テクノロジーは人間のファイナンシャル・アドバイザーに取って代わるものではなく、人間を補完するものであってほしいという消費者の志向がMDRTの調査で明らかに

米国人の85%がロボ・アドバイザーではなく、人間のファイナンシャル・アドバイザーとのやり取りを好む傾向に

イリノイ州パークリッジ(2019年3月7日)— 金融サービスにおいて消費者がテクノロジーのことをどう考えているかを検証した新たな調査で、大多数の米国人(88%)がテクノロジーは人間のファイナンシャル・アドバイザーに取って代わるものではなく、人間を補完するものであってほしいと考えていることが明らかになりました。ファイナンシャル・プランニングはテクノロジーベースのツールで完全に管理すべきだと考える人は、わずか5%でした。
今回の調査は2,000人以上の米国の成人を対象に、MDRTからの委託でThe Harris Pollがオンライン調査を実施しました。

MDRT会長のRoss Vanderwolf, CFP(ロス・バンダーウルフ)は、次のように述べています。「ロボ・テクノロジーが進化を見せていますが、経験に裏付けされた洞察力、専門知識、人としての配慮から、人間のファイナンシャル・アドバイザーは、今でも大きな需要があります。このような一貫した需要があるにもかかわらず、今回の調査では、継続的な成長と成功のために、アドバイザーの業務に革新的なテクノロジーを今後も統合していくべきであることが示されました。」

米国人の83%がフィナンシャル・アドバイザーを信頼してファイナンシャル・プランの効果的な管理を人間のファイナンシャル・アドバイザーに任せられるとしており、同様の仕事をロボ・アドバイザーに任せられるという回答者は36%でした。さらに、85%がロボ・アドバイザーよりも人間のファイナンシャル・アドバイザーとやり取りするほうが良いと回答してます。また、ファイナンシャル・プランニングにおいてロボ・アドバイザーは、人間のファイナンシャル・アドバイザーの役割に完全に取って代わることができるかどうかという質問に対し、全くそう思わないと回答した人は36%でした。

人間のメリット
ロボ・アドバイザーではなく、人間のファイナンシャル・アドバイザーとやり取りをすることの最大のメリットとして、信頼関係を構築する機会(65%)、続いて人との高いレベルでのやり取り(58%)、コミュニケーションのしやすさ(52%)を米国人は挙げて
います。人間のファイナンシャル・アドバイザーとやり取りする際の一番の懸念事項は、コスト(47%)、回答までの時間(32%)、評価の正確性(31%)でした。

人間のファイナンシャル・アドバイザーではなく、ロボ・アドバイザーとやり取りする主なメリットとして米国人が挙げたのは、人的ミスのリスクを最小限に抑えられること(49%)でした。主な懸念事項は、双方向の会話的意思疎通ができない(58%)、人とのやり取りが少ない(48%)、個人データの漏えい(46%)、ファイナンシャル・データの漏えい(44%)が挙げられました。

全般的な傾向
金融プロフェッショナルの雇用、テクノロジーの使用という点で、ミレニアル世代(18~34歳)の意見は分かれています。約半数(52%)がファイナンシャル・プランの効果的な管理をロボ・アドバイザーに任せられるとし、残りの半数(48%)が任せられないとしています。ミレニアル世代は、ファイナンシャル・プランニングにおいてロボ・アドバイザーは人間のアドバイザーの役割に完全に取って代わることができると考える人が、年齢が上の世代(45歳以上)の倍となっています(ミレニアル世代38%に対し、45歳以上は17%)。現在、人間のファイナンシャル・アドバイザーを使っているミレニアル世代のうち、大多数が自分のアドバイザーにはそれぞれの業務の管理に様々なテクノロジーベースのツールを活用してほしいと考えています。アポイントメントのスケジュール管理を行うインターネット上のプラットフォームは、アドバイザーを使っているミレニアル世代の84%が重要だと考えており、バーチャル・ミーティングをホストできるプラットフォームが重要だと考える人は78%でした。

ミレニアル世代より上の世代(45歳以上)の人たちはミレニアル世代と比べ、ファイナンシャル・プランニングの効果的な管理をロボ・アドバイザーに任せられると答えた人たちは、はるかに少ない傾向にあります(ミレニアル世代52%に対し、24%)。45歳以上の米国人で、ロボ・アドバイザーは人間のアドバイザーの役割に完全に取って代わることができると考える人はわずか17%、さらに65歳以上の米国人の44%が、人間のアドバイザーを使わず、ロボ・アドバイザーとやり取りをするメリットはないと回答しています。また、人間のアドバイザーを使っている高い年齢層の米国人(55~64歳)は、アドバイザーが様々な最新のテクノロジーベースのツールを使って資金管理を行うことは重要なことだと考えています。4人のうち3人以上が、クライアントプランの保管、アクセス用のクラウド・テクノロジー(80%)、アポイントメントのスケジュール管理を行うインターネット上のプラットフォーム(77%)を、アドバイザーが導入すべき重要なツールであると考えていることも判明しました。

MDRTの次席副会長であるRegina Bedoya, CLU, ChFC(レジーナ・ベドヤ)は、次のように述べています。「今回の調査では、米国人は人間のアドバイザーからは脱却していないものの、最先端テクノロジーとアドバイザーの人間的な部分や信頼性との組み合わせを好むという結果が示されました。伝統とテクノロジーを統合することで、資金面でさらに明るい見通しを米国人に提供できるでしょう。MDRTではアドバイザーの皆様がクライアントの望むことや進化を続けるテクノロジーの機能を常に把握できるようにし、皆様が今後もクライアントの先導役を務めていけるようサポートしていきます」

※インフォグラフィックの画像については、添付のPDFファイルをご参照ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d21138-20190307-5557.pdf


調査方法
今回の調査はMDRTからの委託という形で2018年11月1日~5日までの間、18歳以上の米国の成人2,008名を対象に(うち、現在人間のファイナンシャル・アドバイザーを使っている人数は771名)、The Harris Pollが米国内にてオンラインで実施しました。今回のオンライン調査は確率標本に基づいたものではないため、理論的な標本誤差の推定は計算不可能となっております。

MDRTとは
Million Dollar Round Table(MDRT)は、世界72の国と地域の500社以上で活躍する、66,000名以上の会員を有する、卓越した生命保険と金融サービスの専門家による国際的かつ独立した組織です。MDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を満たし、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されています。詳しくは、www.mdrt.org をご覧いただくか、@MDRtweetをフォローしていただければと思います。

 
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