書籍『GX産業革命』湯川 英明著 6月30日 発刊
予約開始時から注目を集め、Amazon新着ランキング6部門で1位を獲得しました(2025年6月20日~6月24日調べ)
株式会社CO2資源化研究所(本社:東京都港区、代表取締役CEO/CSO:湯川英明)は、代表の湯川英明による書籍『GX産業革命』が、2025年6月30日に発刊されることをお知らせいたします。
地球規模での気候変動問題と経済成長の両立が喫緊の課題となる中、「GX(グリーントランスフォーメーション)」は、単なる環境対策に留まらず、新たな産業構造の構築と競争力強化の機会として、その重要性が高まっています。
本書では、CO₂を「資源」として捉え、高付加価値製品へと転換する「CO₂の資源化」に焦点を当て、最先端の技術動向とその具体的な戦略と展望を記しております。
湯川が研究開発に取り組んできた「UCDI®水素菌」は、様々な製品を創生する画期的な微生物です。二酸化炭素CO₂と水素H₂から、ヒト向けタンパク、飼料、化学品、燃料の原料となる物質を高効率で創ります。
その驚くべき能力でもたらす経済・社会変革、そして目指す未来像まで、余すことなく解説しています。

目次
はじめに
序章:CO₂は本当に敵なのか?
第1章:日本が抱える経済安保の二大危機‐
第2章:UCDIⓇ水素菌の力〜CO₂を味方に変える技術
第3章:食料不足を救う〜CO2を利用した新たな食料の展望
第4章:燃料不足を救う〜CO2を利用した次世代燃料の展望
第5章:脱石油時代の新素材戦略〜CO2から作る新素材
第6章:日本が世界のゲームチェンジャーになるために
第7章:新しい技術がなかなか受け入れられない日本の現状と課題
第8章:これから研究者を目指すあなたへ
おわりに
【著者紹介】
湯川 英明(ゆかわ・ひであき)
株式会社CO2資源化研究所 代表取締役 CEO/CSO 農学博士。
1971年、東京大学農学部農芸化学科を卒業後、三菱油化株式会社(現・三菱化学株式会社)中央研究所生物化学研究室に所属し、バイオテクノロジー分野での研究に従事。1993年には、地球環境産業技術研究機構(RITE)のバイオ研究機能の立ち上げにリーダーとして参画し、後にRITE専任となり理事に就任。2011年Green Earth Institute 株式会社を設立。2015年には株式会社CO2資源化研究所を設立し、代表取締役CEO/CSOに就任。
受賞歴
1991年 有馬啓記念、バイオインダストリー協会賞
1992年 化学・バイオつくば賞
1997年 日本農芸化学会 農芸化学技術賞
2008年 第18回日経地球環境技術賞大賞
2011年 米国工業微生物学会(The Society for Industrial Microbiology)Fellowship Award
※本アワードは応用微生物分野の業績に対し与えられ日本人としては初の受賞であり、2015年は大村智氏が受賞
2022年 EY 新日本有限責任監査法人 EY Innovative Startup 2022
経済団体における役職
2012年~2014年 公益社団法人経済同友会 科学技術・イノベーション委員会 副委員長
2015年~2016年 公益社団法人経済同友会 イノベーション・エコシステム委員会 副委員長
2023年~現在 公益社団法人経済同友会の先端科学技術戦略検討委員会委員長(バイオ分野)
【書籍情報】『GX産業革命』
著者名:湯川英明
出版社:フローラル出版
発売日:2025年6月30日
単行本 : 208ページ
ISBN-10 : 491001764X
ISBN-13 : 978-4910017648
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/491001764X
当社は2015年の設立以来、「革新的なバイオ技術を駆使して水素をエネルギー源にCO₂の資源化を実現し食糧問題と地球温暖化対策に貢献する」をミッションに掲げ、独自の「UCDI®水素菌」を核にCO₂を資源化する研究とその事業化に向けた取り組みを、多くの共同研究先企業とともに着実に進展させてきました。
本技術の実用化に向け、今後も技術革新を重ね、カーボンリサイクル社会の実現に向けた取り組みを強化して参ります。
株式会社 CO2 資源化研究所/Utilization of Carbon Dioxide Institute Co., Ltd.
<会社概要>
本社/研究所 東京都港区台場2丁目3-1 トレードピアお台場14階
代表者 代表取締役・CEO/CSO 湯川 英明
設 立 2015年8月
資本金 2億4,700万円
<事業分野>
当社は、CO₂を栄養源として、24時間で1個体が1,600万個(1グラムが24時間で16トン)に増殖する「UCDI®水素菌」を核に革新的なバイオ技術を高度に利用し、研究開発・事業化を進めています。
Biofeeds(飼料用動物性たんぱく素材)、ヒト用プロテイン、バイオ燃料・SAF、各種化学品の4事業分野において、食糧問題解決と脱石油社会の実現に貢献して参ります。

※「UCDI」はUtilization of Carbon Dioxide Institute Co., Ltd. の英文社名略称であり、
登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
広報担当: 坂本・別府
Email : info@co2.co.jp
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