大阪ミナミ島之内 昭和初期のモダンなオフィスビル 大型重機倒壊事故から3年ぶりの復活
クリエイター向けオフィス KROSS KUNO1919 11月にリニューアルオープン
創業1919年、非鉄金属卸売の久野産業株式会社(本社:大阪市中央区島之内/代表:久野実)の大阪本社ビルでもある「KROSS KUNO 1919」は、2021年7月に隣地で作業していた大型重機の転倒により、大きな損害を受け活動を休止しておりましたが、ようやく修復工事をスタートさせ、11月にリニューアルオープンすることとなりました。
昭和初期に竣工したモダン建築である「KROSS KUNO 1919」は、クリエイティブユニット “graf”がインテリアプロデュースを手掛けたことでも話題となり、2005年からクリエーター向けスモールオフィスとして営業を開始。大阪ミナミ・島之内に立地し、ランドマーク的存在になっていましたが、21年7月に隣接していたビルの解体工事中、大型重機のクレーン部が転倒したため、クロスクノビルの屋上と側壁面に大きな損害を受けました。この事故の影響でレンタルオフィスなどの営業を休止していましたが、工事の準備に1年以上かけ、2月より本格復旧に向けた工事をスタートさせました。昭和初期のモダンな雰囲気と仕立ての良さはそのままに全室をリノベーション、さらに最新の耐震補強を施し、安心安全で快適な空間を提供いたします。現在インバウンドで人気を博しているものづくりの街・島之内。「KROSS KUNO1919」はデザイナーやクリエーターのための自由な働き方を応援いたします。
★久野産業とは
創業1919年、伸銅品、アルミ、ステンレス等の素材を扱う老舗の非鉄金属専門商社です。
小ロット短納期対応をモットーに、顧客は中小の金属加工業を中心に大手製造業まで約700社。年商は約90億円、社員数60名、創業の地である大阪の島之内に本社を構え、拠点はほかに東京支店(東京都葛飾区)、東北営業所(岩手県一関市)があります。
参考HP「久野産業株式会社」
https://www.kuno1919-tokyo.com/
(東京支店)
★大阪島之内について
道頓堀商店街から堺筋を挟んだすぐ東側の「島之内」エリア。堺筋をはさんで西側と東側では街の様相も大きく変わります。大阪ミナミでは歴史のある住居区域ですが、最近は中央区島之内2丁目を中心に、韓国、中国を中心としたアジア系住民が急増している場所です。街の雰囲気も日本ではなく、まさにアジアです。新興のコリアンタウンとしての顔、中国本土の味をそのままで食通を唸らせる中華料理店が数多く点在するチャイナタウン。国際色豊かな「リトルアジア」として有名で、最近はインバウンド関連でも急速に注目を集めるエリアです。
★久野産業本社ビルの賃貸オフィス「KROSS KUNO1919」について
久野産業の本社ビルは1935年築の2階建て鉄筋コンクリート建て、総面積は約200坪です。もともとは会社の事務所、倉庫として活用していましたが、リノベーションの一環として、2005年に大規模改装後、クリエーター向けのスモールオフィスとして賃貸事業を開始。
2021年7月に重機の転倒事故により事業休止も今秋に復活いたします。
参考HP「クロス クノ」
https://www.krosskuno1919.com/
★今回の目的
2021年7月の事故の直後は損害の大きさから、ビルの建て壊しも検討しましたが、太平洋戦争の大阪大空襲にもしぶとく生き残った大阪島之内のランドマークを残さなければいけないという使命感から再建を決意しました。諸々の事情により、予想よりはるかに長い時間がかかってしまいましたが、歴史ある建物が再びフレッシュな人材が融合することにより、新しい価値を生み出すための起爆剤になることを目標にしております。
この件に関する問い合わせ
久野産業株式会社 広報担当 :山本 06-6211-3331 somu@kuno1919.com
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