この秋、台湾の香り漂う庭園で、文化を映した作品に出合う。まもなく開催!台湾デザインの祭典「未来の花見:台湾ハウス」
日本と台湾のクリエイティブシーンの立役者によるクロストークも開催
コロナ禍でさらに深まった日本と台湾との友情を「花」というモチーフで表現し、日本で “未来の花見” という名の宴を催すことで、再会を待ち望む気持ち、そして台湾の自由な文化と多様なデザインを届けたいという想いが込められています。
ここ10年で多様な変化をもたらした、台湾デザインの特徴を「リソースの統合」、「社会への応用」、「時代に応じるパワー」の3つに分けて、台湾デザイン産業の象徴的な10の事例を紹介します。さらに、今、台湾で最も注目を集める8組のクリエイターが、サステイナブルで再生可能な素材を使用し、 台湾の植物のイメージを再解釈し、台湾のデザインエコシステムの多様性と協調性を表現します。「台湾の庭園」をイメージした会場では、台湾茶香 水ブランドが桃園国際空港のために開発したオリジナルの香りで来場者を包み込むようにお出迎えします。
会期中は、第一線で活躍する日本と台湾 ゲストを迎えた記念トークセッション(オンライン)も開催いたします。本イベントは東京展を皮切りに、京都へも巡回いたします。 詳細は以下をご覧くださいませ。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
「未来の花見:台湾ハウス」詳細ページ : https://www.taiwannow.org/jp/program?id=1
※ 10/3の会場時間および助成、主催情報は、本ページ情報が最新となります。
- 台湾デザインの特徴
リソースの統合(キーワード:産業イノベーション / 産業デザイン)
「リソース統合」では、クロスセクターによるデザイン力と製造力は、台湾の「ノバラガーデン」を育んでいます。また、持続可能に着目し、さまざまな素材にもチャレンジしています。今回展示する、クラウドファンディングでアジア最大記録となった「Stair-Rover 八輪スケートボード」は、リソースを統合した代表的事例となります。
社会への応用(キーワード:パブリックデザイン / ソーシャルデザイン)
「社会への応用」では、「パブリックデザイン」、「ソーシャルデザイン」をメインに、学校の改造計画「美を学び、美学を見る」をはじめ、プロトタイプ化した都市創生「ParkUp」、台湾の総選挙のイメージデザイン「台湾を輝かす」、デジタル担当大臣オードリータンが率いる新たな政策を生み出すラボ「PDIS」、工事現場をオープンスペースに変えた「工家美術館」など、台湾のデザインの多様性を紹介します。
時代に応じるパワー(キーワード:サスティナブルデザイン / サーキュラー・デザイン / 防疫デザイン)
「時代に応じるパワー」では、「持続可能なデザイン」をテーマに、世界規模の課題について考えます。コロナ対策で誕生した医療機関向けの「組立型病室 MAC Ward」をはじめ、新しい素材でつくられたグリーン商品「オーライト No.ゼロ トゥースペースト」と「台湾パイン繊維皿」など台湾デザインに進化の力をもたらした事例を紹介します。
- 展示参加クリエイター
上段左から)張家翎(チャーリン・チャン)デザインクリエイター・messagingleaving創始者/劉 文瑄(ミア・リュウ)ビジュアルアーティスト/顏宏安(アン・イエン)アーティスト・クリエイティブディレクター/Melted potato
下段左から)廖 浩哲(リャオ・ハオズ)LANDHILLS ディレクター/ANGUS CHIANG ファッションデザイナー/無氏製作 PiliWu-Design/究方社 (JOEFANGSTUDIO)
- キュレーターのご紹介
Plan b
「持続可能な発展」を理念に国内外の大手企業をサポートしてきたグローバルなコンサルティングファーム。長年にわたり、国内外の有名企業、非営利団体、政府機関など、さまざまな分野のソリューション提案をおこなっています。日本で知られる代表的な事例として、台北市に広がる空き地に対して、「都市再生」のプログラムを政府に提案した、Placemaking Service [ParkUp]で、2017年にGOOD DESIGN Best100に選出。都市の片隅の再生問題に対処しているだけではなく、共創、共有のメカニズムによって安全かつオープンで、持続可能なコミュニティの空間を作り上げました。https://theplanb.cc/
