーマンス」は、CEFRに基づいてスピーキング力を正確かつ客観的に評価できる、非常に魅力的なシステムであると改めて実感しています。得点の提示だけでなく、生徒一人ひとりの会話データを即時に可視化できるため、現時点でのスピーキング力を的確に把握できる点も大きな利点です。
このようなフィードバックは、教員・生徒の双方にとって有益であり、今後の指導や学習の改善にも十分活用できます。
さらに、選抜業務における教員の負担が大幅に軽減されたほか、ロールプレイ形式による自然な会話環境が整ったことで、生徒にとっての試験への心理的ストレスも緩和されました。その結果、英語でのコミュニケーションに対する抵抗感が低下し、先日、研修先の交流校から13名の学生が来校した際には、本校の生徒が積極的に英語で話しかける姿が多く見られました。
今後は、海外研修先でのさまざまな場面を想定し、それに応じたカスタマイズ可能なロールプレイ形式の会話練習が行えるようになることを、心より楽しみにしております。
今後の展望
コトバンクでは、こうした導入事例をもとに、今後も学校現場での活用を広げ、英語教育の質と効率の両立を支援していく方針です。
トライアル校募集中!是非お試しください。
ご希望の方は下記までお問い合わせください。
Webサイト: https://www.repeatalk-info.net/contact/
E-mail:info@repeatalk.net
コトバンク株式会社について
コトバンク株式会社は、「教育に、最高の道具を」をビジョンとして掲げ、教育を通じて「人々の可能性を最大化する」ことをミッションに、教育者を支援するためのサービス・システム開発などを行うEdTechカンパニーです。
事業内容
会社概要
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会社名:コトバンク株式会社 COTOBANK INC.
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所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-15-12 301
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代表取締役:小泉 純
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設立年月:2008年8月
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資本金:40,050,000円
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