10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」伊東建築塾(塾⻑:伊東豊雄)によるクラスを開講
建築家の伊東豊雄、⼤⻄⿇貴・百⽥有希(o+h)、廣岡周平(PERSIMMON HILLS architects)と10代が、ともに「家」を問い直し構想する。
10 代のための新たなクリエーションの学び舎「GAKU」(2020年9⽉開校)では、伊東建築塾(塾⻑:伊東豊雄)による授業<世界のどこでも⾃分の家になるモバイルハウス「動く家」>を2021年10⽉24⽇から開講します。特別講師に伊東豊雄⽒。講師に、建築家の⼤⻄⿇貴⽒・百⽥有希⽒(o+h)、廣岡周平⽒(PERSIMMON HILLS architects)を迎え、全11回の授業を4ヶ⽉間にわたって展開します。
絵画や⾳楽のジャンルでは⼩学⽣の⼦どもたちへのスクールはごく⽇常的に⾏われていますが、建築のスクールはほとんど例がありません。しかし欧⽶では⼩学校のカリキュラムにも「建築」が組み込まれていることも珍しくありません。そうした現状に対して、伊東建築塾は「⼦ども建築塾」を開講し、2011年より⼩学校⾼学年の⼦供たちに建築やまちを学ぶ機会を提供してきました。「GAKU」と連携することにより、中⾼⽣向けのワークショップが実現し、⼩学⽣からの全ての年代における建築教育の実践が叶った形となります。建築や都市のこれからと教育のこれから。両分野の課題意識が重なる新たなクラスにぜひご注⽬いただけますと幸いです。
プログラム
そもそも「家」ってなんだろう?素材の由来や、その建築が置かれる敷地との関係はどのようなものだろう?さまざまな「問い」を⽣み出しながら、「体でいいなと思えるもの」を構想し、⼈⼯物でありながら⼩さな⽣きもののような動く家を構想していきます。⼿を動かしながら考えて、考えなら⼿を動かして、最終的には1/1模型を制作。中間発表や最終発表には、特別講師として伊東豊雄⽒も参加し、10代と対話を重ねていきます。
1:レクチャー
そもそも「家」ってなんだろう?屋根は必要?柱は?⾬⾵を防げるもの?⼈間以外のいきものにとっての家とは?家が動いたら?いろんな観点から、家について考えます。
2〜4:エスキス(スケッチや模型)
⼿を動かしながら簡単にでもアイデアを表してみること。エスキスと呼ばれるステップは、考えを形にしていくために建築家からとても⼤切にされています。今回の受講⽣もそこから体験。最初のエスキスでは、「居場所」を⼿がかりにアイデアをスケッチで表現します。2回⽬以降のエスキスでは、中間発表に向けてアイデアを⼩さな模型で表現します。
5:中間発表
⼯夫したところや⼤切にしているところなど。⼩さな模型を⼿にしながら、1⼈1⼈が講師陣の前でアイデアを発表し、フィードバックをもらいます。⾃分で創意⼯夫をしていると、他の受講⽣の発表からも学べることがたくさん。
6:⾒学会(カリモクショールーム)
カリモクによる⻄⿇布のショールーム「Karimoku Commons Tokyo」を訪れます。実際の家具に触れながら、材料としての⽊材に注⽬し、⽊材の特徴やサステナビリティに関する取り組みを学びます。
7:⾒学会(廣岡周平さんのご⾃宅)
講師・廣岡周平さんのご⾃宅を訪れます。⽜乳パックや⾖腐パックや葉っぱなど、⾝の回りのものを組み合わせて、⾃ら施⼯されてつくられています。「⽣活の中の素材を活⽤する」ことの可能性を学びます。
8〜10:1/1模型制作
グループに分かれ、実際の⼤きさ(1/1)の模型を協⼒して制作します。本当の⼤きさにすること、⾃分の⾝体で向き合ってみること。そうすることで、感じることも変わっていきます。そして、⼤きさが変われば制作の難易度もアップ。試⾏錯誤を重ねて、ときには⼤⼈の⼿を借りながら完成させます。
11:最終発表
グループごとに作り上げた1/1の模型を発表します。まだこの世界にはないかもしれないけど、あったらいいなと思える家。それが実際に形になってGAKUに⽴ち並びます。モノや⾔葉を通して伝えること。これが好き!という実感を込めて伝えること。創意⼯夫を重ねてきたこれまでの経験を活かす機会です。
プロフィール
⼠課程修了。
2008年- ⼤⻄⿇貴+百⽥有希/ o+h 共同主宰。2009-14年伊東豊雄建築設計事務所勤務。2017年-
横浜国⽴⼤学⾮常勤講師。
http://www.onishihyakuda.com/
1983年⽣まれ。2006年京都⼤学⼯学部建築学科卒業。2008年東京⼤学⼤学院⼯学系研究科建築学
専攻修⼠課程修了。2008- ⼤⻄⿇貴+百⽥有希/ o+h共同主宰。2016- 京都⼤学⾮常勤講師。
2017- 横浜国⽴⼤学⼤学院YGSA客員准教授。
http://www.onishihyakuda.com/
1985年⽣まれ。2008年関⻄⼤学⼯学部建築学科(江川研究室) 卒業。2010年横浜国⽴⼤学⼤学院Y-GSA 修了。
