三浦小太郎氏による『復刻版 初等科国史』出版記念講演会「GHQに廃止されたわが国最後の國史教科書 戦勝国は日本人の記憶から何を奪おうとしたのか」が開催されました
令和元年10月25日(金)に文京シビックセンター(東京都文京区)で開催。主催は「英霊の名誉を守り顕彰する会」。
戦後すぐにGHQにより廃止・回収・処分され、歴史から消された国民学校の教科書、『復刻版 初等科国史』(ハート出版刊)の出版記念講演会が開催された。講師は本書の解説を執筆した三浦小太郎氏。
10月4日に発売され、2週間でたちまち3刷となった『復刻版 初等科国史』の出版記念講演会が、25日、文京シビックセンターで開催されました。
講師は、本書の解説「封じられた歴史書がよみがえるとき」を執筆した三浦小太郎氏。
この講演で三浦氏は、『初等科国史』について、「戦時中に書かれた教科書であるが、鬼畜米英などと敵国を罵るような言葉は使われておらず、大東亜戦争に至る経緯の説明も、日本の立場に立って述べているが、極めて抑制された表現。あの戦争を民主主義対ファシズムの戦いと宣伝してきた連合軍よりは、圧倒的に中立的で公正な記述」と説明。
また、「南朝の人たちが、戦いに敗れていくシーン、敗れたけれども最期まで賊将と戦ったことを非常に美しく描いている。戦争の最中に、敗北したけれどこんな美しい人たちがいた、という話を教科書の中心に載せる国はそんなにないんじゃないか。これはある種の大和心。この本は戦意高揚にはならない」と解説していました。
三浦小太郎(みうら こたろう)
1960年東京生まれ。人権活動家、評論家。1990年代から北朝鮮の人権問題や脱北者の支援活動に参加。現在はチベット、ウイグル、南モンゴルなどの問題にかかわりアジア自由連帯協議会事務局長を務める。
保守派の論客として「諸君!」「正論」「別冊宝島」「月刊日本」「表現者」などに寄稿。
映像世界にも造詣が深く、2014年より特定非営利活動法人江東映画振興事業団の副理事長・専務理事を務める。
著書に『なぜ秀吉はバテレンを追放したのか』(ハート出版)、『渡辺京二』(言視舎)、『嘘の人権 偽の平和』(高木書房)、『通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか』(共編著・勉誠出版)『西部邁 日本人への警告』(共著・イーストプレス)などがある。
主催 英霊の名誉を守り顕彰する会
【初等科国史・目次】
勅
御歴代表
第一 神国
第二 大和の国原
第三 奈良の都
第四 京都と地方
第五 鎌倉武士
第六 吉野山
第七 八重の潮路
第八 御代のしずめ
第九 江戸と長崎
第十 御恵みのもと
第十一 うつりゆく世
第十二 のびゆく日本
第十三 東亜のまもり
第十四 世界のうごき
第十五 昭和の大御代
年表
用語説明
解説 三浦小太郎
【書籍情報】
書名:[復刻版]初等科国史
著者:文部省
解説:三浦小太郎
推薦:矢作直樹
仕様:A5並製・280ページ
ISBN:978-4802400848
発売:2019.10.04
本体:1800円(税別)
発行:ハート出版
商品URL:http://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0084-8.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像