DTSがIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの試写室に日本で初めてDTS: Xを導入
DTS:Xの技術により、日本映画に臨場感あふれるイマーシブオーディオでの音響制作の機会と劇場での鑑賞の機会を増やします。
Xperi Holding Corporation (NASDAQ: XPER)の完全子会社であるDTS Japan (以下、DTS) は本日、日本最大級のポストプロダクション施設であるIMAGICAエンタテインメントメディアサービス(以下、IMAGICA EMS)の試写室に日本初となるDTS:X対応のシステムを導入したことを発表しました。
DTSは、東京都品川区東五反田にあるIMAGICA EMS映像センターの第2試写室に、DTS:Xのサウンドシステムを導入致しました。この試写室は、日本で初めてDTS:X音声の再生とクオリティーコントロールが可能となる試写室です。この対応により、映画制作者はDTS:Xオーディオフォーマットでリリースされる邦画コンテンツを国内で制作することができるようになり、将来的にはIAB (Immersive Audio Bitstream)フォーマットでの再生も可能となります。映画制作会社が日本国内でDCP(Digital Cinema Package)のDTS:Xバージョンを制作し、クオリティーチェックを可能にすることで、DTS:Xによるサウンドトラック制作とDTS:Xに対応する劇場の拡大を促進いたします。
Xperi社のチーフ・コンテンツ・オフィサーであるビル・ネイバーズは、「日本の映画制作者はDTS:Xイマーシブ・サウンドのDCPを制作し、テスト試写や試写会を行える施設にアクセスできるようになりました。このIMAGICA EMSとの協業により、日本の映画製作者がDTS:Xイマーシブ・オーディオを利用して音の世界を広げていって頂けたらと思います。」と述べています。
IMAGICAエンタテインメントメディアサービス社の執行役員である青田匡史氏は、「映画制作者はDTS:Xオーディオ技術の活用により、新たな音響体験を創りあげ、より魅力的な映像体験を観客にお届けできる可能性が広がります。海外で公開されている多くの作品で採用されるDTS:X技術を、日本国内でいち早く制作できる環境を整備し、その魅力を日本の多くの映画制作者にご紹介することで、これからも素晴らしい映像作品を生み出すお手伝いが出来ればと思います。」と述べています。
IMAGICA EMS東京映像センターに導入したシステムは次のとおりです。
DTS:Xと5.1/ 7.1サラウンドに対応したGDC SX-4000 Standalone Integrated Media Block をシネマサーバに搭載。リアルタイムデコード機能がついてDTS:Xイマーシブサウンドを再生します。
DTS:Xシネマサウンドをご紹介しデモを体験して頂くため、映画プロダクション、サウンドプロダクション、サウンドクリエイターの方々向けに、今後随時デモスクリーニングや説明会を開催する予定です。デモに関するお問い合わせは、DTS Japan オフィス( dtsjapansupport@xperi.com) まで
DTSについて
1993 年設立以来、DTS は世界中の音をより良くしようと力を注いできました。 DTS は、モバイル デバイス、ホーム シアター システム、映画などの最先端のオーディオ ソリューションを通じて、どんな場所でもより高品質かつ、イマーシブで魅力的なオーディオ体験をリスナーにご提供します。 現在DTS は、イメージングおよびセンシング技術にも力を入れています。 詳細については、www.dts.com をご覧ください。
Xperi Holding Corporationについて
Xperiは、驚きの体験につながる技術を考案・開発し、提供しています。Xperiがそのブランド(DTS、HD Radio、IMAX Enhanced、Invensas、TiVo)と、自ら設立したスタートアップのPerceiveを通し届けるそのテクノロジーは、エンターテインメントをより楽しく、スマートデバイスをよりスマートに変化させます。Xperiのテクノロジーは、世界中の数十億の消費者向けデバイス、メディアプラットフォーム、そして半導体に導入されており、パートナー、顧客、消費者に多大な価値を提供しています。
IMAGICAエンタテインメントメディアサービスについて
株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは映像制作とコンテンツ流通をセキュアかつシームレスにつなぐ「End to End(E2E)」の映像技術サービスを提供しています。
映画・ドラマ・アニメ等をはじめとした映像制作サービス、配給・配信・パッケージ・ローカライズ等のコンテンツ流通サービス、そして、映像資産を未来へつなぐ映像修復・アーカイブサービスに至るまで、トップクリエイターと技術者が、想像力と積み重ねた経験・技術を結集し、質の高い映像作品を生み出すお手伝いをしています。https://www.imagica-ems.co.jp/
- Xperi、DTS、IMAX Enhanced、Invensas、HD Radio、Perceive、TiVoおよびそれぞれのロゴは、Xperi Holding Corporation関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。その他全ての会社名、ブランド名、製品名についても、各社の商標または登録商標である場合があります。
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