2011-2015年SUEP、2015-2016年⼤成建設設計部に勤務。2016年に柿⽊佑介とPERSIMMON HILLS architectsを設⽴し、「価値を重ねる」ことをテーマに設計を⾏う。設計の⼀⽅で⾃邸2軒、実家1軒を⾃ら施⼯し、つくることを通して、建築・都市・⽣活について考えている。
https://www.persimmon-hills-architects.com/
協力
カリモク家具株式会社
創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。
インフォメーション
⾳楽、建築、料理、ファッション、デザイン、アート、映像など。GAKUは10代の若者たちがクリエイションの原点に出会うことができる学びの集積地。渋⾕パルコ9階にて2020年9⽉の開校以来、様々なクリエイターと連携したクラスを展開しています。その他、インターネット配信番組「ガクジン」、10代専⽤の無料の⾃習室やそこから始まる倶楽部活動も展開中です。
名称 GAKU(ガク)
場所 渋⾕PARCO 9 階(東京都渋⾕区宇⽥川町15-1)
営業時間 平⽇:15時から21時/⼟⽇祝:10 時から21 時(変動あり)
設備 プロジェクター(40~80 インチ)、スクリーン(100 インチ)、⾳響設備(ワイヤレスマイク、
スピーカー)、配信設備(カメラ)、3 ⼈掛け机20 台、椅⼦50 脚
ディレクター ⼭縣良和(writtenafterwards デザイナー/ ここのがっこう代表)
運営 LOGS inc.(ログズ株式会社/東京都中央区⽇本橋横⼭町7-14)
公式サイト https://gaku.school/
問い合せ先 info@gaku.school
コンタクト
本件に関するお問い合わせは、下記担当者までご連絡ください。
佐藤海(サトウカイ) sato@gaku.school
テーマは、「モバイルハウス」。世界中のどこでもが⾃分の居場所になる、⼩さな動く家を構想することを通して、「家」という存在の本質や建築と敷地との関係性を考察します。受講対象者は、中学⽣から⾼校⽣とし、ひとりひとりの考えに向き合っていくことや実際に⼿を動かして1/1の模型を完成させることを⼤切にするため、定員を約10名に限定した特別授業となります。⽣徒募集は、9⽉17⽇(金)より開始。GAKU公式サイトのクラスページにて先着順での受付となります。
絵画や⾳楽のジャンルでは⼩学⽣の⼦どもたちへのスクールはごく⽇常的に⾏われていますが、建築のスクールはほとんど例がありません。しかし欧⽶では⼩学校のカリキュラムにも「建築」が組み込まれていることも珍しくありません。そうした現状に対して、伊東建築塾は「⼦ども建築塾」を開講し、2011年より⼩学校⾼学年の⼦供たちに建築やまちを学ぶ機会を提供してきました。「GAKU」と連携することにより、中⾼⽣向けのワークショップが実現し、⼩学⽣からの全ての年代における建築教育の実践が叶った形となります。建築や都市のこれからと教育のこれから。両分野の課題意識が重なる新たなクラスにぜひご注⽬いただけますと幸いです。
世界のどこでも⾃分の家になるモバイルハウス「動く家」 主宰:伊東建築塾 場所:GAKU(東京都渋⾕区宇⽥川町15-1 渋⾕PARCO 9階) 期間:2021年10⽉〜2022年2⽉の隔週⽇曜⽇(全11回) 時間:16:00〜18:00 /料⾦:90,000円(税抜)/定員:約10名 講師:⼤⻄⿇貴・百⽥有希(o+h)、廣岡周平(PERSIMMON HILLS architects) 特別講師:伊東豊雄 協賛:カリモク家具株式会社 授業詳細ページ:https://gaku.school/class |
プログラム
そもそも「家」ってなんだろう?素材の由来や、その建築が置かれる敷地との関係はどのようなものだろう?さまざまな「問い」を⽣み出しながら、「体でいいなと思えるもの」を構想し、⼈⼯物でありながら⼩さな⽣きもののような動く家を構想していきます。⼿を動かしながら考えて、考えなら⼿を動かして、最終的には1/1模型を制作。中間発表や最終発表には、特別講師として伊東豊雄⽒も参加し、10代と対話を重ねていきます。
1:レクチャー
そもそも「家」ってなんだろう?屋根は必要?柱は?⾬⾵を防げるもの?⼈間以外のいきものにとっての家とは?家が動いたら?いろんな観点から、家について考えます。
2〜4:エスキス(スケッチや模型)
⼿を動かしながら簡単にでもアイデアを表してみること。エスキスと呼ばれるステップは、考えを形にしていくために建築家からとても⼤切にされています。今回の受講⽣もそこから体験。最初のエスキスでは、「居場所」を⼿がかりにアイデアをスケッチで表現します。2回⽬以降のエスキスでは、中間発表に向けてアイデアを⼩さな模型で表現します。
5:中間発表
⼯夫したところや⼤切にしているところなど。⼩さな模型を⼿にしながら、1⼈1⼈が講師陣の前でアイデアを発表し、フィードバックをもらいます。⾃分で創意⼯夫をしていると、他の受講⽣の発表からも学べることがたくさん。
6:⾒学会(カリモクショールーム)
