SCSK、セキュリティNFVソリューションの提供においてチェック・ポイントと協業
~月額課金で、仮想ファイアウォール/UTM 「Check Point vSEC Virtual Edition」 を販売開始~
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:谷原 徹、以下SCSK)は、世界トップクラスのセキュリティ・リーディング・カンパニーであるCheck Point Software Technologies Ltd.(インターナショナル本社:イスラエル、会長兼CEO:ギル・シュエッド、以下チェック・ポイント)と協業し、セキュリティ分野でのNFV*1 ソリューションを2017年2月から提供開始します。
これに伴いSCSKは、チェック・ポイントの仮想ファイアウォール/UTM*2 「Check Point vSEC Virtual Edition」 (以下、Check Point vSEC VE)を、サービス事業者(クラウド事業者、通信事業者、データセンター事業者をはじめとする情報通信サービス提供企業)向けに利用ライセンス数に応じた月額課金で販売します。既にクラウド事業者での採用を見込んでおり、株式会社インターネットイニシアティブの「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 VWシリーズ」、およびGMOインターネット株式会社の「Z.com Cloud」で活用できるよう準備を進めております。
*1 NFV(Network Functions Virtualization):ネットワーク機能仮想化
*2 UTM(Unified Threat Management):統合脅威管理。複数の異なるセキュリティ機能を統合し、集中的にネットワーク管理を実施するセキュリティ装置。
1.背景
近年、業務の効率性やスピード、即応性、コスト最適化の観点から、企業のITインフラにおいてクラウドサービスやNFV技術を用いた通信サービスの利用が急速に浸透しています。一方で、情報漏洩などのセキュリティに対する不安から導入をためらう企業も多く、サービス事業者にとってセキュリティは重要な課題となっています。高度化するサイバー攻撃対策としても、多層防御を備えた機能をクラウド・仮想基盤に適した形で、柔軟に性能を増強/縮小できるNFVのセキュリティ・ソリューションが求められています。
このようなニーズに応えるべく、SCSKは、セキュリティ分野で多数の実績を誇るチェック・ポイントと協業し、サービス事業者向けに、「Check Point vSEC VE」を月額課金で提供する販売モデルを構築し、検知・分析・対処などの運用サービスオプションと併せ「セキュリティNFVソリューション」を提供開始するに至りました。
2.「Check Point vSEC VE」の特長
「Check Point vSEC VE」は、クラウド・仮想基盤において、あらゆるトラフィックを保護する多層防御セキュリティ・ソリューションです。チェック・ポイントの実績あるセキュリティ技術と、柔軟性と拡張性に優れたSoftware Bladeアーキテクチャをベースとしており、脅威から動的に仮想化環境とネットワークを保護します。
・クラウド・仮想環境で、高い性能を発揮
専用ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け半導体集積回路)やハードウェアに依存しない拡張性に優れた独自のソフトウェア・アーキテクチャにより、クラウド・仮想環境において高い性能を発揮します。
・高度な多層防御により、未知の脅威、攻撃に対応
L5-7レベル・ファイアウォール、アンチボット、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)、未知の脅威対応など、最新のセキュリティ機能を単一のインスタンス・ライセンスで利用でき、多層防御をオールインワンで実現します。
3.「Check Point vSEC VE」月額課金モデルの特長
「Check Point vSEC VE」の月額課金モデルは、サービス事業者からの要望が非常に強かった真の“Security as a Service”を実現するために、SCSKとチェック・ポイントが協業して、特別に構築したサービス事業者向けのソリューションです。「Check Point vSEC VE」が持つ高度なセキュリティ機能をそのままに、保守サポートと併せて月額で利用できます。
・統合管理システム「マルチドメイン・セキュリティ管理」を無償提供
SCSKがサービス事業者に無償提供する、統合管理システム「マルチドメイン・セキュリティ管理」を利用することで、ユーザー企業側とサービス提供者側から、単一の管理コンソールで高度なセキュリティ機能の設定や拡張などの一元管理を容易に行うことができます。
・初期投資ゼロ、ユーザー企業の利用に応じた柔軟な課金モデル
月額課金モデルでは、初期費用0円で、ユーザー企業が商用環境で利用したライセンス数に応じて月額で課金されます。1ライセンスあたりの月額利用料は数万円からで、サービス事業者は投資リスクなく、ユーザー企業が「使いたいときに、使いたいだけ」、利用した月のみ課金されるセキュリティ・サービスを提供することができます。
・リードタイムゼロ
ユーザー企業の利用開始前にライセンスが提供されるため、クラウドや通信サービスにおいて迅速に多層防御セキュリティ機能の提供ができます。ユーザー企業が商用環境で利用するまではライセンス費用は発生しません。
ソリューションの詳細は、以下のページをご参照ください。
「Check Point vSEC Virtual Edition for Service Provider」 WEBページ
URL: http://www.scsk.jp/product/common/checkpoint/
