SHUREからAXT DIGITAL - ADX5D ポータブル受信機が登場
ライブサウンドを代表するクオリティーとパフォーマンスが、いよいよ放送/映画制作市場にも
ADX5Dは、AXT Digitalのクオリティーとパフォーマンスを放送/映画制作市場にもたらす、デュアルチャンネルのスロットイン型ポータブル 受信機です。 2020年8月に発表されたAD3 プラグオンワイヤレス送信機 <https://www.shure.com/ja-JP/products/wireless-systems/axt_digital/ad3>と共に、AXT Digitalエコシステムをパワフルに補完する存在です。
ADX5Dは、AXT Digitalの優位性をポータブルのオプションとしてご提供するという、シンプルな発想から生まれました。日々進化する制作プロダクションでは、現場のニーズに対応するワイヤレス機器の需要が高まっています。私たちは、ライブサウンドの枠を超えたAXT Digitalの革新こそが、今求められているものだと認識しています。今日、高品質のロケーションサウンドは必須であり、ADX5Dは、スポーツ/イベント放送やニュース中継(ENG)、映画やドラマ撮影やロケーション収録(EFP)などの、ワイヤレスポータブルソリューションを必要とする現場で優れた力を発揮します。
「ADX5Dポータブル受信機は、フィールドでの放送や収録を担うプロフェッショナルオーディオエンジニア向けに、AXT Digitalの革新的なワイヤレステクノロジーをポータブルという形で設計したものです」と、Shure本社、シニア・ワイヤレス・カテゴリー・ディレクターのNick Wood(ニック・ウッド)は述べています。「新たにAXT Digitalファミリーに追加されたADX5Dは、実際の現場における過酷な使用環境に耐えるのみならず、Shure 96年の歴史で築きあげられた信頼と実績に恥じることのないよう、丁寧に時間を費やし、発売に至りました。」
屋外での天気予報放送やテレビ映画収録、そしてスポーツイベント中継にいたるまで、放送/映画制作の音響プロフェッショナルは、世界中のライブサウンドで選ばれてきた業界最高水準のオーディオクオリティーとパフォーマンスを手にすることができるようになります。堅牢なRF性能、トゥルー・デジタル・ダイバーシティー方式、そして他を制するオーディオテクノロジー。これらすべてが、ADX5D デュアルチャンネル・ポータブル受信機に備えられています。
主な製品特長
[オーディオクオリティーとRF性能]
世界中の大きなライブステージで選ばれているAXT Digitalは、最高レベルのRF安定性を必要とするプロフェッショナルな現場向けに設計されており、最も過酷なワイヤレスニーズにお応えします。ドロップアウトの原因ともなる信号クオリティーの低下やマルチパス干渉の可能性を大幅に軽減するトゥルー・デジタル・ダイバーシティー方式、20Hz~20kHzの周波数特性、AES-256 暗号化対応、2msのレイテンシー* 、最大166MHzの広い周波数帯域**など、あらゆる環境で確実なワイヤレス運用を実現します。
* マイクロホンのトランスデューサーからアナログ出力まで
** 地域により異なる
[ポータブルの機動力]
ADX5Dは、ポータブル型でありながらAXT Digitalのクオリティーとパフォーマンスを備えています。プロ仕様の放送用カメラのオーディオ入力に直接接続可能で、無駄のない作業効率性を実現します。また、オーディオバッグにディスクリート電源やオーディオルーティング、RF分配器などを入れていることが多い映画やテレビのサウンドミキサーにとっても、高い利便性と柔軟性をもたらします。
[リモートコントロールとアクセシビリティー]
ADX5Dは、AXT DigitalとしてShureソフトウェアに対応します。これは、放送/映画制作のクルーにとって大きなメリットといえるでしょう。多くの場合、制作現場は、出演者もカメラマンも限られた人数で対応しており、リアルタイムでコントロールできる使いやすいワイヤレスオーディオソリューションを必要としています。ADX5Dは、AXT Digitalの特長といえるShowLink®を搭載し、すべての送信機パラメーターのリアルタイム制御、電波干渉の検出および回避を可能にします。あらゆる環境において、ShowLinkはリンクされた送信機を直接リモートコントロールし、バックアップ周波数への切り替えをスムースに行います。Wireless Workbench® に対応し、より効率的な制御と設定、最適なスペクトル管理、きめ細やかな周波数調整をサポートします。
[AXT Digital エコシステムの完成]
Shureのハードウェアおよびソフトウェアソリューションで構成されるAXT Digital エコシステムにぴったりとはまるパズルピースが、ADX5Dです。収録環境や制作サイドの要求にかかわらず、今日の放送/映画制作市場の音響プロフェッショナルは、安定したRF、卓越したオーディオ品質、およびワイヤレスシステムのスケーラビリティーを求めています。ADX5Dは、AXT600 スペクトラムマネージャーやWireless Workbench、ADX1M マイクロボディーパックを含むすべてのAXT Digital送信機など、広範な製品ポートフォリオを無理なく補完します。
「ADX5D ポータブル受信機は、システムを組んでも単体でも自由自在に使うことができる素晴らしいツールです」と、全米で大ヒットし日本にも順次上陸中の海外テレビドラマシリーズ『Chicago P.D.(シカゴ P.D.)』を担当するプロダクションサウンドミキサー、Jon Ailetcher(ジョン・アイレッチャー)はコメントしています。「このテレビドラマの収録にはとてもスピード感が求められます。ADX5Dなら音声収録用カートからバッグへの入れ替えも簡単で、ロケでもスタジオ収録でもワークフローを損なうことはありません。」
ADX5Dデュアルチャンネル・ワイヤレスポータブル受信機は、今夏より発売開始予定です。
[関連リンク]
ADX5D製品ウェブページ
https://www.shure.com/ja-JP/products/wireless-systems/axt_digital/adx5d
製品写真コレクション
https://dal.shure.com/c/s1ddu3o9
Shureについて
Shure( www.shure.com )は、およそ1世紀に渡って人々が驚くほど冴えわたるサウンドを世界に送り出してきました。1925年に 設立され、その品質、性能、耐久性で知られているオーディオ機器の世界的リーディングカンパニーです。マイクロホン、ワイヤ レスマイクシステム、インイヤーモニター、イヤホン/ヘッドホン、会議システムなど様々な音響機器をユーザーに届けていま す。クリティカルリスニングで、ここ一番の大事なステージで、スタジオで、そしてミーティングルームでも、いつでもShureが あなたを強力にバックアップします。
Shure Incorporatedは、米国イリノイ州ナイルズ(Niles)に本社を置き、米国、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジアに30以上の 製造施設と販売拠点を有しています。
※シュア・ジャパン株式会社(Shure Japan Limited/ www.shure.com/ja-JP ) は、Shure Incorporatedの日本法人です。
※Shureは米国Shure Incorporatedの登録商標です。
※記載されている会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。
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