草字頭
台北のアートブックフェア「草率季」を主催し、数々の台湾カルチャーを牽引するイベントを手掛ける、キュレーションファーム。芸術と科学をインスピレーションの源として、より強力なコミュニケーション手段を見つけるとして編集し、アウトプットに反映している。https://double-grass.com/
- 会場の特徴
会場デザイン:野の花園「The Fictional Garden」
花を中心とした空間デザインは、台湾の庭をイメージしています。 庭のデザインは、往生と精神性の探求はもちろんのこと、人間の文化と芸術、自然科学、社会学、技術、神話、文学などの多面性を常に反映しています。会場では、「リサイクル可能な素材」、「最新の生産技術」、「伝統工芸」を切り口に、さまざまな分野のクリエイターと協力して、台湾の未来の庭を創造しました。島の西部・中央山脈・花東縱谷といった多様な気候帯や植物や人文に呼応するように、クリエイターたちの作品がレイアウトされています。
香り:台湾の「島の息吹」を感じる ‒ 国門香Breath Taiwan
会場では、台湾桃園国際空港株式会社のためにデザインされた、台湾を表現した爽やかな香りが漂い、来場者を包み込むようにお出迎えします。針葉樹林、シダーを使用し、自然の生態系と素晴らしい香りの宝庫である貴重なこの小さな島の森林を演劇的に解釈し、訪れた人は台湾に入ると、息を吸うことで一歩一歩台湾の土地を感じていただけます。「未来の花見:台湾ハウス」の野の花の庭で、台湾デザインのユニークな表情を息で感じ、体験していただけることを願っています。
未来の花見:台湾ハウス 東京展
日付:2021年10月2日(土)~ 17日(日)
時間:11:00~19:00
※10/3は、法定電気設備点検及び準備のため、開場は17:00からとなります。
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(入場無料)
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
TEL 03-6273-4414
- 記念トークセッション(オンライン)のご紹介(一部)
「未来の花見:台湾ハウス」開催を記念して、ソーシャルデザイン、サスティナビリティ、パブリックデザイン、産地デザイン、生きるリノベーション、変化の時代の暮らし方と働き方をテーマに、日本と台湾のクリエイティブシーンの立役者によるクロストークを合計6回開催いたします。ご視聴は無料、トークセッションの最新情報やアーカイブ情報は、以下にて随時発信していきます。
「未来の花見:台湾ハウス」トークセッション : https://note.com/taiwan_house
■記念トークイベント #1
10月04日(月)16:30 ~ 18:00(日本時間)
日本と台湾のソーシャルデザインの今
展示のキーワードのひとつでもある「ソーシャルデザ イン」をテーマとしたクロストークを開催いたします。
お申し込みURL : https://taiwanhouse-211004.peatix.com/
■記念トークイベント #2
10月08日(金)19:00 ~ 20:30(日本時間)
日本と台湾のサステナブルデザインの今
展示のキーワードのひとつでもある「サステナブルデ ザイン」をテーマとしたクロストークを開催いたしま す。
お申し込みURL : https://taiwanhouse-211008.peatix.com/
■記念トークイベント #3
10月15日(金)19:00 ~ 20:30(日本時間)
日本と台湾のパブリックデザインの今
展示のキーワードのひとつでもある「ソーシャルデザイン」をテーマとしたクロストークを開催いたします。
お申し込みURL : https://taiwanhouse-211015.peatix.com/
助成/文化部
主催/財団法人文化台湾基金会
実施/台湾デザイン研究院
協力/公益財団法人日本デザイン振興会
キュレーター/Plan b、Double-Grass
アドバイザー/method inc.
- 「Taiwan NOW」 公式サイト
公式サイト : https://www.taiwannow.org/
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