4.運用オプションメニューについて
SCSKは、これまでのNFVおよびセキュリティ・ソリューションの提供で得た知見を活かし、「Check Point vSEC VE」による防御・検知・分析・対処などのセキュリティ運用を、オプションメニューとして提供します。お客様は、ニーズに応じて必要なメニューを組み合わせることで、一層のセキュリティ強化を実現できます。
・マネージド・セキュリティ・サービス
セキュリティNFVにおいて経験豊富な技術者が、リモートで「Check Point vSEC VE」の初期構築・設定、日々の運用を代行することで、容易な導入・運用と運用負荷の軽減を実現します。
・情報セキュリティ分析通知サービス <2017年春提供開始予定>
「Check Point vSEC VE」のログをリアルタイムで収集・分析し、緊急度・危険度が高いと判断したインシデントを検出した際はお客様に通知し、月次でも分析結果をレポートするサービスです。
・不正アクセス監視・分析支援サービス(IPS) <2017年春提供開始予定>
24時間365日で不正アクセスを監視し、攻撃の検知と通知を行います。検知内容を弊社セキュリティアナリストが精査のうえ分析し、適切なアドバイスをお客様に提供(※)します。※サービス提供時間:平日9:30-18:00
5.販売目標
今後3年間で、20億円の販売を目指します。SCSKは、クラウド事業者、通信事業者、データセンター事業者をはじめとする情報通信サービス提供企業を中心に製品の販売を進めてまいります。
SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、システム開発から、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ITハード・ソフト販売まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップでご提供します。 また、住友商事をはじめとするお客様の世界各国におけるITシステム・ネットワークのサポート実績を活かし、グローバルITサービスカンパニーとして、さらなる飛躍を目指してまいります。
詳細情報はhttp://www.scsk.jpをご覧ください。
チェック・ポイントについて ONE STEP AHEAD
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(www.checkpoint.com)は、あらゆる規模の組織に対応する世界トップクラスのセキュリティ・リーディング・カンパニーです。業界随一の検出率を誇る先進のセキュリティ対策により、お客様のネットワークをマルウェアなどの多岐にわたるサイバー攻撃から保護します。大規模ネットワークからモバイル・デバイスまでを保護する包括的なセキュリティ・アーキテクチャに加え、直感的で使いやすい総合的なセキュリティ管理ソリューションを提供しています。世界の 10 万以上の組織・企業がチェック・ポイントのセキュリティ製品を利用しています。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社 ( https://www.checkpoint.co.jp/) は、1997 年 10 月 1 日設立、東京都新宿区に拠点を置いています。
※本プレスリリースは、SCSK株式会社、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社による共同プレスリリースです。
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
*1 NFV(Network Functions Virtualization):ネットワーク機能仮想化
*2 UTM(Unified Threat Management):統合脅威管理。複数の異なるセキュリティ機能を統合し、集中的にネットワーク管理を実施するセキュリティ装置。
1.背景
近年、業務の効率性やスピード、即応性、コスト最適化の観点から、企業のITインフラにおいてクラウドサービスやNFV技術を用いた通信サービスの利用が急速に浸透しています。一方で、情報漏洩などのセキュリティに対する不安から導入をためらう企業も多く、サービス事業者にとってセキュリティは重要な課題となっています。高度化するサイバー攻撃対策としても、多層防御を備えた機能をクラウド・仮想基盤に適した形で、柔軟に性能を増強/縮小できるNFVのセキュリティ・ソリューションが求められています。
このようなニーズに応えるべく、SCSKは、セキュリティ分野で多数の実績を誇るチェック・ポイントと協業し、サービス事業者向けに、「Check Point vSEC VE」を月額課金で提供する販売モデルを構築し、検知・分析・対処などの運用サービスオプションと併せ「セキュリティNFVソリューション」を提供開始するに至りました。
2.「Check Point vSEC VE」の特長
「Check Point vSEC VE」は、クラウド・仮想基盤において、あらゆるトラフィックを保護する多層防御セキュリティ・ソリューションです。チェック・ポイントの実績あるセキュリティ技術と、柔軟性と拡張性に優れたSoftware Bladeアーキテクチャをベースとしており、脅威から動的に仮想化環境とネットワークを保護します。
・クラウド・仮想環境で、高い性能を発揮
専用ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け半導体集積回路)やハードウェアに依存しない拡張性に優れた独自のソフトウェア・アーキテクチャにより、クラウド・仮想環境において高い性能を発揮します。
・高度な多層防御により、未知の脅威、攻撃に対応
