「令和元年度FCDIC顕彰制度 産業貢献賞」を受賞
田中貴金属工業の燃料電池用触媒分野における産業界への貢献が評価
9月9日に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)で開催された「令和元年度FCDIC顕彰制度表彰式」において、表彰状を授与され、田中貴金属工業株式会社執行役員の多田智之が表彰式に出席し、田中貴金属工業株式会社FC触媒開発センターヘッドマネージャーの松谷耕一が記念講演を行いました。
FCDICの表彰制度は、創立30 周年記念事業の一環として4つの賞を設定し、平成28 年度に制定されました。燃料電池の開発・関連産業の振興を推進、及び、燃料電池に関連する科学、技術の進歩・発展に顕著な貢献をした団体や個人に対し、「産業貢献賞」、「学術賞」、「奨励賞」、「特別功績賞」として表彰することで、燃料電池の技術開発および燃料電池システムの導入・普及促進に寄与することを目的とするものです。
【「令和元年度FCDIC顕彰制度 産業貢献賞」受賞内容詳細】
- 田中貴金属工業における、燃料電池用触媒の開発・製造の取り組み
当社は貴金属の総合メーカーとして、次世代エネルギーである燃料電池の将来性を見込み、燃料電池用触媒の研究・開発を1980年代から行っています。田中貴金属工業では、顧客要求に対応したカスタマイズを得意としており、産学との連携も進めながら、固体高分子型燃料電池(PEFC型)の電極触媒において世界トップシェアを15年程維持しております。2019年にはFC(燃料電池)触媒開発センターの増設を実施し、生産能力を増強しました。
燃料電池の普及に伴い、低コスト化、高品質化の要求は高まっており、当社では、製造プロセス開発、分析技術開発などの技術開発を継続して行っております。今後も、燃料電池の性能を向上させるとともに、貴金属使用量を低減する触媒の開発で、環境保全に役立つ水素社会に貢献する製品を提供します。
■TANAKAホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社)
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田中 浩一朗
創業:1885年 設立:1918年※ 資本金:5億円
グループ連結従業員数:5,138名(2019年度)
グループ連結売上高:1兆1,496億400万円(2019年度)
グループの主な事業内容:田中貴金属グループの中心となる持ち株会社として、グループの戦略的かつ効率的な運営とグループ各社への経営指導
HPアドレス:https://www.tanaka.co.jp
※2010年4月1日にTANAKAホールディングス株式会社を持株会社とする体制へと移行いたしました。
■田中貴金属工業株式会社
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング22F
代表:代表取締役社長執行役員 田中 浩一朗
創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円
従業員数:2,393名(2020年3月31日)
売上高:9,926億7,987万9,000円(2019年度)
事業内容:貴金属地金(白金、金、銀ほか)及び各種産業用貴金属製品の製造・販売、輸出入
HPアドレス:https://tanaka-preciousmetals.com
<田中貴金属グループについて>
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、宝飾品や資産としての貴金属商品を提供。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術が一体となって連携・協力し、製品とサービスを提供しております。また、さらにグローバル化を推進するため、2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。
今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。
田中貴金属グループの中核5社は以下の通りです。
・TANAKAホールディングス株式会社(純粋持株会社)
・田中貴金属工業株式会社
・田中電子工業株式会社
・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社
・田中貴金属ジュエリー株式会社
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