カリモクによる⻄⿇布のショールーム「Karimoku Commons Tokyo」を訪れます。実際の家具に触れながら、材料としての⽊材に注⽬し、⽊材の特徴やサステナビリティに関する取り組みを学びます。
7:⾒学会(廣岡周平さんのご⾃宅)
講師・廣岡周平さんのご⾃宅を訪れます。⽜乳パックや⾖腐パックや葉っぱなど、⾝の回りのものを組み合わせて、⾃ら施⼯されてつくられています。「⽣活の中の素材を活⽤する」ことの可能性を学びます。
8〜10:1/1模型制作
グループに分かれ、実際の⼤きさ(1/1)の模型を協⼒して制作します。本当の⼤きさにすること、⾃分の⾝体で向き合ってみること。そうすることで、感じることも変わっていきます。そして、⼤きさが変われば制作の難易度もアップ。試⾏錯誤を重ねて、ときには⼤⼈の⼿を借りながら完成させます。
11:最終発表
グループごとに作り上げた1/1の模型を発表します。まだこの世界にはないかもしれないけど、あったらいいなと思える家。それが実際に形になってGAKUに⽴ち並びます。モノや⾔葉を通して伝えること。これが好き!という実感を込めて伝えること。創意⼯夫を重ねてきたこれまでの経験を活かす機会です。
プロフィール
伊東建築塾
建築家・伊東豊雄が塾⻑を務める、これからの建築を考えるための新しい建築教育の場として2011年より活動を開始しました。恵⽐寿にある伊東建築塾のスタジオでは、⼩学校⾼学年の児童を対象に、⼀年を通して建築やまちについて学ぶ「⼦ども建築塾」を開講しています。中⾼⽣を対象にしたワークショップでは、発想⼒を伸ばすとともに、地域や環境など社会性のあるテーマに取り組んでいます。
http://itojuku.or.jp/
(写真:藤塚光政)
伊東豊雄
1941年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。主な作品に「せんだいメディアテーク」(宮城)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜)、「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。
百⽥有希
1982年⽣まれ。2006年京都⼤学⼯学部建築学科卒業。2008 同⼤学⼤学院⼯学研究科建築学専攻修⼠課程修了。
2008年- ⼤⻄⿇貴+百⽥有希/ o+h 共同主宰。2009-14年伊東豊雄建築設計事務所勤務。2017年-
横浜国⽴⼤学⾮常勤講師。
http://www.onishihyakuda.com/
⼤⻄⿇貴
1983年⽣まれ。2006年京都⼤学⼯学部建築学科卒業。2008年東京⼤学⼤学院⼯学系研究科建築学
専攻修⼠課程修了。2008- ⼤⻄⿇貴+百⽥有希/ o+h共同主宰。2016- 京都⼤学⾮常勤講師。
2017- 横浜国⽴⼤学⼤学院YGSA客員准教授。
http://www.onishihyakuda.com/
廣岡周平
1985年⽣まれ。2008年関⻄⼤学⼯学部建築学科(江川研究室) 卒業。2010年横浜国⽴⼤学⼤学院Y-GSA 修了。
2011-2015年SUEP、2015-2016年⼤成建設設計部に勤務。2016年に柿⽊佑介とPERSIMMON HILLS architectsを設⽴し、「価値を重ねる」ことをテーマに設計を⾏う。設計の⼀⽅で⾃邸2軒、実家1軒を⾃ら施⼯し、つくることを通して、建築・都市・⽣活について考えている。
https://www.persimmon-hills-architects.com/
協力
カリモク家具株式会社
創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。
インフォメーション
⾳楽、建築、料理、ファッション、デザイン、アート、映像など。GAKUは10代の若者たちがクリエイションの原点に出会うことができる学びの集積地。渋⾕パルコ9階にて2020年9⽉の開校以来、様々なクリエイターと連携したクラスを展開しています。その他、インターネット配信番組「ガクジン」、10代専⽤の無料の⾃習室やそこから始まる倶楽部活動も展開中です。
名称 GAKU(ガク)
場所 渋⾕PARCO 9 階(東京都渋⾕区宇⽥川町15-1)
営業時間 平⽇:15時から21時/⼟⽇祝:10 時から21 時(変動あり)
設備 プロジェクター(40~80 インチ)、スクリーン(100 インチ)、⾳響設備(ワイヤレスマイク、
スピーカー)、配信設備(カメラ)、3 ⼈掛け机20 台、椅⼦50 脚
ディレクター ⼭縣良和(writtenafterwards デザイナー/ ここのがっこう代表)
運営 LOGS inc.(ログズ株式会社/東京都中央区⽇本橋横⼭町7-14)
公式サイト https://gaku.school/
問い合せ先 info@gaku.school
コンタクト
本件に関するお問い合わせは、下記担当者までご連絡ください。
佐藤海(サトウカイ) sato@gaku.school
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