会員制マンスリー文芸マガジン『Web新小説』5月号（創刊4号）大佛賞受賞黒川創が「少年時代の旅」を振り返る大型連載開始

気鋭の詩人・三角みづ紀の連載詩、桑原茂夫の「鬼ものがたり」ほか、最新コンテンツも充実

　株式会社春陽堂書店(東京都中央区銀座3-10-９）は、会員制文芸マガジン『Web新小説』を2月1日に開設しました。創刊４号となる５月号では、昨年『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞した作家・黒川創さんが少年時代を振り返る回想記「旅する少年」の連載を開始しました。また、気鋭の詩人・三角みづ紀さんの連載詩、桑原茂夫さんの妖異譚「鬼ものがたり」と、注目の新連載もスタート。町田康さんほかの豪華執筆陣の最新コンテンツと併せて、ウェブマガジンならではの自由で新しい読書体験を提案します。　

■連載・第1回は40枚16000文字を一挙公開！黒川創渾身の回想記、全12回の大型連載スタート

『Web新小説』2020年5月号「旅する少年」パソコントップ画面

「いま自分が立つ世界が、どこまで、どんなふうに続いているか。見知らぬ町や村で、どんな人たちが、何をして働き、食べ、暮らしているのか？　自分で出向いて、この「世界」の輪郭を確認したかった。」（「旅する少年」より）
　現在の創作活動の原点ともいえる、少年時代の旅を振り返る回想記。自ら撮影した当時の写真とともに、鉄道の思い出や忘れえぬ人々との出会いを描く。少年の目からみた1970年代の風景を「記憶」と「資料」からよみがえらせる、新しい文学の形を模索する新連載のスタートです。どうぞ、ご注目ください。
 

黒川創さん（提供 新潮社）

◎5月号掲載コンテンツ
三角みづ紀さん：連載詩「週末のアルペジオ」
町田康さん：エッセイ「寺子屋山頭火」
岡本行夫さん：フォト小説「スーパーフィッシュと老ダイバー」
黛まどかさん：エッセイ「俳句で味わう、日本の暮らし」
黒川創さん：回想記「旅する少年」
桑原茂夫さん：妖異譚「鬼ものがたり」
増田伸也さん：アート＆エッセイ「伝統と破壊の哲学」
菊池道人さん：もしもの日本史・創作シリーズ「光秀と藤孝」
岡崎武志さん：文芸放談「オカタケ走る！　第２回ゲスト奥泉光さん」
下平咲さん：新人デビュー小説「愛のレシピ：23歳」
大澤麻衣さん：英国レポート「アーツ＆クラフツ、娘の仕事メイ・モリスという才能」

■『Web新小説』概要
URL https://shinshosetsu.com 
【媒体名】会員制マンスリー文芸マガジン『Web新小説』
【特徴】登録をすると、毎月配信の最新コンテンツとバックナンバーが読み放題／作家と交流でき、新しいカルチャーに触れる会員優待のイベントに参加できる／パソコン、スマートフォン・タブレットで楽々読めるタテ書き表現を一部採用
【購読料】毎月1000円（税別）※クレジットカード自動引き落とし
【配信】5月号配信　 2020年5月1日　※毎月1日にコンテンツ更新