空き家活用の新たな形 ハンディハウスプロジェクト「DIY賃貸」築古住宅を多様な暮らし方に合わせた住宅に再生!

コロナ禍で変化する暮らし方・働き方に合わせ、郊外の戸建て住宅に“付加価値”をつけ活用へ。

株式会社HandiHouseproject

施主が家づくりに主体的に参加し、住む人も作る人も一緒に家づくりを楽しむための活動を行う建築家集団 HandiHouse project(神奈川県横浜市 代表:坂田裕貴)は、この度、DIY賃貸事業による、新たな空き家活用法をご報告いたします。

数年前から続く、空き家問題。自治体によっては解体補助金を出して、築年数を重ねた家々の解体を進めています。親族から相続された家の活用方法にお困りの方が多い中、解体するほど老朽化は進んでおらず、思い入れのある物件を壊すことにためらわれる方もいます。

そこで私たちは、「賃貸でも自分好みにDIYできる」といった付加価値をつけて、物件の価値を下げずに貸すことができる、空き家の活用法を考え提供を始めました。また、ハンディハウスプロジェクトが大家となるため、入居する方はDIYの相談がいつでもできてサポートを受けられるため、DIYが初めての方でも安心です。
住む人には家づくりを楽しむきっかけに。家の持ち主は物件を手放さずに活用してもらうことができる。双方が家に親しむ機会となることを目指しています。
 
  • リモートワーク、郊外移住、現代の多様な暮らし方に合わせた仕様

今回のDIY賃貸は、埼玉県新座市、西武池袋線ひばりが丘駅から徒歩圏内の戸建て住宅。目の前には広い公園があり、静かな住宅街に位置します。

新型コロナウイルスの流行にともない、リモートワークが普及し、郊外へのお引越しや地方移住に関心が高まっています。そこで、2階の個室数をあえて多めに残し、複数人でのリモートワークも快適にできる住空間にリノベーションをしました。友人同士でもお子さんがいるご家族でも、多様な暮らし方に対応できる仕様となっています。

 

2階は合わせて5部屋。合板部分はDIYをすることができます。壁を好きな色でペイントしたり、棚を取りつけたり、自分好みにカスタマイズできます。2階は合わせて5部屋。合板部分はDIYをすることができます。壁を好きな色でペイントしたり、棚を取りつけたり、自分好みにカスタマイズできます。

2階には和室も完備。2階には和室も完備。

お風呂、洗面所、キッチンなど水回りはリノベーション済みです。お風呂、洗面所、キッチンなど水回りはリノベーション済みです。

1階はリビングとダイニングルームをつなげ、空間を広く使えるようにリノベーションしました。1階はリビングとダイニングルームをつなげ、空間を広く使えるようにリノベーションしました。

ハンディハウスプロジェクトと一緒に賃貸事業を行ってみたい物件オーナーさん、不動産会社の方、お気軽にお問合せください。空き家活用のご相談もお待ちしております!
お問合せはこちら https://handihouse.jp/contact/


【ひばりが丘DIY賃貸】

・住所 : 埼玉県新座市野寺5(西武池袋線ひばりヶ丘駅徒歩15分)
・床面積 :5LDK/1F 55.3m2、2F 61.09m2
・事業パートナー : カリアゲ JAPAN
・DIY可能賃貸物件(ハンディハウスプロジェクトのサポートつき)
・賃料:170,000円
・敷金:賃料1ヶ月分、礼金:賃料1ヶ月分
・管理費:なし
・SOHO利用可能
・ペット要相談

1階間取り1階間取り

 

2階間取り2階間取り

  • 賃貸物件にすると、将来は再び自分が住む選択肢も生まれる

今回の物件のオーナーは、家族の思い出がつまった実家を売却することができずに4年ほど空き家状態になっていました。自分自身はすぐに住むことができなかったため、一度賃貸にすることを決めましたが、高額な費用を充ててリノベーションをしても、郊外の築年数を重ねた物件は、賃料を下げざるを得ないことを懸念し悩まれていました。

リノベーション前のキッチンリノベーション前のキッチン

付加価値をつけてある程度の賃料を設定することができ、オーナー自身もDIYで家づくりを楽しんでいる方だったこともあり、今回のご提案を気に入ってくださりました。


【物件オーナーからのメッセージ】
完成したときには、自分が住みたくなるくらい素敵な家に蘇っていました。売却ではなく賃貸にしたため、いずれは自分や家族が住むといった選択肢も広がり、将来の楽しみも増えました。ぜひ住む方には、家を自分の好きな形につくり変えながら、暮らしを楽しんでいただければ嬉しいです。
 
  • ハンディハウスプロジェクトのDIY賃貸とは?

ハンディハウスプロジェクトは、住まい手が家づくりに対して主体的に関わることによって、家が完成した後の暮らしを豊かにできるといった実体験の下、どんな方でも家づくりを楽しめることを目指して、2011年より活動をスタートしました。活動を続ける中、賃貸物件でも自分好みに手を加えることができれば、家を購入せずとも住まいへの関心を高め、家づくりの楽しみ方を伝えられると考え、DIY賃貸事業を始めました。

2019年には、DIY賃貸「アパートキタノ」を東京都八王子市で実験的にスタート。2021年には東京都練馬区のアパートでDIY賃貸事業を本格的に開始。入居者はSNSでハンディハウスプロジェクトのメンバーに気軽に家の相談をしたり、DIYのサポートを受けることができるため好評をいただいています。DIYができる部分は、それぞれの物件の一部分ではありますが、各々が個性あふれる部屋にカスタマイズしながら生活を楽しんでいます。

アパートキタノの居住者がDIYする様子。住人同士の交流も生まれている。アパートキタノの居住者がDIYする様子。住人同士の交流も生まれている。

HandiHouse projectと現場を共にした方の多くは、ものづくりの楽しさに目覚め、自らの手で作り変えながら暮らしを楽しんでいます。家に愛着を持ちながら、「家が趣味です」と言える方をもっと増やしたい。つくることを楽しいと感じる体験を通して、住まいへのリテラシーを育て、昨今の効率重視、価格重視の住宅市場や家への考え方を変えることを目指して活動しています。
この思いに共感していただける物件オーナーの方、不動産会社の方、空き家活用のご相談も随時受け付けております。
HandiHouse project お問い合わせ: https://handihouse.jp/contact/

 

  • HandiHouse projectについて

 

建築士を始めとする、設計・施工のプロ集団。「妄想から打ち上げまで」というビジョンを掲げ、住まい手主体の、住まい手に寄り添った建築を行うことを目指し、2011年より活動を開始。全国300件以上の住宅や店舗の建築物に携わる。DIYワークショップの企画や運営、移動式住居・タイニーハウスの企画や設計・施工も行い、建築を中心とした暮らしを豊かにするノウハウを提案。子どもを対象とした、建築×教育「kopro」では、教育的な観点でものづくりの楽しさを伝えている。

 

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会社概要

株式会社HandiHouseproject

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URL
https://handihouse.jp/
業種
建設業
本社所在地
神奈川県横浜市鶴見区駒岡4丁目30-49 HandiLabo
電話番号
-
代表者名
坂田 裕貴
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年06月