三宅町とPREVENTが健康推進に向け連携協定締結
レセプト・健康診断データを基に、生活習慣病の重症化リスクを見える化
■ 連携協定の概要と実証実験について
本連携協定において生活習慣病の重症化リスクを見える化するための実証実験を行います。三宅町は国保データベースシステム(以下、KDBシステム)を利用し、現時点での重症化リスクを把握しておりました。本実証実験において、PREVENTの将来予測システムを活用し、将来の重症化リスクの見える化を行い、KDBシステムとの併用による相乗効果を図ります。
具体的には、PREVENTが持つレセプト・健康診断データなどの医療データ解析ノウハウをもとに、現在の生活習慣病の管理状況から、5年後にどれだけ重症化する可能性があるかのリスク分析をし、将来予測を行います。見える化されたデータに基づき三宅町とともに生活習慣病の重症化予防のための施策検討を行い、三宅町民の健康推進の更なる充実に貢献していきます。
■ 連携協定の経緯
三宅町では、三宅町総合計画において「みんないきいき『支え合う』まち」といった方向性を定めた施策を執り進めており、データに基づいた政策づくり(Evidence-based Policy Making、エビデンスに基づく政策立案)を行うことで、今まで以上に町民の健康推進を図りたいと考えておりました。
PREVENTでは、社会保険の分野においてはおおよそ100の企業の健康保険組合に対してサービス提供を行っており、生活習慣病の重症化予防に関して大きな成果をあげております。医療費適正化および我が国の社会保障制度を維持するためには企業の社会保険だけではなく、自営業者や高齢者の方においても生活習慣病の重症化を予防することが重要だと考えておりました。
三宅町とPREVENTとで健康推進をおこない、データに基づいた効率的な行政運営を行うことにより、多くの町民の幸せで健やかな暮らしに繋がることが期待できるため、まずは実証実験として生活習慣病の重症化リスクを見える化し、健康推進施策に活かす検討協議を行っていく運びとなりました。
■ コメント
三宅町長 森田 浩司
この連携協定を通して、町民の健康状態や将来的な健康リスクを可視化することで、データに基づく健康推進施策を行うための土台を築き、誰もがより健康で暮らせるまちを目指します。
PREVENT 代表取締役 萩原 悠太
弊社がこれまで多くの健康保険組合で実施してきた医療データ解析のノウハウをもとに、誰もがより健康で暮らせるまちを三宅町の皆様と一緒に目指していきます。
■ 今後の展望
本実証実験にて見える化するだけではなく、重症化予防につながる施策づくりの検討を進めていきます。重症化リスクが低い人向け、高い人向けといったターゲットを絞った施策を実施し、ケアマネジャーをはじめ健康推進に取り組んでいる方々とも共創を図ります。
三宅町をモデルとして、全国の自治体へ横展開を図り、さらに多くの人たちの健康推進のサポートができる仕組みを目指します。
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