スピーキング評価AI「CHIVOX」のグローバル利用実績が30億回を突破
~新型コロナウイルス流行期におけるCHIVOX利用状況に関するグローバルレポート~
英語スピーキング評価AI「CHIVOX(チボックス)」を展開するアイード株式会社(東京都品川区、代表取締役:宮澤瑞希)は2020年4月3日(金)、2020年2月以降のグローバルでのCHIVOXによるスピーキング評価実績が30億回を突破したことを発表致します。
世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、世界中でオンライン学習サービスへの期待が高まっています。弊社が提供するスピーキング評価AI「CHIVOX」は、オンライン英語学習サービスの内部に組み込まれる形で利用されるサービスですが、新型コロナウイルスの流行前と比較して利用実績が伸びています。2020年3月以降、日本では新型コロナウイルス流行前/後の平均利用実績よりも約2倍に伸びており、中国においても約2.2倍に伸びています。グローバルでは直近2か月間で合計30億回以上のスピーキング評価が行われました。
この度弊社では急激な利用実績の伸びを受け、グローバルでのCHIVOX活用事例を独自調査いたしましたので、その結果を発表致します。CHIVOXを活用することで授業や予習復習における「評価→診断→改善点のフィードバック」などのスピーキング学習プロセスを自動化が可能です。これによって教師/講師の業務効率改善、また、学習者毎に蓄積される膨大な学習データによって、レッスン効果の可視化やレッスン品質のモニタリングといった定量分析をエビデンスベースドで行うことが可能になります。グローバルユースケースではこれら特徴を上手く活用されているものが多数見受けられました。
■CHIVOXの活用事例ランキング
【第1位:スピーキング学習(宿題/トレーニング)】
最も多かった活用パターンは、宿題やトレーニング向けのスピーキング学習サービスです。スピーキング学習(宿題/トレーニング)は新型コロナウイルスの流行以降顕著に利用実績が伸びており、学生のオンライン学習時間が大幅に上昇しています。中国の教育現場は日本と同じく休校が続いていますが、学びは止まらず平常時と変わらない授業が行われています。2020年前半には中・高校入試対対策摸試(英語)が複数回行われる予定です(CBT形式のスピーキング/リスニングテスト)。休校期間中のため、生徒は自宅で試験準備を進めていく必要があります。
【第2位:スピーキング学習(オンライン授業)】
第2位はオンライン授業向けスピーキング学習サービスです。新型コロナウイルスの大流行で教育現場は混乱していますが、休校中の子供たちの学び継続のためEdTech企業による自社サービスの無償提供がグローバルで拡大しています。CHIVOXはグローバルで1,000社以上のEdTech企業にサービス提供を行っておりますが、学校での授業と同等な学習環境の実現をサポートしております。数百万人規模の授業にも対応可能であり、生徒はスピーキング評価を授業中であっても即時に受け取ることができると同時に、教師は学習成績データを活用した授業展開を行っています。
【第3位:スピーキングテスト/アセスメント】
第3位はスピーキングテスト(アセスメント)での活用です。中国の教育研究機関の調査によると、親は子供の「英語トレーニングコース修了後、どれだけスムーズにコミュニケーションを行えるようになるか」という部分を気にしています。このような背景から、パーソナライズされたカリキュラムと効率的な学習改善指導の実現を目的としたスピーキングテストやアセスメントが求められています。将来的には、子供一人一人に専門的なスピーキング診断レポートを発行することが、オンラインの少人数クラスでは顧客獲得のための新たなトレンドになるかもしれません。
教師にとってスピーキング評価AIは、コンサル型のスピーキング評価を行う授業に最適なツールです。スピーキング評価AI「CHIVOX」の評価は多次元且つ繊細です。例えば「文章評価カーネル」は各単語の合計スコア、流暢さ、完全性、正確さ、発音スコアなどの多次元スコアをフィードバックできます。また、ストレスの有無や一時停止の検出、文末の抑揚までもカバーします。教育機関はCHIVOXによって専門的で詳細な個別診断レポートを発行できるようになり、また、学習成績が個別可視化されるために親は子供の学習状況を定量的にいつでも確認することができます。これらデータに基づいたパーソナライズされたカウンセリングがすぐにでも行えるため、教師は浮いたカウンセリングに向けた準備時間を他の業務に充てることで業務効率化を図っています。
【第4位:スピーキング学習(AIによるインタラクティブレッスン)】
2019年、AIによるインタラクティブレッスンは幼児向け英語学習市場の主流なサービス形態になりました。自習/相互学習/オンラインサービスの特徴が融合し、目標達成に向けた効率的な学習プロセスを実現します。サービスはゲーミフィケーション要素が強いものが多く、学習を進めることでゲームが進行し、自分が育てるキャラクターを成長させていきます。
2020年2月28日、CITIC Securitiesは「K12向けオンライン教育業界特別レポート」をリリースしました。レポートでは、オンライン教育サービスの普及率が2019年の15.7%から、2023年には約40%に達すると予想されています。新型コロナウイルスの流行により、業界自体が速いスピードで大きく成長し、オンライン教育市場に新たなチャンスがもたらされています。日本においても学校休校が長期化するなかで、オンライン教育サービスに対する認知度や有用性が理解され、教育現場の課題を解決する形で広く普及していくことが期待されます。
■CHIVOXとは
「CHIVOX」はAIが学習者のスピーキングを「発音」「流暢さ」「内容」「文法」等の項目で診断し改善点フィードバックを行う機能を、導入企業様が自社の英語学習サービスに自由に搭載できるサービスです。CHIVOXは中国の英語教育サービス市場の約60%を占有しており、上海市や江蘇省等の自治体が行う大学入試および高校入試においては英語スピーキングテストの自動採点システムとしても利用されています。グローバルでは1,000社以上のプロダクトに導入、132の国と地域で利用され、毎月6億回以上のスピーキング評価が行われています。CHIVOXは評価対象別(ワード/センテンス/パラグラフ/オープンクエスチョン、等)、且つ、レベル別(幼児レベル/普通レベル/ネイティブレベル)にスピーキング評価AIエンジンをご用意しております。
■アイード株式会社について
スピーキング評価AI「CHIVOX」をPaaS(Platform as a Service)として展開するEdTechベンチャー。CHIVOXはAIが学習者のスピーキングを「発音」「流暢さ」「内容」「文法」等の項目で診断し、学習者の改善点フィードバックを行えるAPI(Application Programming Interface)サービスです。CHIVOXは中国の英語教育サービス市場の約60%を占有しており、上海市や江蘇省等の自治体が行う大学入試および高校入試においては英語スピーキングテストの自動採点システムとしても利用されています。グローバルでは1,000社以上のプロダクトに導入され、1憶3,000万人を超える英語学習者にサービス提供が行われており、毎月6億回以上のスピーキング評価を行っています。アイードは「デジタルテクノロジーの利活用を通じて教育領域が抱える課題解決を目指す」をコーポレートビジョンに掲げ、幼児向けサービスから法人向け英語学習教材まで幅広く英語教育業界にテクノロジーソリューションを提供してまいります。http://aied.jp
【アイード概要】
会社名:アイード株式会社
代表者:代表取締役社長 宮澤 瑞希
本社所在地:東京都品川区大崎3-5-2 エステージ大崎ビル6F
資本金:1,000万円(資本準備金を含む)
事業内容:多次元音声評価AI「CHIVOX」を活用したビジネスデベロップメント
【本件に関するお問い合わせ先】
アイード株式会社 担当:窪田
Email:info@aied.jp
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