newR、アパレル業界のサステナビリティ意識の高まりを背景に、「似合う」視点で「長く着たくなる」服を提案できる販売員の育成研修サービスを開始。先行して伊勢丹新宿店子供服フロア様が研修を実施

newR（ニューアール）株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：中川かおり）は、2021年6月より、当社オリジナルの「似合う」のパーソナル分析サービス「newRパーソナル分析」を研修メニュー化し、百貨店、各種アパレルブランドの販売員様向けに提供開始致します。販売員様は研修を受講することで、「似合う」を基準にお客様に新しいスタイルやアイテムを提案できるようになります。本研修は、先行して伊勢丹新宿店子供服フロアの販売員様向けに実施済みです。

■アパレル業界向けに「似合う服」のパーソナル分析をもとにした研修サービスを提供する背景
 
アパレル業界は、長らく大量生産・大量廃棄型のビジネスを行っており、生産過程におけるCO2排出や廃棄されたゴミによる環境負荷が近年大きな社会問題となっています。（※参考：「SUSTAINABLE FASHION」レポート（環境省2021年）下段に記載）欧米では政府や消費者からの声に応え、アパレル各社がサステナブル（持続可能な）なビジネスモデルへの転換を急いでいます。

これまで国内アパレル業界は遅れをとってきましたが、コロナ禍の影響によって消費者の生活スタイルや意識、購買行動が大きく変化した結果、サステナビリティを意識した事業、サービスが急速に求められ始めています。（※参考：「サステナブルな買い物に関する調査」（楽天インサイト株式会社 2020年）下段に記載）

newRが提供する「newRパーソナル分析」は、顔や全身の写真の情報を元に、ユーザーの「自分に似合う」服装やアイテムを可視化します。骨格診断、パーソナルカラー診断、顔タイプアドバイザーの資格を持つ当社代表の中川かおりが確立した独自の分析です。販売員様が本分析を行うことで、顧客に「似合う」という新たな選択基準を提供し、顧客は流行や趣味に偏らない「自分に似合う」商品を購入しやすくなります。

「似合う服」は愛着を持って長く活用しやすく、百貨店やアパレルブランド側から顧客に対してサステナビリティの観点で価値のある新たな提案ができる仕組みです。「今ある服を今年捨てずにもう1年長く着れば、日本全体で約4万トンの廃棄削減につながります」（前述の環境省レポート）。当社は、消費者が「1着の服をより長く着る」ために「似合う」という基準を提供する研修サービスを積極的に展開してまいります。


■「似合う分析」研修の概要　〜「newRキッズパーソナル分析」研修の場合

内容：レッスン（アイテム分析、顔立ち分析、色分析、総合分析）および自習課題を提供
実施方法：1回2時間×5回のオンラインプログラム
講師：newR代表 中川かおり

本研修では、分析手法からお客様への個別の声がけ例まで詳細にお伝えします。受講者は、本研修を通してお客様に「似合う」アイテムをお勧めしたり、根拠を持って似合う理由を説明できるようになります。

内容や実施方法などにつきましては、研修目的にあわせてカスタマイズを承ります。

伊勢丹新宿店様向けにオンラインで実施した研修の様子

実績：伊勢丹新宿店子供服フロアの販売員様向けに子供服、ランドセル販売等を想定した「newRキッズパーソナル分析」研修を実施
・時期：2020年11月～2021年2月
・対象：伊勢丹新宿店子供服フロア社員12名

【受講生の感想】 ※一部抜粋
・今まで接客する中で「似合う」となんとなくの感覚で思っていたのが、きちんと根拠がある中で感じていたのだと気付けたことが最も嬉しく印象的でした。根拠を知れたことで、今後自信を持ってお客様にもご提案していこうと思います！

・お顔立ちやアイテムの分析方法を知ったことで、接客の際、お客様より試着やアイテムのイメージを尋ねられた際、ただ印象を答えるだけではなく、似合う理由やアイテムとお客様のイメージをプラスで取り入れるようになりました。


■今後のサービス展開について

newRでは、今後も本研修のブラッシュアップを重ねながら、百貨店やアパレルブランド、セレクトショップなどの販売員様向けに広く提供をしていく予定です。

newRは本研修のほか、「似合う」が分かる個人ユーザー向けの「newRパーソナル分析」や、注文生産型で「似合う」ワンピースを提供するD2Cブランドを展開しています。また、今後はさまざまな企業とのコラボレーションを行うことで、「似合う」を基準に必要な量だけ作る商品企画コンサルティングなども予定しています。

newRは、「似合う」という新しい選択基準を提供することで、消費者が愛着を持って商品を長く大切に使える世界を実現し、社会の持続可能な発展に貢献していく所存です。


【参考データ】

「SUSTAINABLE FASHION」レポート（環境省・2020年12月〜2021年3月実施）
・原材料調達から製造段階までに、年間およそ9000万トンの二酸化炭素が排出されると推計。服1着あたりに換算すると、500mlのペットボトル約250本製造分に相当する。

・服がごみとして廃棄された場合、再資源化される割合は5%程でほとんどはそのまま焼却・埋め立て処分される。その量は年間で約48万トン。この数値を換算すると大型トラック約130台分を毎日焼却・埋め立てしていることになる。

・一人あたり（年間平均）の衣服消費・利用状況は、購入枚数約18枚、手放す服約12枚で、手放す枚数よりも購入枚数の方が多く、一年間一回も着られていない服が一人あたり25 着もある。

URL：
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/index.html

「サステナブルな買い物に関する調査」（楽天インサイト株式会社・2020年5月実施）
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、「サステナブルな買い物」に対する意識が強まった人は3割超。特に女性20代と女性60代では4割超。

・新型コロナウイルス感染症拡大の影響前後で重視していたことやしていきたいことの差分が大きい暮らし方・生き方意識は「個人の幸せだけでなく社会全体のことを考えていきたい」

URL：
https://insight.rakuten.co.jp/report/20200624/?fbclid=IwAR1qL6cmS1RPKTEyRRjrsAsGs63CT4erjwW6LaAb1ErJ3LX5Oo5rG3dqYqY


■newRについて

newRは、「自分に似合うで、みんなを笑顔に」を理念に掲げ、人と物を「似合う」で結び、流行、性別、年齢、慣習に縛られることなく、「自分に似合う物を選ぶ」新しい価値を創造する。2018年9月「骨格診断&パーソナルカラー診断で作る親子ワンピース」でデビュー。2020年、多くの方に「似合う」を届けるため、独自の「newRパーソナル分析」を確立。

newR株式会社（ニューアール）
所在地：〒141-0031　東京都品川区西五反田一丁目26番2号　五反田サンハイツ911
設立日：2017年12月25日
代表取締役社長：中川かおり
URL：https://newr.co.jp
note：https://note.newr.co.jp/
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