L5-7レベル・ファイアウォール、アンチボット、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)、未知の脅威対応など、最新のセキュリティ機能を単一のインスタンス・ライセンスで利用でき、多層防御をオールインワンで実現します。
3.「Check Point vSEC VE」月額課金モデルの特長
「Check Point vSEC VE」の月額課金モデルは、サービス事業者からの要望が非常に強かった真の“Security as a Service”を実現するために、SCSKとチェック・ポイントが協業して、特別に構築したサービス事業者向けのソリューションです。「Check Point vSEC VE」が持つ高度なセキュリティ機能をそのままに、保守サポートと併せて月額で利用できます。
・統合管理システム「マルチドメイン・セキュリティ管理」を無償提供
SCSKがサービス事業者に無償提供する、統合管理システム「マルチドメイン・セキュリティ管理」を利用することで、ユーザー企業側とサービス提供者側から、単一の管理コンソールで高度なセキュリティ機能の設定や拡張などの一元管理を容易に行うことができます。
・初期投資ゼロ、ユーザー企業の利用に応じた柔軟な課金モデル
月額課金モデルでは、初期費用0円で、ユーザー企業が商用環境で利用したライセンス数に応じて月額で課金されます。1ライセンスあたりの月額利用料は数万円からで、サービス事業者は投資リスクなく、ユーザー企業が「使いたいときに、使いたいだけ」、利用した月のみ課金されるセキュリティ・サービスを提供することができます。
・リードタイムゼロ
ユーザー企業の利用開始前にライセンスが提供されるため、クラウドや通信サービスにおいて迅速に多層防御セキュリティ機能の提供ができます。ユーザー企業が商用環境で利用するまではライセンス費用は発生しません。
ソリューションの詳細は、以下のページをご参照ください。
「Check Point vSEC Virtual Edition for Service Provider」 WEBページ
URL: http://www.scsk.jp/product/common/checkpoint/
4.運用オプションメニューについて
SCSKは、これまでのNFVおよびセキュリティ・ソリューションの提供で得た知見を活かし、「Check Point vSEC VE」による防御・検知・分析・対処などのセキュリティ運用を、オプションメニューとして提供します。お客様は、ニーズに応じて必要なメニューを組み合わせることで、一層のセキュリティ強化を実現できます。
・マネージド・セキュリティ・サービス
セキュリティNFVにおいて経験豊富な技術者が、リモートで「Check Point vSEC VE」の初期構築・設定、日々の運用を代行することで、容易な導入・運用と運用負荷の軽減を実現します。
・情報セキュリティ分析通知サービス <2017年春提供開始予定>
「Check Point vSEC VE」のログをリアルタイムで収集・分析し、緊急度・危険度が高いと判断したインシデントを検出した際はお客様に通知し、月次でも分析結果をレポートするサービスです。
・不正アクセス監視・分析支援サービス(IPS) <2017年春提供開始予定>
24時間365日で不正アクセスを監視し、攻撃の検知と通知を行います。検知内容を弊社セキュリティアナリストが精査のうえ分析し、適切なアドバイスをお客様に提供(※)します。※サービス提供時間:平日9:30-18:00
5.販売目標
今後3年間で、20億円の販売を目指します。SCSKは、クラウド事業者、通信事業者、データセンター事業者をはじめとする情報通信サービス提供企業を中心に製品の販売を進めてまいります。
SCSK株式会社について
SCSK株式会社は、システム開発から、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ITハード・ソフト販売まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップでご提供します。 また、住友商事をはじめとするお客様の世界各国におけるITシステム・ネットワークのサポート実績を活かし、グローバルITサービスカンパニーとして、さらなる飛躍を目指してまいります。
詳細情報はhttp://www.scsk.jpをご覧ください。
チェック・ポイントについて ONE STEP AHEAD
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(www.checkpoint.com)は、あらゆる規模の組織に対応する世界トップクラスのセキュリティ・リーディング・カンパニーです。業界随一の検出率を誇る先進のセキュリティ対策により、お客様のネットワークをマルウェアなどの多岐にわたるサイバー攻撃から保護します。大規模ネットワークからモバイル・デバイスまでを保護する包括的なセキュリティ・アーキテクチャに加え、直感的で使いやすい総合的なセキュリティ管理ソリューションを提供しています。世界の 10 万以上の組織・企業がチェック・ポイントのセキュリティ製品を利用しています。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社 ( https://www.checkpoint.co.jp/) は、1997 年 10 月 1 日設立、東京都新宿区に拠点を置いています。
※本プレスリリースは、SCSK株式会社、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社による共同プレスリリースです。
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