ダンス x AIで新しいマーケットプレイスを構築。GESREC(ジェスレック)がβ版サービスを日米同時にリリース。
ダンスの価値を更に引き上げるため、ダンスコンテンツを必要としている世界中の企業や個人とマッチングするサービスを、β版にて展開開始。
GESREC: https://www.gesrec.com/
サービスの概要:
GESREC(Gesture + Recognition)は、プロのダンサーがそれぞれ撮影したダンス動画を、ウェブサイト上にアップロードして取引できる、全く新しいプラットフォームです。登録されたダンス動画はAIが解析し、3Dのモーションデータとしてサーバーに保管されます。これにより、アップロードされた動画はダンスコンテンツへと変換され、ダンスがより客観的かつ明確なデジタルコンテンツとなります。結果としてクライアントは多様なニーズに合わせて、ダンスコンテンツを利用(使途や実績ベースでの支払い)できるようになります。
背景:
一方で、YoutubeやTiktokといった動画プラットフォームの浸透、そしてCGアニメーションやVtuberといった概念によって、ダンスのコンテンツとしての可能性は世代や国境を越えて、非常に速いスピードで広がっています。GESRECはこのような状況においてダンサーとクライアントの架け橋となり、ダンサーが継続的にダンスコンテンツから収入を得られるような世界を実現したいと考えています。
結果として、ダンサーがこれまで以上にクリエイティブな活動に集中できるようになり、より新しいコンテンツへの挑戦がしやすい環境をつくりだします。また言葉を必要としないダンスには国境がなく、習得するために機材などが必要ないことから、環境を選ばずに誰でも体一つで世界にクリエイターとして羽ばたくことができるようになります。
GESRECはこのような状況に対し、下記のような活動を通して価値を提供していきます。
- 「観せる音楽」の推進
- ダンスコンテンツを活用できる事業の創出、及び連携
- 企業に対するダンスの価値をふまえた企画提案
「観せる音楽」の推進:
グローバルな流れとして、音楽とダンスにおける相乗効果を活用した事例がこれまでよりも更に増加しています。
- 1つの楽曲で複数のダンサーやグループを起用し、複数のミュージックビデオ(MV)をSNSでPR
- 個々のダンサー主導による「踊ってみた」動画がSNSで拡散
- オフィシャルのMVを公開しつつ、ダンスにフォーカスした動画や、レッスン動画も同時に展開
- 一世代前の流行曲をダンスでリメイクして再ブレイク
これらは数ある事例の中でもごく一部となりますが、誰もが簡単に動画を撮影⇒編集⇒公開できるインフラが整ってきたため、これからもこの流れは持続し加速していくと予想されます。
GESRECでは、このような流れをサポートすることによってダンサーが価値を提供する場を増やすことができると考えています。一方で、日本ではダンサーが公認で踊ることのできる楽曲が限られており、撮影して公開してもプラットフォームで消されてしまう、楽曲側からどうやって承認を得ればよいのかわからないといった声が多く聞かれました。
楽曲協力について:
上記のような状況を打開するため、GESRECは音楽レーベルや企業との交渉を進めることにより、音楽とダンスの協業を加速させるという方向性にご賛同いただいた下記アーティストから、プロダンサーによる二次利用(主にSNSでのダンスコンテンツとしての共有を目的)において楽曲利用の許可をいただきました。今後も随時ご賛同いただけるアーティスト、レーベルや企業を募集していきます。
※注:取扱いにおける注意などもありますので、許可をいただいた楽曲に関してはGESREC登録ダンサーに対して公開いたします。
- BIG UP! :(配信代行サービス)
- カメレオン・ライム・ウーピーパイ
- FKD
- Frasco
- okkaaa
- Toki
- YOTOWN
- origami PRODUCTIONS:(1枚の紙でなんでもできるオリガミのように、楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム、レーベル)
- Hiro-a-key
- Kan Sano
- mabanua
- Michael Kaneko
- Nenashi
- Shingo Suzuki
- Sappage Records:(新人アーティストの開発を主としたレコードレーベル)
- Chocoholic
- CIRRRCLE
ダンスコンテンツを活用できる事業の創出、及び連携:
GESRECはダンス、そして動きの可能性を全速力で追求していきます。そのためには、ダンスコンテンツのマーケットプレイスというプラットフォームとしてだけではなく、時に相乗効果のある関連事業を運営したり、既存の事業とタイアップしていくことを想定しており、既に数社との協議を開始しています。
現時点では下記の分野を予定しています。
・フィットネス
・ダンスレッスン
・ゲーム
・映画(映像)
・広告
・イベント
サービス発表時から今日までに頂いたご質問に対して:
Q. ダンスコンテンツが登録されることにより、他のダンサー/振付師の創作を阻害することになりませんか?
A. 様々なダンサー/振付師の方にお話を伺ったところ、他者に自分の振り付けを使用されることよりも、創作における自由度が狭まることに危機感を感じられる方が多くおられました。そのため、現時点では下記にような運営方針としています。
・コンテンツの登録は楽曲に紐づいたものとして、一つ一つの動作ではないものとさせていただきます。
・登録される全てのコンテンツはオリジナルであるとさせていただきます。※
※ 極端な例ですが、同じダンサーが同じ振り付けを踊ったとしても、ご本人が「ニュアンスを変えた」と主張される場合、運営としては個別のコンテンツとして扱います。ダンサーは、過去も含め常に他のダンサーからインスピレーションをお互いに受けているという認識でいます。また、プロのダンサーで悪意を持って全く同じものを登録することはないだろうというご意見が多かったためです。
Q. AIによって無数の振り付けを著作権として登録し、多方面に対して訴訟を行うような可能性はありますか?
A. あくまでもダンサーの創作活動をサポートすることが事業の目的となり、そのようなことは考えておりません。
登録ダンサーの声:
Tsugu(R&Bでのパフォーマンスを日本のダンスシーンに提示した第一人者、ストリートダンスチーム『Pro-SeeD』結成)
「これほどまでに、心が、魂が震えた事は、僕のダンス人生の中で久しい。今まで何人に無理だと言われただろうか…今まで何人が挑んでは打ちのめされただろうか…今、世界中のダンスの歴史にまた新たな1ページが刻まれていくんだと覚信しているし、ここからまた新たな挑戦が始まるんだ。」
ダンサーや振付師の方へ:
GESRECのサービスにご賛同のうえ、ご興味をお持ちいただけましたら、下記ウェブサイトよりご登録をお願いいたします。ご質問などもサイト上のお問い合わせ方法から、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
GESREC: https://www.gesrec.com/
企業の方へ:
楽曲提供やコラボレーションのご相談など、サイト上のお問い合わせ方法からお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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