全農がZENMU Virtual Drive を導入 - データを端末に残しながら “無意味化” できる点を高く評価 -
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:田口 善一、本社:東京都中央区、証券コード:338A)は、Windows11環境への更新を機にシンクライアント環境からZENMU Virtual Driveに移行した全国農業協同組合連合会(以下、全農)の事例を公開しました。

日本の農業のさらなる成長・発展に向けて多彩な事業を展開している全農では、約1万人の全従業員が業務に使用していたシンクライアント環境を「ZENMU Virtual Drive」を使ったセキュアFATクライアント環境に切り替えました。
ZENMU Virtual Driveの 「データを端末に残しながら “無意味化” できる」点を高く評価いただき、端末におけるデスクトップの動作性能を大幅に向上させながら、情報漏えい対策に万全を期すことに成功しています。
■ 導入前の課題
・ Windows10環境で全職員がシンクライアントを利用するようになりSBC(Server Based Computing)環境の負荷が増大。デスクトップ性能の低下が顕著になった
・ シンクライアント環境としてSBCのほか、VDIやDaaS(Desktop as a Service)など、複数の環境を併用し、運用管理が煩雑化していた
・ 業務端末におけるセキュリティの強度を高いレベルで保ちたかった
■ ZENMU Virtual Driveの選定理由
・ FATクライアントの性能を生かしながら、情報漏えい対策に万全を期すことができる革新性
・ 単純なディスクの暗号化では実現できないセキュリティ強度の高さ
■ 導入後の効果
・ 業務端末の情報漏えい対策の強度を維持しながら、端末の性能問題を解決できた
・ 複数のシンクライアント環境を管理する必要がなくなり、その分の業務負担が削減された
・ 業務端末に意味あるデータが残らない状態を実現し、端末の紛失・盗難を「情報セキュリティインシデント」として扱う必要がないという運用ルールが維持できた

事例の詳細は、こちら
https://zenmutech.com/casestudy/casestudy-list/case-zee-zennoh/
【ZENMU Virtual Drive】

1.容易・安価で導入可能
クラウド基盤のサービスのため、サーバーの新規購入や設計・構築等は一切不要
2.安定したパフォーマンス
PC上のリソースを利用するため、ネットワークの影響を受けずにスムーズな操作が可能
3.PCの盗難や紛失時も安心
秘密分散技術により、ユーザーデータを無意味化して分散保管することで、情報漏洩を抑止することが可能
【ZenmuTechについて】

式会社ZenmuTech
本社所在地:東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座OCT 804
設立:2014年3月4日
事業内容:秘密分散技術を用いたデータ保護ソリューションの提供
証券コード:338A
URL : https://zenmutech.com/
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術です。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏洩を防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。
また、秘密計算の分野では、産総研との協働による研究や社会実装に向け、秘密計算データベースプラットフォーム「Query Ahead」を提供しています。
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