ピカリング インターフェース、業界最高帯域幅の汎用PXIマトリクスを発表
最大70MHzの帯域幅と高いスイッチング容量を提供
電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、業界最高帯域幅の汎用PXIマトリクスを発表しました。新しいマトリクス・モジュールは16x8、2極または高密度32x8、2極のスイッチング構成が用意されており、選択したパスに応じた35MHz~70MHzの帯域幅と、電圧定在波比(VSWR)が1.5以下、1~85MHzを提供します。
新モジュールは2スロットのPXI(「40-588」モデル)またはPXIe(「42-588」モデル)モジュール(https://pickeringtest.com/product/40-588-222-pxi-32x8-hd-matrix-module-2pole-2a)で、220VDC/250VACで最大2Aのホット/コールド・スイッチングが可能な通信グレードの電気機械式リレーを採用しています。各信号には、ケーブル・アクセサリとのインターフェースのためにフロント・パネル・コネクタ上にアナログ・グラウンド接続を備えています。シンプルなマトリクス拡張は32x8バージョンの2グループのフロント・パネルY軸接続により可能になりました。
ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャのスティーブン・エドワーズは「『40/42-588』モジュールの高い帯域幅により、高周波数のテスト信号との互換性を実現しました。綿密なマトリクス設計と絶縁スイッチングにより、優れたRF性能を維持しながら高いスイッチング容量を確保できます。また、新モジュールは他のベンダーの従来のVXIスイッチング製品と電気的に互換で、代替が可能です。この互換性はピカリングのVXIからPXIへの代替プログラムの一環です」と述べました。
高容量、高帯域幅の新しい「40/42-588」スイッチング・マトリクス・モジュールは要求の厳しい車載/防衛アプリケーションの従来のシステムのアップグレードや、新しい自動試験装置(ATE)の設計に最適です。新モジュールはピカリングのeBIRST(TM)診断テスト・ツールによりサポートされています。「40/42-588」モジュールはピカリングの他の全製品と同様に3年保証で提供され、スペアのリレーが用意されていることから、お客様は適切なトレーニングにより現場での修理が可能になり、システムのダウンタイムを最小限に抑えられます。「40/42-588」ファミリをサポートする広範な相互接続アクセサリも提供されます。
ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。
ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、http://www.pickeringtest.com/をご覧ください。
日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。
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