ロイドレジスター、世界の食品業界を対象にリモートテクノロジーによるFSSC 22000第5版認証サービスを提供
食品保証における独立専門機関であるロイドレジスター(LR)のリモート審査により、4カ所の顧客製造拠点が、FSSC 22000第5版に基づく認証を取得しています。
この審査では、LRの審査員によるリモートテクノロジーを用いた審査が行われ、審査員は遠隔地にいながら、現場の専門家と協力して、FSSCスキーム附属書9に基づき要求される情報やエビデンスを収集しました。
FSSC 22000財団だけでなく、BRCGSやIFSといった食品規格オーナーも、承認された審査プロセスの全体または一部としてリモートアセスメントを行うことを認めています。この審査の成功例がはっきりと示すように、リモートテクノロジーは、困難な状況下においてもコンプライアンスの継続を確実にする上で、さまざまなメリットをもたらします。
LRのコーポレートアカウント担当ディレクターであるエンリコ・メンモ(Enrico Memmo)は次のように述べています。 「オンサイトとオフサイトの審査機能を組み合わせることで、食品会社は、現場へのアクセスの問題を抱える場合でも認証スケジュールを維持することができます。認証とは、いわば取引のためのライセンスであり、認証を取得していない製造業者は、購入者に製品を販売する際に問題に直面する可能性があります。」
「リモート方式による審査には、従来型の審査における多くの障壁を克服しやすくなるという利点があります。そうした障壁の例として、依然として大きな問題である新型コロナウイルス感染症が原因で、現場訪問による対面式審査が制限されている場合だけでなく、経済的または政治的に不安定な国で、審査員の安全上のリスクが強まっている場合が挙げられます。あるいは、より環境に優しいという理由からリモート審査が好まれるケースもあり、世界中の多くの企業が二酸化炭素排出量の削減に懸命に取り組んでいる現状にもマッチします。さらに、多くの人を1日に1つの場所に集めるために必要な準備も最小限に抑えることができ、代わりに、複数の人がオンラインで参加することが可能です。単に実施方法が異なるだけであり、これまでと同じ、よく知られた業界をリードする規格に基づいて審査を行うことに変わりはありませんし、従来の方式と変わらぬ審査結果が得られます。」
LRは、今回の認証の成功に先駆け、昨夏に世界有数のある食品メーカーから、品質、食品安全、安全衛生・環境分野の認証プロバイダーとして指名を受けています。
またLRは、食品セクターのお客様35,000社以上と協力し、オンライン学習と混合型コースによる教育・研修の提供などのサービスを展開しています。
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